「WTWオピニオン」

【第102巻の内容】

「失言の垂れ流し」
「ポピュリズムを克服せよ」
「イランに行かないのは腰抜け」
「茶番、NHKの世論調査」
「悪夢の政治」
「エゴ肥大の若手政治家」
「残り物にはクズがある」
「復興税はどこに」
「8Kはいらない」
「気候危機に背を向ける日本」


1621.失言の垂れ流し 20/1/14

・麻生がまた不適切発言。
https://www.47news.jp/localnews/4412001.html
コメント:懲りない「みぞうゆう」。おツムの出来が悪いのか、思い上がりか、またはその双方か。でも今回は少々タチが悪くて、勘違いでは済まされない。またも日本版ナチスの本性が顔を出した。以前に、改憲がらみで、ナチスがワイマール憲法を骨抜きにしたやり方を見習えと言ったこともある。その歪んだ口元とともに、日本の政界から早く消えて欲しい人物の一人。



1622.ポピュリズムを克服せよ 20/1/14

・日本も見習え。台湾はいかにポピュリズムを撃退したか。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/post-92129.php
コメント:トランプからチャチなパフォーマンスを取ったら、何が残るのだろう。緊張を演出し、ポピュリズムを煽っているだけ。日本の国民は、米国の国民とは違うと信じたい。

・貧困と格差への怒り。働く人を追い詰める英国の政治。利益を守る上級国民。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020011402000158.html
コメント:ブレグジットの背景です。日本の姿とも重なります。

・日本で低所得者4割が健康診断未受診。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020011401002235.html
コメント:これがアベノミクスの美しい国です。しかも健診、特にドックは高い。



1623.イランに行かないのは腰抜け 20/1/16

・イラン情勢、安倍首相の成果見えず。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6348227
コメント:ただ停戦を、しかも遠巻きにお願いするだけでは、成果が出る訳がないのです。いかに法外な内容でも、一度相手の言い分を全部聞いてやって、振り上げた手を下す条件を引き出すことが最重要事項です。
安倍は外交が上手だなどという内閣の自画自賛は、今考えてもお笑い草ですが、それでもまだ安倍首相にはできる事があるのです。それは愚直に徹することです。安倍首相にしたたかな駆け引きができるとは誰も思わない。それを逆手に取ればいいだけの話です。ここで可能性がゼロではないのは、双方ともに戦争は望んでいないからです。
中東に行ったというだけで、イランの周辺をウロチョロしても何の効果もありません。殺人王子を味方につけてみても、世界に笑われるだけです。直接イランに行かなければ中東に行く意味は無いのです。
そしてイランに行ったら、思い切りイランに不満をぶちまけさせることです。本当は自衛隊など派遣しなければよかったのです。
それにしても、国民の6割が反対している自衛隊の中東派遣を正当化し、米国で戦争ごっこをして喜んでいるような河野防衛相は、救いようのない閣僚です。
閣僚の質の低いことも、安倍政治の問題です。他の防衛相なら反対したに違いない(岩屋や稲田ならともかく、中谷や小野寺、岸田なら)のですが。
でもここは、中東に飛んだだけでもほめられるべきでしょう。これまでの外遊(プライベート・ジェット)では、最も重要で有意義な海外出張なのですから。
それからもうひとつ絶対に忘れてはならないことは、帰路、国連(ということはNYなので、トランプにも会わざるを得ないが)に寄って、連携を取ることです。
こういう時に、保守的で我欲が強いだけの連中が集まる官邸は、何の役にも立ちません。言い換えれば、日本が危機的な状況になっても、官邸には何もできないし、やる気もないということです。実際、台風ではそうでした。やったのは内輪の酒盛りだけなのです。即ち正常な神経があり、本当の意味で有能な補佐官がいないことが、安倍政権のアキレス腱なのです。
官邸でも悪貨(おべんちゃら)が良貨(苦言や忠告)を駆逐しているのでしょう。ここでもトランプに似ています。今回のイラン攻撃でも、主役は側近だと外紙が匂わせています。
まともなブレーンがいないのは、アベノミクスを提言した教授でさえ、一言忠告しただけで切り捨てるような首相だからです。気がついたら、官邸にろくな人材が残っていなかったとしても、少しも不思議ではないのです。
今回の中東訪問だけは、トランプの後ろ盾は期待できないし、またあったとしたら(自分の脚で立てないのなら)行く意味はないのです。それが分かっていないと、逆に世界で評価を下げるために行くようなものです。何しろ誰かさんのおツムは余り良くないという評判なのです。
ところで素人考えを承知で、敢えて一言申し上げたい。それは遠巻きなどやめにして、イランに直接行くこと、そしてイランの大統領と会ったら、開口一番、自衛艦を戻すと言えばいいのです。それが外交ツールになるはずです。多分。それが今のところ唯一の交渉カードです。イランにも味方、というより友人がいると思わせることが一番大事なのです。それが紛争で無駄に失われる市民の命を救うことになるのです。
いずれにしても、ここは正念場であって、死に花を咲かせるくらいの覚悟で臨まないと、誰も安倍首相の話など聞いてくれないと思います。



