「WTWオピニオン」
【第113巻の内容】
「横文字のスローガンはいらない」
「アラートには根拠がない。都知事には人望と信用がない」
「業務委託費の怪」
「市民を情報から守る。情報で守る」
「小池知事では第二波で東京が地獄に」
「公約7つのゼロ」
「都政と国政を見極めよう」
「コロナに無策」
「いよいよ都知事選」
「時代錯誤の銅像撤去」
1731.横文字のスローガンはいらない。20/5/30
安倍首相はコロナ対策で、日本モデルが成功した(それにてもほぼ収束は言い過ぎでしょう)と胸を張りました。おいおい頭は大丈夫かと言いたくなります。なぜなら、なぜなら人口当たりの死者数で日本はアジアでダントツだからです。数字で具体的に言うと、100万人あたりの死者数は、日本6.69、韓国5.25、NZ4.35、豪州4.0、シンガポール3.93、中国でさえ3.22、台湾に至っては0.29だからです。この首相は一体何を勘違いされているのでしょうか。未だに厚労省のお陰で、検査数さえ増えていないのです。
加えて、小池知事のお粗末なパフォーマンスには、あいた口がふさがりません。何がウィズ・コロナですか。コロナはともに生きるべき相手ではありません。ウィズの(肯定的な)使い方がおかしい。5/31のなまさだでも横文字ばかりで嫌だと言っていました。マスクだと目ばかり作る(メーク)とも言っていました。誰のことでしょうかね。
ナチスや帝国陸軍でもあるまいし、二言目にはスローガン。中身のない標語だけで、都民を都知事の下にまとめて、いわば一位団結させようというのは、あまりにも自分だけの都合の良い(虫の良い)、恐れ入った根性です。この際だからハッキリ言わせてもらいますが、感染防止対策で、小池知事は都民に衛生対策を徹底せよと「叱りつける」以外の何もしていないのです。病院の支援策さえやっていない。感染が増えたらまたロックダウンするそという、ナチスまがいの恐怖政治以外には、何もしていないのに等しいのです。
5/30に紹介した18知事の提案と比べて、小池知事の方針は、都民の生活を侵害し、その割に効果も上がらず、先の希望も見えない。その証拠に都内では未だに院内(クラスター)感染が頻発しています。これが東京都では有効な医療対策が講じられていないという、なによりの証拠です。しかも病院の赤字が、東京都では全国でも飛び抜けて大きく、それもコロナ患者受け入れの現実的な体制が(国として)出来ていないからです。
指定のない民間の診療所でもコロナ患者を診る意欲があると言っています。その方が厳格で融通の利かない厚労省の規則で受け入れてくれない(そのくせコロナ病床は余っている)大病院より、国民にとってはどれだけ有難いか知れないのです。しかもバタバタと病院が倒産されたら、病床の確保どころではなくなります。
しかもこうした東京都の惨状が、取り分け公共放送で報じられることはまずありません。自分に都合の悪い事は取材させない(批判的な記者は絶対に指名しないし、質問に答えない)、都合の悪い事実は報道させない。都知事(だけではないが)の徹底した報道管制がここでも効いているということでしょう。
個人に話を戻すと、週刊文春の学歴詐称疑惑の記事も、都知事は完全にスルーしました。向きになって反論すれば泥沼になり、知事選前の印象操作で不利になることを、先刻承知しているからかもしれません。挑発に乗らない狡猾さを、したたかさと呼ぶのも自由です。記者は間違いなくどこかで学歴のことを質問している(はず)なのに、その質問もリアクションも報道されることは絶対にない。徹底した報道規制です。
都民に具合の悪いこと、都知事の都合の悪いことは報道されない。だから本当は何が起きているのかが、都民には分からない。それがどんなに恐ろしいことか。知らしむべからず、依らしむべしを地でゆくマキャベリズムです。でもそれに気がつかない都民だけではない。私のような情報集めが趣味の、暇で偏屈なジジーも、中にはいるでしょう。
声高に自粛を叫ぶ以外に、「これという有効な対策も講じない」小池知事に続投されたら、都民は来るべき第二波どころか、今直面している第一波の余波でさえ、乗り切れないのです。こうなると、何が何でも、7月に知事が交代してもらわないと、都民は命も生活も持ちません。コロナ対策が東京都の最重要課題であり、宇都宮候補もコロナ対策を政策に掲げています。宇都宮は18知事の提案も参考にしてほしい。我々は強い知事を望んでいるわけではない。都民に寄り添ってくれる知事を望んでいるのです。
ついでなのでコロナ大学、いやカイロ大学ご卒業(自称)の小池知事に敬意を払い、語学に関して一言言わせて頂きたい。疫病や恐怖と「共に」生きる人生などは、意味もなければ希望もありません。だから国民に勇気を与えたければ(コロナの存在を必要以上に強調する)、ウィズ・コロナは感心できない標語です。コロナは共生すべき相手ではなく、克服すべき病気であることに変わりはないからです。しかもこの無責任な標語は、都知事の、多少の犠牲は止むを得ないという勝手な言い訳にも使われかねないのです。
そこでWTWでは独自に、「新生活様式」をサステイナブル・ライフと表現したいと思います。更に言えば、そういう生活に耐えている国民は、アンビータブル・シチズンなのです。語学は日々勉強です。映画でも字幕はなるべく見ないようにしています。
関連記事。コロナ禍が日常のアメリカ。パックン。
https://www.newsweekjapan.jp/satire_usa/2020/05/post-35.php
コメント:分かり易い英語なので、英語の吹き出しを是非読んでみて下さい。
関連記事。西村大臣、危機感。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361156
コメント:ならばロックダウン以外の方法を考えないと。そもそも18知事の提案をどう扱ったのか。東京を悪い意味で特別扱いされても、都民は迷惑するだけなのです。
関連記事。賞与1/3の医療者。
https://www.asahi.com/articles/ASN5Z5S47N5ZULFA005.html?iref=comtop_8_02
コメント:患者が外出を控えているので(結構毛だらけの自粛勧告により)、病院機構全体が存続の危機にあるのです。
関連記事。14人感染。5日連続2桁。半数は院内感染。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200530/k10012451781000.html
コメント:施設内感染が増えています。その防止にはとにかく検査が誰にでも出来るようにすることだと、病院協会長が指摘しています。検査の後ろ向きの姿勢では、厚労大臣(=首相)の責任(というより無責任)には許しがたいものがあると思います。
関連記事。感染再燃を懸念。
https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4861882.html
コメント:ナことより議事録を残して頂きたい。我々は誰が何を言ったのかを知りたいのです。本当の専門家は誰で、誰が正しかったのかを知る権利があると思っています。なぜなら委員の費用は国民が負担しているからです。
1732.アラートには根拠がない。都知事には人望と信用がない。20/6/3-6
