「オンライン・オピニオン」


「安倍政権と統一教会」
「信仰ではなく、反社会的行為が問題」
「子供騙しの教団会見」
「政治と宗教」
「国賊でなくても厄介者」
「ウクライナ疲れと国連疲れ」
「らくらくライブの紹介」
「統一教会はやはり反社」
「人生の目標」
「自民党の本音」


2231.安倍政権と統一教会 10/20

『ITは以前からPC派だが、
持ち運びが面倒なので、
スマホをもっと活用しようと、
現代最強と言われるスマホに、
乗り替えてみた。

なるほど、指先一つで、
さまざまなアプリが使える。
反応も十分早い。

スマホ中毒の気持ちが、
少しは分かる気がした。
そこで考えたのは、
スマホ中毒と言うのは、結局、
情報中毒のことではないのかということだ。

本を読まなくなった若者たちにも、
映像を主とする、大量の情報が、
ネットから流れ込む。

ところが相変わらずネトウヨが跋扈し、
リベラルな言動に対して、
反動的な反感だけで炎上している。
しかも匿名だ。

なぜ開かれた情報環境なのに、
こうした一方向な思想的偏向が起きるのか。
それは情報の質に対して、国民が
余りにも無頓着だからではないのか。

だから過激な意見で注目を集める
浅薄な論者が、大きな顔をして、
暴言を吐くようになるのではないか。
それはある意味で、
ポピュリズムなのかもしれない。

ならば右傾化した意見の趨勢に対して、
リベラルな情報も、
どんどん供給するべきではないのか。
ようは多様な選択肢を用意するということだ。

wtwが、情報の多様性を求める、
リベラルな市民の、
情報収集のお役に立てれば、
望外の喜びというものである。』



日本の最近の超保守の傾向が気になったので、「日本の右傾化」という本を買いました。これがとても参考になる本で、政治は無論のこと、ヘイト、教育、家族、報道、宗教に至る広い範囲をカバーしており、それぞれの専門家が分析しています。読み進めるうちに、統一教会の分析もあり、最近TVで良く見る、鈴木エイトが執筆しています。日本の右傾化とも大きく関係しているので、是非その一部をご紹介したいと思います。

