「WTWオピニオン」

【第100巻の内容】

「UFO元年」
「伊藤詩織勝訴」
「郵政副社長は辞任を」
「賃金減少」
「希望の星」
「フォースと共に」
「人類の歴史が変わる」
「直進車の横暴」
「UFOをどうとらえるのか」


1601.UFO元年 19/12/18

・UFO研究家が資料3万点を大学に寄付。カナダ。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/ufo3.php
コメント:米軍がUFOの情報蒐集ガイドラインを定め、トランプがUFOの存在を認めたことから、2019年はUFO第二世代(というよりUFO元年)となりました。即ち、正体は分からないまでも、存在することを「国」が「公式」に認めたからです。日本が米国に追随するのは時間の問題でしょう。もうXファイルを秘密にする必要は亡くなったのです。但しエリア51とロズウェルの真相は別です。
私見ですが、不可解な飛び方をする光の点は情報収集のドローンであり、ミステリーサークルはそのドローンが作ったものだと思います。彼らの最大の技術力は、重力をコントロールできることです。ここで重要なことは、重力をコントロールできれば空間も曲がられるということです。反重力を作り出すには常温超電導が可能な物質がカギです。UFOに特有の現象の多くが、強力な電磁気力で説明がつくと思います。



1602.伊藤詩織勝訴 19/12/20

・伊藤詩織が民事で勝訴。
https://www.cnn.co.jp/world/35147135.html
関連記事。中傷には法的措置。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6345794
関連記事。勇気をもらった女性たち。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019121901002189.html
関連記事。海外メディアも注目。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6345728
コメント:しかも異口同音に、「安倍首相の支持者の山口記者」と述べています。欧米のジャーナリズムは安倍政権の独裁体質くらい、とっくに承知しているのです。官邸が強引に起訴を中断させたのは、司法への重大かつ恣意的な介入です。



1603.郵政副社長は辞任を 19/12/22

・郵政副社長批判。情報聞き出す方が悪い。枝野。
https://www.47news.jp/news/4344366.html
関連記事。事務トップ更迭、総務省に衝撃。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6345936
関連記事。相手は郵政のドン。立ち回りうまく。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6345950
関連記事。役所にいた時と同じように振舞っている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019122001264&g=pol
関連記事。旧郵政省のなれ合い。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201912/CK2019122102000140.html



1604.賃金減少 19/12/23

12/22のサンデーモーニングの受け売りです。ボーナスが増えていると安倍首相は誇らしげに言いました。でもその数字は大企業92社の平均です。しかも今年の1月には政府が統計数字をいじったことも暴露されています。雇用が増えていると言うが、それは非正規の雇用が340万人増えたからで、正社員が減り、非正規が増えれば総賃金は減るばかりです。その結果全体の平均では、賃金は増えるどころか2.1%の減少です。賃金が増えない、だから消費が増えないという、負の連鎖になっています。

ところで、日経の調査では、内閣の支持率は50%で横ばいだと言っています。でも日経の購読者には特徴があります。中小を含む経営者や、幹部を含むサラリーマン階層が多いことが予想されます。日本の資本主義経済を背負って立つ、或いは現に支えている人たちです。そういう人たちが、反安倍内閣だったら、その方がよほど驚きです。調査対象がそのまま読者層なら、日経の世論調査は国民の平均的な民意を反映しているとは言えないのです。読者層で見れば、(基本保守的なメディアであることを考慮しても)、まだしも読売の方が日経よりは民意に近いものがあると思います。

今年は台風の水害で列島は大きな被害を蒙りました。夏が暑いと冬は寒いのが通例。そして水害の後に雪害なら、踏んだり蹴ったりです。
関連記事。東京は世界一安全だが、世界一リスクが大きい。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019122202000126.html



1605.希望の星 19/12/24

一人のちっぽけな人間の、偏向した価値観が、1.3億人の国民の人生を左右する。特定の階層だけが得をする制度がいつの間にか形成され。権力が集中する。そこでは最大多数の最大幸福はないがしろにされる。自民党がどうしても認めようとしない、日本に現存する階級社会が、国家の品格も、民主主義の理念も、社会正義も破壊し尽くしている。(利己心と猜疑心に満ちた愚かな人間による)人災を防ぐための社会科学(政治学、経済学、哲学)は麻痺しており、まともに機能していない。こうした日本の現状を正しく認識しない限り、即ち現状の悪臭を放ち始めたぬるま湯から、一度出る決心をしない限り、日本には救いは無い。
安倍政権によるファースト・オーダーの日本に、果たしてジェダイは現れるのだろうか。しかし一抹の希望も、やはり人にある。前川喜平、望月衣塑子、伊藤詩織、一歩も引かず、しかもクールな彼らこそ、日本人2.0の代表であり、歪み切った日本をあるべき姿にするための、国民に残された僅かな希望の星なのだ。