小池知事は、自分に都合の悪いことは一切、説明も釈明もしない。無論記者の質問も受け付けない。都の予備費を使い果たしても、簡素化などいいながら、未だ五輪開催に拘り続けている。先の見通しもない暴走(=行き当たりばったりと週刊誌は表現)の数々を見るにつけ、一国に相当する巨大な地方自治体を預けるに足る、政治家の資質があるのか、大きな疑問を感じざるを得ない。五輪を強行すれば簡素な形態でも、何千億という追加費用が掛かる。それが他ならぬ、私達都民の両肩に掛かってくるのです。一政治家の見栄の為に、なぜ都民がそこまでの犠牲を背負わなければならないのか、全く納得が行きません。もはや馬鹿々々しくて都民等やっていられません。どうしてもやるのなら、自分の金でやって頂きたい。もはや都知事の存在自体が茶番か、もしくは下手な狂言です。ちなみに小池知事の言葉使いそのものは丁寧と言って良いと思います。この点では安倍首相と似ています。言葉に、内容も誠意もない点でも同じです。
…太郎冠者はいずこ。
…御前に。
…今回は五輪見物に赴きたいと存ずる。
…さて、そのいで立ちは。
…マスク以外に何があろうか。本日は桜の文様で参ろうと存ずる。ファーッ、ハッハッハ、なんちゃって。
関連記事。完全な形崩れた五輪。IOCとはすきま風。
https://www.asahi.com/articles/ASN647DHSN64UTIL023.html?iref=comtop_8_07
関連記事。声なき首相の危ない強権。国民の怒りが希望。
https://www.asahi.com/articles/ASN5M5556N5HUTFK01F.html?iref=comtop_fbox_d1_02
コメント:印象操作に胡麻化されない都民の怒りも。
今東京都に必要なものは実行性の或るコロナ対策と、維持可能な生活様式(サステイナブル・ニュー・ノーマル)です。そのためには今の知事では全く駄目です。自分(の都合)優先の、恐怖政治の発想しかないからです。
6/11の週刊新潮はこう表現しています。
「…数値目標はあっても、決めるのは彼女の腹一つ。豊洲の土壌汚染でも、数値的には安全でも、安心ではないと都民の不安を煽って支持率を上げた。その時と同じことをしている」
「小池知事のロードマップは縮尺も邦楽もぐちゃぐちゃ。知事のこちらが出口ですと言う案内通りに歩けば、遠回りさせられた挙句、行き止まりに連れていかれる」
「ウィズコロナというネーミングもひどい。横文字だと注目されることを意識している。知名度上げることが目的(舛添)」
「9345億円あった予備費は、休業協力金の大盤振る舞いで蒸発。今は493億しかない。財政的にピンチでは第二波が来ても対応できない。財政調整基金は都民の貯金なので、どのように意思決定されたのか説明が必要。先を考えない小池さん(猪瀬)」
「23区で生活保護申請が4割増えても我関せず。現場を見ていないから、本当に困った人に手をさし伸べることができていない(舛添)」
「悲観的なものから楽観的なものまで、感染症と経済をバランスさせる複数のシナリオを作るべき。ところが小池さんはスローガンばかりで実質的な見積もりを作った形跡が見られない(三浦瑠璃)」
「きちんとしたマスクをお互いがつけていれば2m空ける必要はない(岡田晴恵)」
・都内で28人感染。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59969250U0A600C2CC1000/
関連記事。東京・福岡が全体の7割。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-chart/
・新生活様式は実践できるのか。専門家会議に訊く。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93584.php
・超過死亡グラフに改ざん疑惑。国立感染研。
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020052600001.html?iref=comtop_fbox_u04
・コロナで赤字病院閉鎖危機。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200604/1000049807.html
コメント:国と都はなぜこれを放置するのか。
・新宿区、期限前にネットカフェ難民をホテル退出させる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/33294
・若者だけ戻った。嘆く新宿の店。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361612
コメント:マスクなし、大声で騒ぐ集団。小池知事がネットで若者に呼びかける内容が違うのではないか。
・都内の繁華街、休業もう無理。要請のkkぉ宇世に限界。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59994740U0A600C2CC1000/
コメント:検査しかないのに、絶対にそれはしない東京都。厚労省への忖度が、都民の安全・安心に優先。
・東京の新規感染、12人。
https://jp.reuters.com/article/tokyo-covid-idJPKBN23A0PL
関連記事。緊急事態宣言発令には慎重。慌てる状況ではない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/146d20499bc475aeacc3821afbc73ad605ce3453
コメント:もともと、アラートの条件や、ステップの内容や期間は、小池都知事が独自に(というより勝手に)決めたものなので、十分な科学的、医学的根拠があるものとは言えません。しかも昨日の感染者30人の数字には院内クラスター10人が含まれています。こうなると「騒ぐしか能がない」某都知事は、その存在自体が都民にとっては大迷惑以外の何物でもありません。医療でも検査でも、対応らしい対応はなく、感染者数も何回、曖昧な数字を出してきたことか。そのくせ、その姿をTVで見かけない日はありません。ますます女性ヒットラーに見えてきました。でももういくら命令を声高に叫んでも、都民にはこれ以上の特攻隊突撃を繰り返す気持ちも、経済的余裕もないと思います。しかも膨張を続ける都政で、身を切る改革の話が出たこともありません。都知事が切るのはいつも他人(都民)の身と決まっているからです。夜の街で、自粛警察ならぬ、小池警察(KC庁)が市中見回りを始めるのも時間の問題でしょう。その時、「戦後初めて」、都民は警察権力が都民を取り締まる姿を、自ら目の当たりにすることになるのです。東京がNBYに成り代わって、悪の都、ゴッサムシティになる瞬間です。そんな知事を総理に担ごうとする者こそ、反社会的存在だと言えましょう。
・小池、二階会談。蜜月アピール。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060300490&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
関連記事。カイロ大卒業を取り繕うエジプトの小池人脈。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60763
関連記事。知事選、主要政党の構図、ほぼ固まる。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200603/k00/00m/010/219000c