1624.茶番、NHKの世論調査 20/1/16

・NHK同時配信は18時間に限定。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011500866&g=eco
関連記事。誰でもできる情報操作。大統領選の危うさ。
https://mainichi.jp/articles/20200115/k00/00m/030/205000c
コメント:NHKで最大の問題はその怪しげな世論調査です。必ずと言っていいほど、新聞社の調査と食い違う。しかも大幅に内閣寄りなのです。たまにはNHKの方が辛めの数字が出ることもあるというのなら、誤差の範囲内という説明もつくが、毎回清家に甘い数字が出るようでは(政権との癒着を)疑われて仕方がないのです。これは悪質な世論操作でもあります。一体どういう人たちを調査対象にしているのでしょうか。「民意を反映していない」調査結果を垂れ流すなど、公共放送にあるまじき「政治的」活動です。ここには、経営委員会が指摘すべき政治的偏向があるのです。



1625.悪夢の政治 20/1/17

今日の情報の多くは、週刊誌からの引用です。それでも、なるほどと思ってくれる読者がいることを願っています。私には名文は書けません。専門的な分析も出来ません。ついでに語彙も少ない。だから同じ考えの論者と文章を見つけると、それを紹介することで、自らの考えも伝える方法しか無いのです。

まず最初の記事は、先週の、サンデー毎日(1/19号)です。編集委員の倉重が以下の様に書いています。但し以下の文章は石破ではなく倉重の言葉です。


「私の保守王道宣言、石破茂」
…今年は日本にとってどんな年になるのか。否。どんな年にすべきなのか?
第2次安倍晋三政権の7年間を総括し、それに代わる勢力と政策を日本の政治が全力を振り絞って作り上げる年にしてほしい。
安倍政治の限界と弊害については、昨年来指摘してきた。外交・安全保障政策では、その対米追従・軍事抑止力至上主蕃が、戦後日本の非戦主義の一線を超え、沖縄の声を黙殺し、財政的にも持続不能である、と。
財政・経済政策については、その異次元金融緩和策一本足打法が日本経済を出口のない泥沼に導き入れた、と。
また、その解散権、人事権の乱用、国会軽視の言い訳政治が、永田町、霞が関総ヒラメ現象ともいえる恐るべき付度・証拠隠滅政治をもたらした、と。
これこそが民主党政権どころではない「悪夢の政治」ではなかろうか。
幸い、世の中はこの悪夢に気がつき始めた。政権支持率は低下、野党もようやく一本化に向けて動き出しに気がつき始めた。政権支
持率は低下、野党もようやく一本化に向けて動き出している。だが、問題は自民党内が総ヒラメ現象からいかに本来の言論と活力を取り戻すか、である。
今年も辛口に始めたい。お付き合い願うのは石破茂氏である。自民党実力者の中では安倍政治に対して唯一アンチテーゼを打ち出してきた人物だ。彼がこの時代状況をどう見ているのか。2020年に何をしようとしているのか。黄昏れていく安倍政治の中で最初に耳を傾けるべき人である。(以下省略)