(以下関連記事)
・いくらなんでもおかしい。前連合会長。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191220/pol/00m/010/011000c

・膨らむ防衛費、歪みを生む対米配慮。朝日社説。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14303890.html?iref=comtop_shasetsu_01

・共産小池。今年の漢字は桜。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019122300845&g=pol



1606.フォースと共に 19/12/25

上皇が86歳になられた。4月の退位宣言の時に比べても、相当お年を召された印象だ。今思えば退位されたことは正しかったと思う。心安らかな余生をお送り頂きたいと、切に願う。

スターウォーズの最新作にして、最後の作品「スカイウォーカーの夜明け」を見た。米国での前評判が芳しくないので、危惧していたが、完結編に相応しい作品に仕上がっている。2時間半の上映時間があったという間である。
とにかく映像が凄い。こんな映像は日本のチマチマした映画関係者には一生かけても無理かもしれない。空前絶後のスケールであり、そこには発想(の規模)の大きな違いがある。
この映画がまとまりを見せているのは、男勝りの主役に負うところが大きい。これ以上の適役はいないのではないか。レイのフォースは、これまでのジェダイとは桁が違う。Xウィング(戦闘機)を沼から引き上げるヨーダどころではない。上昇中の輸送船を引き戻してしまう程なのだ。しかもこのフォースの強さには理由がある。
この作品で、最も息をのむような映像は、荒れる海に落下したデス・スターの残がいの内部の映像だ。今更のようにデス・スターの巨大さが実感される。前作でも、地上に落下したスター・デストロイヤーの映像があった。レイはその残骸から部品を取り外して生計を立てていたのだ。デス・スターは宇宙空間で粉みじんになっているので、大きな残骸が落下て残っているのは本当はおかしいのだが、そんなことは細かいことなのだ。
今回はレイの出自が明かされるという重要なテーマがある。カイロ・レンの動きも気になる。キャリー・フィッシャーは前作の完成前に亡くなっているので、どうやって本編を撮影したのかは謎である。最終作品に相応しく、ベン(オビワン)・ケノービ以外の全員(ハン・ソロも)が顔を揃えている。ハリウッド映画の金字塔がまた一つ。
SFファンは必見。DVD(できれば4K)が待ち遠しい。何度も見直したいシーンが満載だからだ。
米国で、余命いくばくもないファンが、封切前の鑑賞を希望して、その望みが叶えられたという実話がある。その気持ちは良く分かる。
May the Force be with you!
関連記事。好調なスタート。
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35147260.html
関連記事。スターウォーズが見つめる善と悪。
https://toyokeizai.net/articles/-/319756
関連記事。米現代史を反映。
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/12/33.php



1607.人類の歴史が変わる 19/12/26

20世紀に入って、人類の科学技術は飛雄的に進歩した。文明は自然科学と技術だけではない(社会科学も必要)ので、文明が進歩したと言えないのは、残念である。科学技術の結晶ともいえる出来事は、言うまでもなく月面着陸である。また量子論から半導体が生まれ、コンピューターが誰の手にも入るようになった。コンピューターが、ネットワークを構成して、平均的な地球人でも、世界中からあらゆる情報を得ることが可能になった。20世紀以降は、世界の様相が、19世紀以前のものとは全く異なるものになっている。医学も画期的な進歩を遂げ、人生100年と言われるようになった。

ニュートン以後の数学と物理、そして自然科学の進歩が、人類の文明の土台になっている。科学万能を信じる科学者たちは、絶え間ない努力を続けることで、自信を深め、更なる高みを目指している。但し、それは社会科学が、自然科学と同じレべルに達し、紛争や戦争を世界から撲滅出来ての話である。

平均的な人間の目で見ると、人類の科学の進歩は、結構いい線迄行っていると思う者も多いだろう。未来はどうなるかは別にしても、少なくとも、現代の人類は、未開の蛮族とは別物の様に思われる。でも本当にそうだろうかというのが今回のテーマである。