コメント:自民党支持者の票は全部自分のものとご満悦の様子です。国民も都民もそっちのけ、権力欲だけがぎらぎらした二人は、まさにお似合いのカップルでしょう。自分のついた嘘は嘘ではなく、ネット映えだけで若者をたぶらかし、かつて飛び出した自民党には自分からすり寄り、一体どういう野心を実現したいのか。市民ならぬ臣民の上に女帝として君臨し、歴史に名でも残したいのでしょうか。でも一政治家の壮大な見栄の為に、人権や人間性が踏みにじられ、その結果、金と権力が全ての、恐怖政治がはびこる世の中を座視することは、WTWには到底できることではありません。及ばずながら、とことんお手向かいするだけです。もはや死に体の安倍首相のとどめは、枝野もしくは小沢にお任せします。
・トウキョウ・アラート。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361456
関連記事。感染34人、東京。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200602/1000049700.html
関連記事。宣言直前と同水準の人出。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361404
関連記事。武蔵野中央病院、更に15人感染。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200602/1000049700.html
関連記事。パーティーでクラスター。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361446
関連記事。夜の街感染は新宿4割。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361456
関連記事。武蔵野中央病院、全患者の発熱調査。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a6f0efa95f12ceeed7c331209c0505e5c927c17
コメント:呆れたクラスター班の対応。PCRは職員だけ。これでは感染を防止など出来るはずもない。クルーズ船当時と少しも変わっていない厚労省の旧態依然の体質。クラスター班の、総入れ替えこそ、日本にとって急務。気が緩んでいるのは他ならぬ政府と厚労省。しかも主要な感染源(飲み屋、スポーツジム、ライブハウス)の解禁はぎりぎりまで待つのが常識。段階や条件が整理されていない、ちぐはぐな政策が裏目に。
また自粛要請しか能がない、掛け声だけの知事もお引き取りを。マジで都民が進んで協力したくなる代表(NYや和歌山、但し最近の大阪は東京に歩調を合わせて変節)でないと、東京が持ちません。代表の意識(そういえば都民ファーストも英語)や気配りがどれだけ重要かということでもあります。コロナに対する緊張感が足りず、絶えず他の事(以前は五輪、今は知事選)に注意が向いていて、実際に「気が緩んでいる」のは、他ならぬ都知事閣下(と厚労相)ではありませんか。
1733.業務委託費の怪 20/6/4-5
・都知事のCM9億円。クールジャパンは44億円も無駄遣い。どうせうやむや。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ccf52736f2fcdfcf0bb6008cc02034049733d6d?page=4
関連記事。給付金業務の受託団体、一度も決算公告せず。公共事業で異例。
https://www.asahi.com/articles/ASN636523N63ULFA01W.html?iref=comtop_8_04
関連記事。委託の謎。答えぬ政府。
https://mainichi.jp/articles/20200603/k00/00m/010/256000c
関連記事。二次補正でも850億円。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060301052&g=eco
関連記事。経産省の委託費3095億円。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361464
関連記事。野党、10兆円予備費の大幅減要求。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060300423&g=pol
コメント:TVの情報を含めて自分なりに解説を試みます。まず769億円の事務委託費用ですが、これはコロナによる中止企業の持続化給付金(1件100-200万)を支給するにあたり、事務処理を外部に委託するための費用と説明されています。なぜ一律10万円のように自治体、或いは商工会を通さなかったのかは分かりません。その結果。巨額の事務費が発生し、単純計算では、1件当たり、再手でも3万8千円の費用が必要とされます。その分、支給に上乗せした方がまだましだと思います。事務委託の元受けは、サービスデザイン協議会なる正体不明の団体で、ここが20億円を中抜きして、残りの全額を電通に丸投げしています。サービス協議会の仕事は振り込みだけで、うち人件費が1.5-1.7億円と説明されています。17億円は振込手数料とのことです。名目上の社員は10数名いることになっていますが、実際には電通やパソナの社員が兼務(だから無給)であって、ではその人件費がどこへ行ったのかの説明もありません。
しかも電話(代表番号はないが、問い合せ番号=0120はある)を掛けても、つながるのは200-300回に一度で、何を聞いても、分かりません、お待ちくださいと言うだけ。
何故幽霊会社を間に入れたのかという質問にしても、経産省はまともに答えられず、一説には、高橋さんの過労自殺で評判を落としたので、電通が前面に出るのを嫌がったからだと言われていますおり、ならばなんでそんなブラック企業を使うのかという議論になります。
しかも二次補正では、更に800億円の費用が同種の事業で上積みされています。加えて二次補正では、go toというコロナ後の観光振興事業に1兆7千億円が計上され、その内の3千億円が同様の事務費用です。観光は地域性があるのだから、事業者の選別も含めて自治体に任せるべきだ(そうすれば事務費も減る)だというのがTV報道(星解説員)の指摘でした。
この件(go toは国交省)で分かることは、経産省の官製談合体質と、(都知事を含めて)どうせ自分の金ではないという(税金を預けるに値しない)金銭感覚です。
関連記事。Go to キャンペーンとは。
https://www.traicy.com/posts/20200603169831/
・コロナを契機に日本を大掃除せよ。
https://www.newsweekjapan.jp/kawato/2020/06/post-57.php
コメント:是に尽きます。
1734.市民を情報から守る。情報で守る。 20/6/5
私(WTW)が毎日欠かさずやっていることは、新聞を読み、TVのワイドショウを見、ネットの無料記事を読み、週刊誌を読む。ただそれだけです。無論プロの記者ではなく、出版・報道の経験もなければ、専門分野の有識者でもありません。言い換えれば、WTWの編集作業は、どこのどなたでも、時間とやる気さえあれば、出来ることなのです。
専門の記者ではないということは、WTWに特ダネは期待できないということです。基本、右から左への情報の受け流しだからです。ではWTWを読むことにどんな意味があるのでしょうか。端的に言えば、読者は見落とししているかも知れないが、知っていて欲しいと編集者が願う情報(記事)が、そこにあるということなのです。
但し、紹介したい記事の選択段階で、編集者の個人的な価値観(個性と言ってもいい)や、思想や理念が大きく影響することも事実です。最低限度の常識やセンスも必要です。なに馬鹿書いてんだと言われたらおしまいなのです。選択された記事を通して、編集者の問題意識と品格(自信がない)が問われているのです。