週刊朝日(」1/24号)も負けてはいません。


「本丸は閣僚ルート」今西・上田から
…特捜部は1月14日にも秋元容疑者を収賄容疑で再逮補する方針で、賄賂の総額はl千万円前後に上るとされている。その秋元容疑者 は逮捕前、本誌にこうぶちまけていた。
「オレばっかりマスコミはたたくが、IRにどっぷり漬かっている議員は30人ぐらいいる」「1R三羽烏が自民党にはいる。三羽烏は贈賄で幹部が逮捕された500社だけではなく、他のカジノ参入希望の業者とも親密だった。約2千万円くらい、もらった議員もいるぞ」
…体、誰なのか。秋元容疑者は本誌に三羽烏の実名を明かしたが、これまで名前が挙がっていない人物だった。秋元容疑者はこう怒っていた。
「三羽烏は現職閣僚、妾倍(晋三)首相と親しい側近。腹が立つのは、俺の疑惑が報じられると、IR三羽烏と呼ばれる議員たちはまったく電話にも出なくなった」
「報道で名前が出ているのは、職務権限のない議員ばかり。特捜部が目指す"本丸"は、数千万円単位のカネが動いたとされる閣僚ルートでしょう…」(捜査関係者)
…菅氏が急に50カ所のホテル新設を国策のようにぶちあげた裏にはIRがあったのではないか。しかし、安倍首相はホテル誘致の詳細を知らされておらず、不愉快だとなった。秋元容疑者、下地議員と、検察は意図的に菅氏と近い人脈を狙い撃ちにしたように感じる。わかりやすく言うと、安倍周辺と菅さんの暗闘だよ」
菅氏と親しい政冶ジャーナリストはこう話す。
「確かに2人の関係は、微妙になってはいるようですね。官房長官を7年余も続けているうちに、いつの間にか菅さんの力が上がりすぎたんです。それに対して、嫉妬を抱く、安倍さんの周辺もいるわけです」…


「ゴーン独演会、妻に逮捕状で赤っ恥の日本政府」池田・亀井・多田から
…恥をかいた政府・逮捕はまず無理
特捜部は7日、ゴーン被告の妻キャロル・ナハス容疑者(53)について偽証容疑で逮捕状を取った。公判前の証人尋問の際に、資金の還流に関与したとされる人物との関係について偽証した疑いがあるという。特捜部がこうした説明をするのは極めて異例で、なんとか反論しょうとしている。
だが、キャロル容疑者は、ゴーン被告と一緒にレバノンにいて、すぐに逮捕できそうもない。
…郷原弁護士は、逮捕状を講求する意味は少ないとして、こう指摘する。
「検察は逮捕できる可能性がないのに、メンツを守るためと"口卦じ"のために請求したようなものです。それを認めた日本の裁判所も国際的に信頼を失うことになります」
日本政府は身柄引き渡しを求めていくが、実現の見込みはない。そもそも、犯罪人引き渡しの条約を米掴と韓国としか結べていない。米国は100力国以上と結んでいるのに、少なさが目立つ。日本に死刑制度があることも要因とされる。
…性急な法改正などで基本的人権が侵害される懸念もある。
逃走は大みそかに発覚し、「ゴーンと除夜の鐘が鳴る前に逃げた」といった書き込みがネット上で飛び交った…