地球の科学者たちの、科学万能論は、楽観的に過ぎはしないか。遥かに進んだ文明が地球外に存在しており、地球外知的生命体が、既に地球を観察していないと、どうして言い切れるのだろうか。

人類初の人工衛星、スプートニクが打ち上げられる2年前に、NASAが、地球の極軌道上に、地球を周回する人工物があることを撮影し、その写真を公開していることをご存じだろうか。その姿は隕石などとは似ても似つかぬ衛星の形をしている。しかもこの人工物は、NASAが撮影するはるか以前、なんと1万年前からその存在が記録されている。観察した者によれば、この「人工衛星」は時折、羽を広げて太陽からエネルギーを吸収していたという。

もう一つの証拠が、トルコのギョベクリ・テぺの巨石遺跡である。ピラミッドより5千年も古い紀元前1万年頃に作られた事が年代測定法で分っている。発見から15年以上も経つのに、未だこの巨大な遺跡は、全体の5%しか発掘されていない。その当時、人類は、洞窟に住み、狩猟で生活していた石器時代だと歴史の教科書には書かれているのだ。

但し鋭利な石を使えば、巨石にレリーフを掘るくらいは当時の人類でもできたことが、考古学者の実験で分かっている。問題は巨石をどうやって切り出し、運んだのかである。

もうひとつの謎、というより手掛かりは、ギョベクリ・テぺから、あまり離れていない地域にある、巨大地下都市の跡だ。地球がスノーボールになるような危機的な(しかも長期の)厳しい期間を、地下に避難することでやり過ごし、人類(の一部)が氷河期を乗り切るような、手配を何者かが指示したのである。天文も気性も分からない石器人に、そんなな高度な予測ができたのだろうか。

しかもその後の大洪水にも、箱舟などで、切り抜けてきたのである。我々が想像する石器時代の人間の英知で出来る事ではない。人類ではない何者かが、その卓越した知識と技術で、人類を助けなければできる事ではない。

この仮説が正しければ、我々が学んできた歴史が根本から変わることになる。人類が自ラ地球の災害を乗り越えた北のdなら、石器時代にも文明はあった、というより、それ以前に、高度な(現在より進んだ)文明があったのかもしれない。そしてなんとか災害を切り抜けた時には、高度な文明は失われており、人類は一から出直さざるを得なかったのではないだろうか。

2019年は米国政府が公式にUFOの存在を認めた年となった。メディアが大きく取り上げないことは不思議でもなんでもない。どこの国の政府だって、大騒ぎは避けたいからだ。しかし各国の、それも軍部がUFOに神経を尖らしていることは公然の秘密である。それはそうだろう。未確認の飛行物体が、自由に国境を超えて飛び回られたら、国防など、何の意味もなくなるからだ。

そしてもう一つ、来年は人類の歴史を根底から見直す年になるのではないか。20-21世紀に飛躍的に科学が発展したという自己満足に浸るよりも、先史時代に、現在より高度な文明が存在し、それが大災害でリセットされ、再度文明を立ち上げてきたものの、未だ人類の文明は、先史時代に追い付いていなのかもしれないのである。

以上の拙論は、ナショナル・ジオグラフィーやヒストリー・チャンネル(いずれもスカパー)で見た百本近い番組を元に、自分なりに、考古学の最近の研究結果を纏めてみたものである。従って個人的な、突拍子もない思い付きではないことを申し添えたい。UFO現象だけでなく、地球外知的生命体の存在を認め、そして人類の歴史(と起源)を根本から書き直す年、それが2020年なのである。



1608.直進車の横暴 19/12/27

・大津事故被告、納得ゆかぬ。映像。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6346500
コメント:私もです。いかに直維車優先とはいえ、「先入車」の方が更に優先だと、道路交通法にも明記されているではありませんか。右折車は速度を落としているはずなので、そこにどけどけと言わんばかりに、直進車がブレーキも掛けずに突っ込んできた結果が、この惨事です。不起訴は論外です。問題のドライバーは精神鑑定の必要があります。無責任な直進ドライバーの、一時的な怒りの犠牲になった園児が気の毒です。



1609.UFOをどうとらえるのか 19/12/27

「UFOをどうとらえれば良いのか」年末集中オピニオン第3弾
この機会にUFOの話題をもう少し展開しておきたい。ちなみに米国では、日本の大物政治家がUFOの存在を肯定したということが、結構大きく報じられている。その政治家とは石破茂のことである。ではなぜ石破はUFOが存在すると信じるに至ったのか。それは防衛大臣時代に、いやという程、空自のパイロットから目撃談を聞かされていたからである。石破が見て、戦闘機のパイロットが、そんなことで石破に嘘をつく理由は思いつかなかった。だからその言葉を信じるしかなかったのだ。