いわゆる纏めサイトの一つにすぎず、多くの国民の目には止まらない存在ではあっても、WTWには一つの目標があります。それは真贋、偏見が入り乱れた、不確実な無数の情報の中から、どれが信頼に足りるもので、何が真実かを推測することです。その結果として、政治・経済・社会は、本来どういる姿かたちであるべきかを、粗削りな形ではあっても、提案し続けることなのです。言い換えれば、政治・経済・社会の(意図的に演出された)トレンドをキャッチし、それが危ないものか、あるべきものかを判断することなのです。だから題名がトレンド・ウォッチャーなのです。個々の事件より、その背景にある傾向が最も重要だからです。我々、日本の国民が最も警戒しなければならないことは、我々の親の世代にあれほどの苦難を強いた戦争を繰り返えさせないことです。
それを今の世の傾向で言い換えれば、ポピュリズム(大衆迎合主義)が高じて、ナショナリズムや全体主義(ファシズム)に発展しないよう、監視を怠らないということです。そのために自分が誰かに指名されたのではないかと感じることさえあるのです。だからこそ、私はファシズムの臭いのする小池知事(安倍首相は論外)に、最後まで抵抗しているのです。
なぜ情報発信を、無力な一個人が(膨大な時間と労力を掛けてまで)取り組む必要があるのか。それは大手の公式メディアが、時の権力の影響力でその批判を弱めることが、余りにも多いからです。中でも自称公共放送のNHKに至っては、その偏向程度が甚だしく、今の国政と都政には何の問題もないかのような報道を続けています。これではNHKに刷り込まれた国民や都民が、総選挙や都知事選で、自分でも気が付かないうちに、投票先を左右されかねない状況にあるのです。
だから政権や大企業に忖度する必要がない、しかも民主主義の主役である国民が、持てる(僅かな)手段を駆使して、情報と意見を発信することでしか、国民全体の正気を保つ方法がないのです。プライベートなジャーナリズム(ネット・ジャーナリズム)による、政治・経済・社会の、(市民による)監視であり、個(草の根という言葉は嫌いです)によるささやかな民主主義の(自主的な)サポートなのです。
支援作業の知的武器(ツール)として、WTWには過去20-40年分のデータの蓄積があります。しかも読者も、最近のデータには直接アクセスできます。過去のデータ(それは政治の実績でもある)だけが、情報の専門家ではない個々の国民が、現在の政治・経済・社会の登場人物の発言の真意を推し量り、一国民として正しい判断をする為の重要なヒントになり得るのです。
どんな人間にも間違いはあります。それが一回なら仕方がありません。でも同じ人間に、何度も騙されるようでは、それは過去から何も学習していないということでもあり、褒められたことではないのです。
この場の結論として言えることは、は、WTWは過去の経験の積み重ね(高齢者の特権)から、特定の政治家の言っていることは鵜呑みにしない方が良い、それは以前にも同じことがあったからだと述べているのであって、いわば年を取ったオオカミ少年になって、疑う事を知らずにいたら、いずれ国民(や都民)はひどい目にあいますよと、日々叫んで(ハンマーで半鐘を叩いて)いるのです。
亀の甲より年の功、それが(狼中高年の)WTWの存在理由なのです。WTWは政治家や権力者の思い通りにならない、扱いにくい新中高年(ニューシニア)の為の、プライベートなメディアなのです。
関連記事。第二波では緊急事態宣言をやめよ。
https://toyokeizai.net/articles/-/354197
コメント:これはとても重要な意見です。恐慌だけは、何としても避けなければならないからです。
関連記事。日本人の命と健康は、生産性の向上でのみ守れる。
https://toyokeizai.net/articles/-/354072
コメント:誰も座して死を待ちたくはないでしょう。政府も積極財政に踏み切った以上、経済効果が出るところまで徹底的に推し進めることが必要です。中途半端で終えると膨大な借金だけが残り、最悪の事態になります。
1735.小池知事では第二波で東京が地獄に。 20/6/10
・露出過剰の小池候補。
https://www.asahi.com/articles/ASN687T2KN65UTFK00G.html?iref=comtop_list_gold_n06
関連記事。出馬表明、タイミング検討。
https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4899751.html
コメント:コロナ対策の完全な政治利用(人気取り政策)です。そもそも20人以下ならいいと誰が勝手に決めたのでしょうか。専門家会議というより、西村大臣(=日本政府)と小池知事の間で、東京都の人口から逆算して独自に決めた数字なのです。専門家会議の発言は、傾向だけを述べています。しかもその原因についても、未だによく分かっていないと専門家会議自身が言っているのです。小池知事は自分が指示を出し(都民がいやいや従った)ロックダウンの成果だと強調するかもしれないが、専門家会議の数値目標は、西脇教授の根拠の薄弱な(だから海外の専門家に批判された)8割だけです。
そもそも判断基準となる感染データが(特に東京都のそれが)なく、出てもぶれまくっているので、数字に信ぴょう性のない状況が続いており、従って具体的な数字目標など出せるはずはないのです。2週間単位の東京アラートにしても、専門家の意見の裏付けがありません。小池知事が独自に(この人はいつも独自)オーストリアの例をコピーしただけのものです。感染データが未だに信用できないものだという情けない現状については、もはや誰も(羽鳥のショウでさえ)指摘しようとしません。だからステップを決めるのも、解除するのも小池知事の独自の判断なのです。これは、本当はとても恐ろしいことなのです。小池知事のしていることには、反対も批判も許されないということになるからです。医療どころか何の専門家でもない上に、政治家としても風見鶏(で渡り鳥)に過ぎない人がこれという根拠なしに判断し、それがまかり通るのです。そこに独裁者の影を見るなと言う方が無理なのです。
20人を含めた数値目標は、西村大臣と加藤大臣と小池知事が、話し合い(というより談合)で決めた数字です。クルーズ船の問題から始まり今に至るまで、厚労相(=厚労省)の判断と対応には、医学的根拠も経済学的根拠も薄弱です。都知事も含め、彼らの政治的目標(保身や再選)の為に、それでなくとも知見の怪しい、専門家委員会をいいように利用しているだけとしか思えません。しかも最近では、「専門家の御意見を踏まえて」という前書を付けるだけに堕しており、専門家さえ国民の前に出てこなくなりました。出てくるのは西村大臣と小池知事だけです。コロナ対策は自分達(西村、加藤、小池)が取り仕切っているから、それで十分と言いたいのでしょうか。
しかしこれだけ穴だらけで、将来の見通しもない対策の、どこが十分なのか、私には全く理解できないのです。減ったとはいえ、毎日のように確実にコロナで死者が出ています。彼らは、本当は死なずに済んだのかもしれないとは考えないのでしょうか。都内で何人も有名人が亡くなっても、残念だで済ますのでしょうか。小池知事は、若い力士の死の経緯を調べると、TVでハッキリ言っておきながら、その後一切の説明はありません。厚労省の顔色でも窺っているのか、それとも都の対応に落ち度でもあったのでしょうか。