「政官財の罪と罰」古賀茂明から
最悪の時期に決まった自衛隊の中東派遣。
…トランプ大統領はいろいろな理由を述べているが、主権国家イランの要人釆軍が第三国で殺害することは、国際法違反に問われる蛮行である。
…一方、今回の事態に日本国内で一番肝を冷やしているのは安倍晋三総理だろう。
安倍総理は、トランプ大統領に忠誠を尽くす一方で、イランのロウハニ大統領とも昨年末に日本で会談するなど、イランとの友好関係を誇示してきた。実態はたの「蝙癌外交」に過ぎないのだが、ご本人は、米イランの間を取り持つことができる唯一の国であると胸を張っていたのだ。
しかし、米イランが戦争直前の関係になった途端、安倍総理はこの問題についてのコメントを避けようとした。米国寄りのことを言えばイランの反感を買い、イランの革命防衛隊などから日本のタンカーが攻撃されたりする恐れがある。他方でイラン寄りの姿勢を示せば、トランプ大統領の逆鱗に触れて、またどんな無理難題を吹っかけられるかわからない。だからどうすればよいのか見当もつかなかったのだろう。
この緊急事態でもゴルフ三昧で無言の安倍総理に対して、ネット上では批判が高まった
…安倍政権は昨年末に自衛隊の中東派遣を決めたが、この状況では、たとえ「情報収集」が目的と言っても、米イランの争いに巻き込まれるリスクは高い。
…私は今、2015年1月のことを思い出している。ジャーナリストの後藤健二さんがイスラム国(IS)の人質となっていることを知りながら、それを隠して中東を訪問した安倍総理は、エジプトで「ISと闘う周辺各国に2億ドル支援する」と表明。この事実上の宣戦布告に対し、ISは、後藤夫人との身代金交渉を打ち切り、後藤さんを処刑した。
パニックに陥った安倍政権は、この大失態への批判を抑えるために徹底した報道管制を敷く。「テロ集団と戦っている安倍総理を批判することはテロリストを利する行為だ」とTVのMCたちが唱え、安倍批判は見事に抑えられた。
私が、「日本人は誰とも戦わない。安倍総理とは違う」と世界に発信すべく、英語で、I am not Abeというプラカードを掲げて発信しようと呼びかけたのは、」安倍政権の言論コントロールに抵抗するためだった。
…「口だけで何もできない腰抜けだ」となじられても良い。「逃げ恥」で結構。無用な争いに巻き込まれないことが国民のための外交である。自衛隊派遣はただちに中止すべきだ。


田原総一朗の議論堂「トランプのソレイマニ殺害は愚策」から
…当初は共和党の中でも泡沫候補扱いをされていたドナルド・トランプが当選した。
トランプは選挙で、それまでのどの大統領も絶対に口にしなかった、とんでもない事柄を言ってのけたのである。
米国は少なくとも第2次世界大戦以後は、事実土世界の仕切り役を演じていて、世界の仕切りを上手にやれるかどうかが、大統領の手腕だった。だが、トランプは、世界のことはどうでもいい、米国にとってトクになることしかやらない、.そして偉大な米国を復括させる、と宣言した。
これは、米国の少なくともインテリにとっては、米国人としてのプライドを捨てる恥ずかしいことだった。
だが、トランプの言い方が米国の国民大衆には受けたのである。とくに豊かではない庶民の多くは、米国が世界の壮切り役を演じるためた世界の犠牲になり、だから自分たちは生活が苦しいのだ、と捉えていた。
米国は人件費が高く、グローバリズムのために、米国の多くの企業が工場を人件費の安いメキシコやアジアの国々に移しだした。旧工業地域は廃虚のようになり、当然ながら失業者も多くなった。貧富の格差は大きくなり、米国民の多くが「貧」に属することになった。だから、彼らはトランプの言い方に乗ったわけだ。
そしてトランプはオバマ前政権の政策を「だから米国は損失を被ったのだ」と、ことごとく否定した。
…米国にとってトクになることしかやらない、と宣言していたそのトラ ンプが、l月3日にイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を爆殺することを命じたようだ。このことは、米軍幹部たちも予想していなくて、「仰莢」したとニューヨーク・タイムズは報じている。
…なぜ、トランプはあえて「究極」 の選択をしたのか。トランプの意識は11月の大統領選挙がすべてで、共和党右派に「米国はイランに対して弱腰だ」という不満があり、弾劾問題を抱えているトランプは、イランに強気で対時することが決め手になると考えたようだ。
世界各国は、危険極まりない愚策 で、大統領の資格なし、とまで批判 している。安倍首相や閣僚たちはどのように捉えているのだろうか。