私は自称アマチュア科学者なので、社会人になってからは、UFOや超常現象と一定の距離を置いていた。理オズウェル事件も信じてはいなかった。無論IUFOも目撃している、超常現象も何度か経験している。でもそれら(超常現象)は、政治や経済という目の前の現実の前には、取るに足りなりものとし思えなかったのである、だいいち筋の通った説明を聞いたことがなかった。

そして昨年、深夜の超ムーの世界という番組を見て、がぜん好奇心を掻き立てられたのである。しかしこの番組は、何年か前の再放送だから、情報源としてはあてに出来ない。そこで最新版が見られるようにスカパーと契約した。それでも新作は月に2回しかない。ところがセットで契約した、ヒストリー・チャンネルや、ナショナル・ジオグラフィックは、毎日のように(但し再放送)同種の番組を流している。しかも失礼を承知で言わせて貰えば、ムーの世界は、芸人プラスアルファの人たちによる、怪談話と変わらない。結論は桑原桑原だけである。決定的に見劣りするのは、現地取材が少ないこと(海外は皆無)と、なぜ異常な現象が起きたのかという原因究明に熱意が感じられないことだ。まさに番組の冒頭でMCの島田が言うように「無責任」に話し合うだけの、満足感や納得感とは程遠い番組になってしまっている。

そして約半年を経て、自分なりにUFO現象をどう解釈すれば良いのかが、少しは分かってきたように感じている。

まずUFO「現象」は間違いなく存在する。それを否定できないのは、目撃例が余り多いからである。彼らは確かに何かを見たのである。問題はそれが何なのかである。発光現象ならいくらでもあるから、光る点が動くのを見たから、それが直ちに全部が全部UFOであるとは言えない。他の何かとの見間違いは当然あり得るからだ。最低でも談話だけでなく、写真や映像、或いは着陸痕、残留放射能や電磁波の測定値などの物的な証拠が必要である。伝聞だけでは、いかんともしがたいのである。

UFOという名前が定借する前、学生時代は空飛ぶ円盤と言っていた。米国で1940年代にケネス・アーノルドが初めて自家用機から目撃した飛行体は、半月形であったにも関わらず、米国の新聞はフライイング・ソーサー、即ち空飛ぶコーヒー皿と名付けていた。これが日本では空飛ぶ円盤と訳されたのである。

しかしその後続々と空に現れたUFOの形状は百花繚乱、千差万別であり、これらをまとめて、未確認飛行物体と呼ぶようになった。空を飛ぶ、正体不明の「怪しい」代物は、全てUFOなのである。ぬいぐるみのカラスのキョエが空を飛んでいたら、それもまたUFOと呼べるのである。

「現象」は存在する。でも問題はなぜそんな現象が起きたのかということだ。中はどうなっていて、何が乗っており、どこから来てどこへ行くのか、飛行の目的は何なのかが、UFO問題の最大の核心なのだ。

話を戻すと、エリア51の存在を含め、あれだけ頑なにUFOの存在を認めたがらなかった米国政府(と国防省)が一転、UFOの存在を認めたのは短いビデオ映像が背景にある。既に何度も放映されているので、ご覧になった方もあるだろうが、空母から飛び立った迎撃戦闘機の照準画面に、詳細が良く分からない、ぼやけた楕円形の物体が写り、それが高速で移動しているという、何とも心もとない殺風景な映像なのである。但しこの戦闘機は武装していらず、攻撃はしていない。それでも専門家が見れば、それは従来の飛行機ではないことが明確に分かるのだそうだ。そうして今回の発表に至ったのである。

地上でも、レーダーで未確認飛行物体の存在を確認している。科学的なデータが残っているのだ。UFOは超常現象ではない。ただ未確認なだけである。だからこそ、私は荒唐無稽な話は好まないのである。

従って、アブダクション(誘拐)や、ファンファンと呼べばUFOがやってくるおじさんの話にはあまり興味はない。UFOの正体は何か、またいかなる目的で空を飛び回っているのかを解明することが最優先だと考えている。それは多分、人類の運命に大きく関わる事だろうと予想されるからである。





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