自分の都合の悪いことは言わないし、なかったことにする。安倍首相と同じ価値観と政治姿勢です。小池知事は、知事選出馬の発表時期を多少遅らせることで、(カイロ大の問題のほとぼりもある)コロナ対策を優先しているかのような振り(田舎芝居)をし、出馬シーンの最大の演出効果を狙っているだけなのではないか。出馬の中止など、天地が裂けてもあり得ないからです。
今やコロナ対策では都京都が主役であるかのように、都も国もメディアも一丸となって、「演出」しています。それが安倍政権にとっても都知事にとっても得になると踏んだからでしょう。本当に苦労した大阪の吉村知事も、最近ではTVに顔が出る事はまれです。都知事選は出来レースになろうとしているのです。
政府の最近のコロナ対応で、最も許しがたいのは、広島県知事が中心になって、和歌山も含む18道県知事の意見をまとめたコロナ対策の提案を、事実上握り潰してしまったことです(志位だけが国会でそれを指摘)。検査を増やしてクラスター感染を食い止める、中小業者の倒産件数を減らす、日常生活と感染防止のバランスを取るなど、極めて常識的、かつ現実的な提案でした。無視する理由はどこにもないのです。だれかが邪魔をしたとしか考えられません。一方で小池知事がしていることといえば、夜の街のパトロールと一斉検査だけなのです。
繰り返しますが、東京都には「ウイルスとの共存」以外にこれという対策はないのです。東京アラートにも緩和の4ステップも対策そのものではありません。事業者を含めた都民に、一層の自粛を促しているだけです。そこを取り違えると、小池知事は再選でも良いとか、何とかしてくれるだろうという誤った幻想を抱くことになります。小池知事に対策はなく、しかもこれまで、実質何もしてこなかったのです。だからこのままで(小池知事の体制のままで)第二波を迎えることに、底知れぬ恐怖を覚えるのです。
それなのに、いまやコロナ対策で最大の功労者の大阪の吉村知事の存在さえ忘れられ、知事イコール小池(地方行政の代表=五輪で対策をおろそかにし、大阪府の後塵を拝していたというのに)であるかのような、官民一体の「印象操作」が堂々とまかり通っているのです。一体国民(都民)は、何回小池知事に期待を掛けては裏切られるということを繰り返せば、目が覚めるのでしょうか。希望の党の消滅しかり、都民ファーストの会の形骸化しかり、築地市場の衰退しかり、五輪のごり押ししかり。しかも今回のコロナ対策では直接人命が掛かっているのです。
小池劇場が今後も続くと何が一番困るかというと、それが都民の健康と安全に直接関わるからです。病院や保健所の対策をせず、(またも)五輪ありきの暴走が始まります。医療と検査体制の準備が整っていれば、死ななくても済んだはずの、多くの都民の命が無駄に失われることになるのです。都内では院内感染が止まらない(和歌山では、現状を冷静に受け止めて、官民が一体で必死にくい止めた実績があります)という事実一つを取ってみても、東京都がコロナ対策に真剣に取り組み、また成功しているわけでないことが、ハッキリと分かるのです。
ということは小池知事の体制のままで、コロナの第二波を迎えることは、都民が自滅を選ぶのと、なんら変わらないのです。小池知事は口先だけ(リップサービス)で、やってる感を演出しているだけなのです。コロナ対策でも、都合の悪いことは言わないし、なかったことにするという政治哲学(?)が貫かれているのです。一政治家の見栄の為に死んでゆく都民の無念はいかばかりか。しかも今回は自分がその一人になる公算が高いという、特殊なケースです。だからこちらも必死なのです。
・山本太郎が出馬検討。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c37fffbf59384d49b9215471d9776d7e6b43c0
・東京で18人感染。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061000717&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
関連記事。アラート解除と共にステップ3。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362165
・東京五輪シンプルに。
https://news.yahoo.co.jp/articles/30ebbce22af8895f981550d0bcd012af0043a59c
コメント:来年7月なら、今から準備しないと間に合わない。でも今の日本にそんな経済的余裕はありません。安倍首相も小池知事も森会長も、五輪と共に退場してもらうのが、都民と国民にとってはベストです。
・#国会を止めるなツイッター。投稿相次ぐ。
https://mainichi.jp/articles/20200610/k00/00m/010/018000c
1736.公約7つのゼロ。20/6/13
・休業要請はやりすぎだ。吉村知事。終息は自粛によるものではない。.
https://www.asahi.com/articles/ASN6D6JVDN6DPTIL013.html?iref=comtop_8_02
関連記事。コロナ発症後10日で退院可に。PCRなし。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6599d18be97f49eb543b586031763380d05a2ebb
コメント:コロナ禍の「諸悪の根源」が厚労省。東大が一枚噛んでいたら最悪。
・東京アラート見直し。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362357
関連記事。前回公約、7つのゼロ。毎日新聞。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200612/k00/00m/010/274000c
関連記事。自民、都知事選は自主投票。
https://www.47news.jp/news/4907082.html
コメント:だったら何でこんな意味のない、しかも分かりにくい、元祖ロンドンアラートとさえ異なる、自分勝手なルール(東京アラート)を持ち出したのか。しかもステップが複雑で分かりにくいという評判でした。自分の存在と、やってる感のアピールだけが目的と思われても仕方がないと思います。今なら、何でも発言すれば、必ずメディアがそれを取り上げ、画面にアップで映し出される。無料の選挙戦。選挙前のリップサービス。ただそれだけではないのでしょうか。
すべての機会を選挙のための注目集めに利用。しかも週刊文春や毎日新聞が書いているように、過去公約はほぼ全て未達。築地の食の文化センターしかり、待機児童ゼロしかり、満員電車ゼロしかり、電柱ゼロしかり(しかもこれは天文学的な費用が掛かる)。五輪のコンパクト化しかり(コンパクトどころか何倍にも膨れ上がった)。今回の選挙の売りは東京都版CDC。国と別個に感染研究組織を作って、いかなる意味があるのか理解不能。全てがその場の思い付きと自己宣伝で、自分の言葉に責任を持たない。民主主義の理念とも無関係。価値観はファシズムのそれに近い。排除の論理で希望の党を潰した。泳ぎ回ることが政治だと思っているのでしょうか。
都庁内では反対する者に報復人事を適用。人事の細部にまで口を出し、批判者は関連会社に飛ばされる。都議なら後ろの席に追いやられる。恐怖政治が吹き荒れ、都庁には陰鬱な空気が垂れ込めていると言われます。石原都政より雰囲気が悪いと言うのだから呆れます。アンゴルモアの恐怖の大王(ノストラダムスの予言)の女性版です。