「しがみつく女」室井卯月から
…米軍がイラン革命防衛隊の司令官を殺害し、すわ第三次世界大戦勃発かと、世界中がきりきりしている状態なのにさ。
もちろん、ほかの国はすぐに声明を出したさ。3日にもう発表している。
…この国のアベちゃんね、3日に昭恵夫人と映画、4日は冬休み4回目のプルフ。ちなみに、その日、この国のアベちゃんは奥さんと映画に出かけておった。
…中東へまたいくつもりって旅行じゃないんだからさ。
だってそうでしょ。米国とイランがもめたら、この国としてどうする、どうあるべきかってのがない。
共産党の志位和夫委員長のほうがよっぽどこの国の首相ぽいわ。3日、自身のツイッターに、「トランプ米政権が、イランに対する軍事的挑発行動を行い両国の緊張関係が激化するもとで、自衛隊の中東沖への派兵は、いっそう無謀で、危険きわまりないものとなった。いま安倍政権がなすべきは、派兵の決定を撤回し、トランプ大統領に対して軍事的挑発をやめイラン核合意への復帰を説く外交努力だ]とあげた。
そうだよ、この国として、こういう声明があがるべきでしょ。
政府は、昨年末に自衛隊の中東派遣を閣議決定した。なのになぜ、こんなにゆったりしてるんだ。
国旗がかけられ、並べられた棺を見ることになってもなんとも思わないってか?
彼らの支持者にも、あたしはおなじことをいいたい。



1626.エゴ肥大の若手政治家 20/1/17

・公明山口、新次郎の育休にくぎ。各方面の理解必要。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011601002&g=pol
関連記事。閣僚で初の育児休暇取得。
https://www.bbc.com/japanese/51130625
コメント:タレントと結婚して、生活をエンジョイするつもりなら、大臣職を拝命するべきではなかった。ベビーシッターが雇えない訳でもないだろう。それともそういう生き方がセクシーだとでも言いたいのだろうか。今どれだけ多くの若者が時間的・金銭的な余裕もないブラックな環境で働いていると思っているのか。すべてを手にした自分は大衆とは別格だという傲慢さ、身勝手さないと言い切れるのか。それに不倫疑惑はどうなったのか。説明を拒否していては何も分からない。色情狂を大臣にしておくほど、国民は寛容ではないと思う。河野と進次郎がエゴの塊で、自分に甘い若手モンスター議員の代表格なら、日本の保守政治に未来はない。そういう議員は丸山穂高だけで沢山なのだ。自己中の議員が、超保守の旗を振り、平和憲法を軽視して、若い世代にまで階級社会を持ち込むようなことだけは、なんとしても阻止しなければならないと考える。

・立憲と国民、通常国会目の合流見送りへ。
https://www.asahi.com/articles/ASN1J6SB3N1JUTFK00T.html?iref=comtop_list_pol_n02
コメント:だから枝野と玉木では駄目なのです。両党ともまともな党首に交代するべきです。特に国民には、大塚も原口も、女性なら森もいるではないか。国民目線で言わせてもらえば、弱弱しい玉木が続投する必要は無いのです。枝野も枝野で、いい加減、子供じみた独裁体質を改めるべきです。



1627.残り物にはクズがある 20/1/17

冒頭は、安倍政権の、三馬X大臣(この親にして、この子あり)に対する苦言です。

・世界最高の国はスイス。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54495780X10C20A1000000/
コメント:イランの米基地攻撃の前に、イランから依頼されて事前情報を米国に仲介したので、被害が少なくて済んだのです。結局はどちらからも信頼されない、どこかの首相とは信用が違うようです。
しかも何をトチ狂ったのか、防衛大臣はホルムズ海峡への自衛艦配備を突然言い出しました。錯乱したのか、トランプに直接ゴマをすりたいとでも思ったのか。そんなことをしても、新次郎には張り合えない。いずれにしても、少なくとも国民も民意も、国際情勢さえも、河野の念頭にはないようです。頭の一部が麻痺して人格まで変わり、IQもEQも、中学生以下に下がったと思われても仕方がないと思います。