一方、彼女のしてきたことは、小泉にすりより、小沢にすりより、今また二階にすり寄っている。あくなき上昇指向と政治的無節操。金の面でも、不動産の処分で側近(または親戚)に疑惑が出ています。同じ練馬区出身の政治家なら、選挙違反でさっさと身を引いた菅原元経産相の方が、まだしも潔いと言えます。
現時点で知事として最悪なのは、都民に自粛を迫る以外に、自分では何一つやらない、リスクは取らないという、コロナ「無」対策です。しかも首都で連携しようという矢先、急に都の独自路線(例えば東京アラート)を持ち出して、台無しにしてしまった。コロナ対策の推進役どころか、「コロナ評論家」になってしまっている。アラートの解除でも、病院の体制を見ながらと、他人事の様に言い放ちました。病院の経営体制を含めて、対策を講じるのが知事の仕事でしょう。
卒業証書疑惑で、自民党も一歩引きました。二階は相変わらず個人的に支持すると言っているが、自民党は自主投票になりました。おそらく公明も同じような対応を取るでしょう。ところでメディアも、あの怖い目つきのマスク姿の表情のアップを使うのは、いい加減やめて欲しい。印象操作(存在感のアピール)の最たるもので(だったら他の候補者もアップにしないと機会不均等でしょう)、こちらの悪夢に出てきそうです。勢いを取ったら、後には何も残らない。それが小池知事の最大の問題点なのです。
・3密不可避。大阪マラソン中止。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362333
コメント:さすが吉村知事は覚悟が違います。しかも現実的です。
1737.都政と国政を見極めよう。20/6/14
・小池都政4年、事実で功罪見極めを。朝日新聞。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14511788.html?iref=comtop_shasetsu_01
関連記事。政治家に必要なものはしたたかさだけか。小川淳也。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200612004318.html
コメント:小川は元希望の党です。今回は勝てなくても、勝てる時まで反対票を投じ続けることも、また市民のしたたかさでしょう。ネット投票は未だに実現していないし、郵送も認められていないが、期日前投票があります。
自分の権力拡大以外に関心のない、自我肥大の小池都知事が再選を果たせば、また性懲りもなく間違った政策(例えば東京都CDC)や、出来もしない約束(食の文化センター)などを繰り出しては、都民の税金を浪費するのでしょう。昨日、1年分で少なからぬ都民税を納付した時にも、独裁知事への高額な報酬が含まれていることを考えて、納税者(小池知事よ英語で言えるか)として、気持ちが真っ暗になりました。
そこに以下の記事の「女帝小池百合子」を読んだ読者の批評が心に残りました。「東京に住む者にとっては恐怖。虚無を隠し通す冷酷な手法の数々が今も続いている」。よいしょ本なら時間の無駄なので、積ん読になっていたが、読む気になりました。
・住民税負担感ずしり。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60260630R10C20A6PPD000/
関連記事。評伝小池百合子。
https://mainichi.jp/articles/20200612/k00/00m/010/146000c
関連記事。山本太郎、週明けに出馬判断。五輪の中止要求。
https://this.kiji.is/644429571056010337?c=39546741839462401
コメント:確かに女帝が再選されたら、間違いなく五輪をごり押しして、都民に大きな経済的負担を掛けることになるでしょう。コンパクト五輪を売りに、東京に持ってきたのに、いざ蓋を開けたら7千億円が最後は3兆円(実質4兆円)にまで膨らんでいたのです。今また見直しがあったとしても、その費用でさえ負担する体力は、もう都民にも国民にも残ってはいないのです。
弱者の痛み等理解しようともしない小池知事は、自分がお祭の主役になりたいために、都民に経済的負担を強いることを諦めるとは思えません。これまでの都政をみていれば、それははっきりしています。常に権力の側につき(しかも一瞬だけ反権力の振りをするので、そこに都民が騙される。始末の悪い二枚舌です)、自身の保身だけを図ってきたのです。しかもこれまでがそうだったように、言を左右にした挙句、状況が変わったと開き直れば、都民は文句を言わないだろうと思っているのではないでしょうか。
今都民に出来ることは、現知事の得票数を、一票でも減らすことです。そうやって反小池の民意の存在を示すことです。それが今後の歯止めなき暴走を抑えるために、都民が出来る唯一の事なのです。小池知事を支えているものは、異次元の自我と、得体のしれない(だから根拠のない)印象のみのポピュリズムだけだからです。
・経産相の不信任案も。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362431
関連記事。給付金配れと言われても出来ない。経産省幹部。
https://www.asahi.com/articles/ASN6F6QZKN6FULFA00R.html?iref=comtop_8_01
関連記事。コロナ禍で揺れる安倍官邸
https://news.yahoo.co.jp/articles/db88c4bc3e96549e52ab17bae1aa6c52eb3a5a72
関連記事。官邸の金正恩。
https://news.livedoor.com/article/detail/18161699/
コメント:しかしよくも国は(中抜きしかしていない)電通に、緊急時の補正予算から3千億も払えるものです。こちらは血のにじむ思いで税金を払っているのです。腐敗した(失礼)経産省と共に、電通を懲らしめる方法はないものでしょうか。もはやブラックどころか寄生虫(毒虫)です。そして業界の監督官庁として、他省ならともかく、経産省であればこそ、絶対にあってはならない一社独占発注体制(自由競争の否定)を作り上げた責任は、明確な懲罰人事の形で国民に示さなければなりません。経産省が派遣している今井補佐官や佐伯秘書官にも、自分達が国民にかけた迷惑(一斉休校やアベノマスク=上記関連記事参照)の清算をしてもらう必要があります。
1738.コロナに無策。20/6/15-18
コロナが収束しない間は常在戦場です。
・東京都で新たに47人感染。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b07c277172d8af0bc005330b76bfd8f46a20e156
関連記事。国内感染124人。
https://www.sankei.com/life/news/200327/lif2003270082-n1.html
関連記事。人出、感染前の8割。夜の同じ店で18人。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362475
関連記事。19日の休業解除変わらず。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061400168&g=pol
関連記事。時期尚早では。
https://www.asahi.com/articles/ASN6G5WKJN6GUTIL00M.html?iref=comtop_8_02
関連記事。自粛下の営業の自由とは。
https://www.asahi.com/articles/ASN6G5WKJN6GUTIL00M.html?iref=comtop_8_02
コメント:第二波ではなく第一波の余波でしょう。しかも典型的なクラスターです。これがなければ感染者数はほぼ平行移動でした。旧業界jはその真mでもいいがk、行政指導で、店舗名を公表の上、閉鎖・完全消毒が必要です。富を感染から守る義務があるからです。店舗側からすれば、状況を甘く見て、営業権を自ら放棄した最悪のケースです。
それはそうと、「知事選出馬の為に」、アラートを解除したのは、どこのどなたでしたっけ。検査を増やしたから、感染者数が増えているという理屈は無論の事、こちらも理解しているが、ならばどのくらい増える見込みで、どこまで増えれば、どういう対策を講じるのかの具体的な指針が必要です。さもないと数字が独り歩きして都民の不安をあおることになるからです。
検査は諸刃の剣ですが、それは病気を治すための医療用メスだと考えるべきなのです。しかもそれさえ理解出来ない専門家や厚労省の医官が対策を決めているのです。
都民の覚悟として、国も都もあてにしてはなりません。自分達の判断で、自分達の方法で、自分達の身を守るしかないのです。それは究極の自己責任でもあります。表現を変えましょう。情報操作や隠蔽に罪悪感を持たない、某自民党政府と、某都知事の情報を、真に受けていたら、命がいくつあっても足らないでしょう。疑うことで、自分の生命を守るしか、方法はないのです
関連記事。北京で集団感染50人超。第二波警戒。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a57ca49cd6643ddf9d80e7d882e2f9ca025a37
・首相、罰則付き外出制限検討。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362546
コメント:飲み屋やスポーツジムが再開しても、客が行かなきゃ意味ネーダロ。コロナの感染拡大は国民が勝手に動き回ったせいかね。だから対策も国民の外出禁止だけしかないのかも。ナことより検査を増やせよ。なんたる無策、能無し政府。誹謗中傷ですか?。BKをBKと言って、AHをAHと言って何が悪いのかしら。○※△♯♭!。
・院内感染。和歌山の対応。
https://mainichi.jp/articles/20200613/k00/00m/040/116000c
コメント:小池知事は、和歌山知事の爪の垢でも煎じて飲みなはれや。
・コロナ、正解模索続く救急現場。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362785
コメント:コロナの疑いで患者を振り回す前に、救急救命ですることがあるでしょう。感染が怖ければ救急隊員は防護服とフェイスシールドを身に着けるべきです。コロナなら、たらいまわし死んでも仕方がないと誰が決めたのでしょうか。厚労省か、専門家会議か、小池知事か。東京都は力士の死をコロナ死として、厚労省に届けていない。届ければ初の20代死者になるからです。そこは冷血な小池知事のこと、原因究明どころか、印象操作の為なら何でもありの御様子です。
1739.いよいよ都知事選。20/6/16-18
・出馬会見。話題の書の質問受けず。問われる記者排除の姿勢。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200614/k00/00m/010/130000c
関連記事。都知事選、論戦へ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061300376&g=pol
・したたか再選戦略。晴れぬ学歴詐称疑惑。
https://toyokeizai.net/articles/-/356808
関連記事。公明、山口、小池支持。
https://www.asahi.com/articles/ASN6J5X1NN6JUTFK00G.html?iref=comtop_latestnews_02
関連記事。政治学通りに行かない日米。感染拡大しても支持率上がらず。
https://www.asahi.com/articles/ASN6H72DRN62UHBI03H.html?iref=comtop_8_04
コメント:
小池知事の再選スローガンその1:東京都感染症センターの設立
WTWコメントその1:やるのなら国として取り組むべき案です。その時は、国立感染研(=厚労省)を残したままでは、医療の二重行政となり、税金の無駄遣いになるだけ。政府が、検疫にしがみつく頑迷な厚労省に振り回されて、ろくなコロナ対策が出来なかったことは事実だが、それは政権が交代し、質の悪い医官が仕切る魔窟の厚労省を根こそぎ代えなければ直らない。しかもセンターの設立と運営には、天文学的な費用が掛かる。小池知事の意図は全く理解不能。しかも、おそらく、いつものように、まともな説明はせず、記者の質問にも答えようとしないと思うので、無責任な思いつきでしかない。
小池知事のスローガンその2:都民に納得して貰える形での東京五輪の実施。
WTWコメントその2:築地市場の利活用にしても、前回の天文学的な五輪費用にしても、都民お納得を得る努力をしたと思えない。7つの公約未達についての説明もない。ということは、五輪を来年強行するにあたり、それは自分を選んだことで富の医師であることが分かると言い出すに決まっています。そして都民の納得が前提などとは言っていないと開き直ることでしょう。所でコロナ対s買う出バラ相俣人のしては既知と千佐々沙穂??とみに手理事する義務があります。祖くらいの常識も通用sにな用なら話になりまsネン。」
「女帝小池百合子」:小池知事はノーコメント。
WTWコメントその3:未だ1/3しか読んでいないが、書物の記述が虚偽とは思えません。虚偽なら本人が訴訟を起こしているでしょう。小池が成人するまで、ある意味辛い半生を送ったことは気の毒に思うし、父親の悪影響もあったでしょう。それでも都民が、小池知事の上昇指向と権力欲に、どこまでも付き合わねばならない理由はありません。小池の人生はあくまで小池の個人的な問題です。しかも個人の価値感に、あまりにも深く捕らわれているので、政治家として必要な、公明正大さと政治倫理に欠けていると言わざるを得ないのです。勝てば官軍では誰もついていかないでしょう。現に都民ファーストからは、複数の離脱者が出ています。しかも前回の都知事選では、鳥越を病人だと誹謗中傷し、抗議に対して謝罪していません。今度は誰を誹謗中傷するのか、録音しておく必要があります。
弱者に寄り添い、都民が共感を持てる政治家なら、他にいくらでもいるでしょう。敢えて小池知事を再選しなければならない理由を、私は思いつけないのです。
候補者の中で使えそうなのは、熊本の副知事(維新推薦)でしょう。山本太郎はマイペース(まともな側近をつけないとやがて自滅するでしょう。現政権と変わっていれば良いというものでもないでしょう)なので、今回も多くの都民の気持ちを掴めるとは思えません。故に黄たるべき総選挙も心配です。宇都宮は、小池がとランプなら、日本のバイデンでしょう。
関連記事。4つのレス公約。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061500914&g=pol
コメント:あいかわらず目先のスローガン。しかもいつも国政を意識している。弱者に寄り添う姿勢もない。腰掛けの都知事などを都民は必要としていないのです。