・預貯金口座とマイナンバー連結義務化を要請。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200117-OYT1T50268/
コメント:総務相などに国民の財布を管理してもらう必要はありません。何百億も税金を無駄遣いして、しかも国民にとって、何のメリットもないマイナンバーこそ廃止するべきであり、そして総務大臣は、その国家的な不始末の責任を取るべきなのです。しかも徴税は総務省の仕事ではない。この無表情な大臣が、何を勘違いしているにせよ、頭の中には国民への配慮は皆無のようです。これでは海外に預金を移すか、または金に代えてたんす預「金」にすることで、国民は資産を国家権力から守るしかないのではないでしょうか。

・新型肺炎の国内流行リスク低い。厚労省が冷静な対応要求。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6348357
コメント:春節を前にして、よくもそんなに呑気なことが言えたものです。武漢では発熱患者が病院に殺到して、入院を断られているのです。二人目の死者も出ています。TV報道は、氷山の一角に過ぎないと見て、万全の態勢を敷くのが、厚労省の取るべき姿勢でしょう。水際作戦が出来ないのなら出来ないと、正直に白状して、せめて国民を欺くことだけは止めにして頂きたい。



1628.復興税はどこへ 20/1/19

・財政健全化の議論、空疎に。増税でも悪化。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54575450Y0A110C2EA5000/
コメント:確定申告の計算をして(今頃)気が付いたのは、特別復興税(所得税の2.1%)を忘れるなというメッセージが、申告書のフォームに出ることです。所得税の2.1%なので、少ないようでも25年間毎年取られている(しかも累進ではない)ので、合計では馬鹿になりません。しかもこれが東日本大震災だけが対象なので、今後確実に起きる震災や噴火の前例になりはしないか。こんなことを繰り返していたら国民の生活は堪ったものではない。しかも肝心の復興は進んでいません(廃炉や避難の現状を見よ)。ということは、どこに使われているのでしょうか。米国から法外な値段で交わされている武器や、天文学的な辺野古の工事費でしょうか。



1629.8Kはいらない 20/1/19

4K放送を見ていたら、電話しろという目障りなメッセージが出ていることに気が付きました。そこでイヌアッチケーに電話したら、B-CASカードの番号を登録せよとのこと。受像器を設置したのは1年半も前なのに、なんで今頃と文句を言ったら、12月から始めたらしい。要は五輪イヤーで4K視聴者が増えることを見越したのでしょう。しかし民放も含めて、4K放送は、未だに料金が取れるような番組編成ではありません。何よりハイビジョン(2K)で不満は感じないのです。まして8Kなど全く必要性を感じません。



1630.気候危機に背を向ける日本 20/1/20

1/19のTBSのサンデーモーニングでは、気候危機を否定するトランプ(幼児化)と、気候危機に無関心な日本(環境大臣は誰でしたっけ)に批判が集中しました。

荻上チキ「…温暖化ってよく言われますけども、気候危機という言葉で言い換えられていますよね。気候危機は大雨とか乾燥とか、様々なリスクを増大するということで、生活に大きな変化をもたらすわけです。その規模と頻度というものを変える原因が、温暖化であることを証明することは難しいけれど、アマゾンやカリフォルニアの火災を踏まえても、トランプ大統領は危機というものを否定したり、アクションを取るということをむしろ否定するような態度です。しかし目の前の様々なリスクに対して、全体像を捉えた上で、各国が消極的な姿勢であってはならないと思うし、前進してほしいと思います」

青木理「日本の新聞のデータベースを調べてみたんですが、森林火災を含めて、温暖化の記事は異常に少ない。日本のメディアの問題意識が低いことを反省しなければいけない。トランプ大統領のように、自分達さえ、自分の国さえ良ければいいという幼児化の方向に流れた人たちと、いやまずいよという人たちがせめぎ合っている。政府の対応も遅れていて、その日本では、豪雨もそうですか台風もいろんな被害が出ている国なのだから、政治やメディアにもっとこの問題に取り組むよう、働きかけていかなければいけないと思います」





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