関連記事。東京アラートとは一体何だったのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3deb060e2a95b65282959a909bc2e40d22b54152
コメント:誰かのパフォーマンスです。多分他県では誰も使わないでしょう。中身がないからです。
関連記事。低い陽性率に第二波懸念。
https://www.asahi.com/articles/ASN6J6675N6JULBJ009.html?iref=comtop_8_06
コメント:検査と隔離に消極的な、安倍・小池の体制で第二波を迎えたくはありません。
・女帝小池井百合子の著者に聞く。小池都知事に賛同できない理由。
https://diamond.jp/articles/-/240531
関連記事。都知事選、共同記者会見。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36096
関連記事。須藤、都知事選で山本太郎支援のため立憲離党。
https://www.jiji.com/jc/p?id=20200617212626-0034981337
コメント:本を読んだ方でなくとも一読を。それでも小池知事が再選されるようなら都民(国民)は底なしのお人好しです。しかも無所属だったことが、逆にプラスにでも働いたら、二重に救われません。なぜなら小池知事の辞書には、民主主義も人権もないからです。自分がすべてを決める絶対君主。その独裁政治が都民にもたらす弊害に比べれば、選挙違反の方が未だましなくらいです。自分の非は絶対に認めず、嘘はつき放題というのも、安倍首相の一卵性双生児のようです。
1740.時代錯誤の銅像撤去。20/6/23
・NY自然史博物館のルーズベルト像撤去にトランプ反対。
https://www.47news.jp/news/4938983.html
コメント:地域、民族、宗教、時代によって、そこに住む人々の価値観は変わる。宗教の違いでタリバンは仏教の石像を破壊しました。でもそれが自分と異なる文化を一方的に否定した蛮行であることは世界が認めるところです。時の権力者は以前の価値観や文化を、ことごとく否定し、破壊したがります。自分だけが全ての独裁者には、承継や共存の発想はないのです。
同じ国の中でも場所によって人の評価は変わります。安倍首相は山口では尊敬される。明智光秀も、吉良上野之介も、最近なら加計も、地元では殿様と評価されている。一方で、坂本龍馬は京都ではまともに相手にされていません。人の評価は、土地々々の価値感と固有の文化を反映しており、しかも時代とともにそれらも変わる。だから変化は止むを得ないし、変わらなければ発展もないのですが、問題は変化の後で、自分とは異質のものに、どう接するべきか、またはどれだけ寛容になれるのかという点にあるのです。
トランプ以後の、多様性を否定し、自分と少しでも異なる者に不寛容な世界では、来るべき宇宙文明との遭遇に、人類がうまく対応できるとは思えません。彼らは人間のちっぽけな文明と、狭い価値観と了見ではカバーしきれないほど異質である可能性が高いからです。そういう状況で、地球人が「異質」を否定すれば、両者の関係には、勝つか負けるか(=戦争)しか選択肢がなくなるのです。しかも今回の相手には圧倒的な技術力の差がある。映画インディペンデンス・ディのような訳にはいかないのです。
もっと言えば、量子トランスポ―テーションや反重力を実用化している彼らは、事実上時空を超えた移動が可能なのです。それは彼らが既に地球に来ていることを意味しています。しかも巨大な宇宙船団などという、洗練性を欠いた接近遭遇ではありません。マイクロバスくらいの小型の宇宙船(円盤)で、いとも気軽にやってきては空中を自在に飛び回り、気楽に調査して帰るのです。従って、我々が想像する以上に大きな技術の差があると思わなければならないのです。
彼らから見れば人間の文明で注意するべき2つの段階があります。一つは核開発であり、もう一つは宇宙旅行です。核爆弾の濫用を宇宙人は強く警戒しており、一度は米国の核ミサイル基地を無力化したこともあります。だったら何で広島と長崎への投下を止めてくれなかったのかと思います。原爆実用化の1945年以降、急速にUFOの目撃が増えています。しかも核施設の付近が最も多いのです。
今年から来年にかけて、火星探査計画が始まります。月着陸では、異文明の遺跡の写真をNASAが懸命に画像処理してごまかしました、火星ではそういう小細工は通用しません。火星では遭遇が避けられないのです。だからこそ、近い内にこの地球上で、宇宙人と人類との公式な接近遭遇があることが予想されるのです。しかしそのためには、人類が異質の存在と、その価値観を受け入れるだけの度量を持たなければなりません。それが人類2.0なのです。銅像を引き倒しているような知的、文明的レベルではその資格はないのです。
話を国内政治に戻します。宇宙人の話とも関係するのですが、大事なことは、人間と国家の度量(スケール)が最大の課題だという事です。所詮完全な人間はいない。自分だって例外ではないという謙虚な心が重要なのに、安倍にも小池にもそれはない。ただ肥大した自我があるだけです。だから二人は相入れないのです。似た者同士だからです。
俺が俺がの上に、二人とも頭がかなり悪いので、5年先さえ見通すことが出来ません。その首相が、政治は結果責任だなどと言い出しているのは、自分は十分努力したのだが、状況が思わしくなくて、結果が出なかったと言い訳しているのでしょう。でもそれを自分の言葉以外、誰が証明するのでしょうか。しかもこの態度は小池知事にも、そっくりそのまま当てはまるのです。
民主党時代を暗黒時代と否定した安倍首相。ならば今の安倍政治の闇は誰の責任でしょうか。もはやその台詞は、陳腐を超えて悪い冗談にしか思えません。前任者を否定し続けた小池知事。しかもあろうことか、後藤新平に自分をなぞらえる尊大さです。でも都政のどこが変わったのでしょうか。後藤と異なり、改革はひとつも出来てはいない。しかも金食い虫の無電柱化などは直ちに止めた方がいいのです。後藤と自分を比べる前にまずは美濃部を見習うべきでしょう。その存在を知っていればの話ですが。民主主義の歴史は愚か、憲法の理念も学ばずに、言葉だけを弄んでも何も生まれてはこないのです。
思い付きと体裁だけで、後藤新平のような百年の計は、どこにもありません。そうでないと思う人は、直接尋ねてみればいいのです。何も出て来ないでしょうし、それは何もない(からっぽ)からなのです。
具体的な話をすれば、一例が9000億円をばらまいた都の予備費です。誰もその使途を検証しようとしません。5600億円は中小企業への(コロナ対応の)融資で、1890億円が休業協力金と言われるが、残り1500億円は使途不明のままです。その中には、「自分をTVに出すことを条件にした」都の広報費(即ち実質都知事選の宣伝費用)15億円が含まれていることも確実です。
更に話を銅像に戻すと、文化や理想を小さい自分の尺度で測り始めたらきりがないのです。政権が変わるたびに、歴史と政治の教科書を書き換えることが出来ないからです。京都の千年の歴史にも、意味がなくなります。政変の都度、歴史遺産、文化遺産を破壊してしまう恐れがあり、実際それが起きているのです。明治初期には廃仏運動もありました。もうそういう愚行・蛮行から卒業しなければ、人類は(日本人も)2.0にはなれないのです。
今回の米国民のルーズベルト像の、民族浄化的なやりかたこそ、世界は警戒しなければならないのです。それはナチやユーゴで起きたことにもつながるからです。日本でそれに近いのが、安倍や小池の前時代の価値観、言い換えれば昭和の日の丸信仰です。