徹底検証「日本の右傾化」塚田穂高編、筑摩書房、より
統一教会=勝共連合、その右派運動の歴史と現在、鈴木エイトから

…「安倍政権との親密な関係」
 近年の国政への関わりを検証しておこう。2013年の参院選では、全国の信者に対し、安倍晋三と同郷で元産経新聞政治部部長の北村経夫 (比例)に対する期日前投票が指示された。内部文書には「首相からじきじきにこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は (略)当グルーフの組織票頼みですが、まだ Cランクで当選には程遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追及する運動が起こるとの情報があり、守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の「死活問題」です」との記述があった。北村の福岡選挙事務所には統一教会系政治団体・世界平和連合から女性事務員が派遣され、後援者名簿には全国各地の勝共連合と世界平和連合の幹部の名が記されていた。
 北村は選挙運動期間中、ひそかに福岡県内の統一教会二カ所で礼拝に参加し、講演を行った。後日、それを知って詰め寄った支援者に対し、選挙事務局長は「菅(義偉・筆者註)官房長官の仕切り」と答えている。統一教会内部の情報筋によると、北村に対する統一教会票の上積みは約8万票で、その結果、北村は14万2613票を得て当選を果たしている。その3年前、2010年の参院選で流出した勝共連合の内部文書には「山谷 (えり子・筆者註)先生、安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」と記載されていた。2016年7月の参院選では、清和会準会員の宮島喜文 (日本臨床衛生検査技師会会長・比例)への組織的投票が指示され、宮島は当選している。同情報筋によると、参院選直前の同年6月、首相官邸に統一教会の徳野英治会長が招かれたという。
 2015年8月、文化庁はそれまで拒んできた統一教会からの名称変更申請を受け取り、「世界平和統一家庭連合」への教団名変更を認証した。その際永田町では、ある噂が駆け巡った。文科相 (当時)の下村博文が強引に認めさせたというのだ。『世界日報』の月刊誌『VIEW POINT』には、ここ数年で3回も下村のインタビュー記事が掲載されている。安倍晋三の他の側近も、親密な関係が発覚している。2009年以降、稲田朋美は世界平和連合の他、同じく統一教会系団体の世界平和女性連合の大会でも講演した。萩生田光一は徳野会長の講演会で来賓挨拶し、中川雅治は教祖の妻・韓鶴子の講演会で来實挨拶した他、参議院議員会館で統一教会関連団体が開催した懇談会に日本統一教会の会長・総会長らとともに出席した。
 前出の内部資料には親・統一教会政治家らへの対策費として 毎月1億円が計上されており、PRチームと呼ばれる勝共連合の議員渉外チーム予算は月に500万円となっている。
1975年当時の統一教会広報委員長・阿部正寿が会長を務める世界戦略総合研究所の会合では近年、安倍晋三、下村博文、石破茂、衛藤晟一らが講演しており、同研究所の事務局次長は安倍が主催する「桜を見る会」に毎年招待されている。
 世界戦略総合研究所の定例会では高橋史朗、伊藤哲夫といった日本会議のコアメンバーらも講演をしている。安倍政権に強い影響力を持つと指摘される右派組織・日本会議は、生長の家信者による学生運動が源流であり、前述の首相補佐官・衛藤晟一もコアメンバーの一人だ。日本会議の前身・日本を守る国民会議の発起人には、福田信之・元筑波大学長の他、立教大総長、参議院議員を務めた松下正寿といった統一教会関連団体で要職にあった者が含まれている。統一教会の上層部には日本会議の会員も多く、『世界日報』の読者で構成され、保守系知識人を招いて定期講演会を行っている世日クラブにも、日本会議関係者が多数いる。両者は様々な関連組織を通じて交流している。2013年3月、太田洪最・勝共連合会長の就任パーティには、自民党の国会議員が多数出席した。近年の勝共連合の街宣では、自民党憲法改正草案に倣った主張をしている。(以下略) 

コメント:素人がつけ加えることは、何もないが、これを読めば現在の国会での論戦が、いかに茶番かが良く分かる。自民党と統一教会の癒着の構図がはっきりと浮かび上がってくる。統一教会の自民党選挙応援は、組織的に計画され、また巨額の費用が投入された、息の長い一大政治プロジェクトだったのである。市民の選挙応援という形式は、野望の隠れ蓑に過ぎない。巨額の費用が(自民党の為に)背後で使われており、選挙法違反の疑いも濃厚だ。選挙運動の目的が、国政に影響を与えることを目的にするという、一政党応援の市民運動とは全く性質を異にする活動だ。反日なのに、反共だから、右翼の総本山、日本会議とも融和したのだろう。
 文鮮明夫婦は、歪んだ教理を振りかざし、珍妙な王冠をかぶって、王を自称する。目標は精神世界の制服、日本の韓国への従属である。飽くなき権力欲と、政治的支配だ。このどこに、宗教本来の救いや愛があるというのか。救いは金では売買できないし、神に金は要らないのである。
 日本の政治支配という文鮮明夫婦の野望の為に、洗脳されて思考能力を失い、ロボット化された日本人が、財産を巻き上げられてきた。どこが救世主だというのか。むしろ反キリスト、サタンの生まれ変わりではないか。韓国との間に武力紛争が起きてもおかしくないくらいの国辱の行為なのだ。
 そういう観点から見れば、安倍晋三は国賊どころではない。売国奴であり、それが自民党議員の大半に当てはまる。金や票の為に良心を売ってきたからだある。良心を失った人間をなぜ議員に選ぶ必要があるのだろう。狂人達を国の代表にすることほど、危険なことが政治の世界にあるだろうか。そういう意味で、選挙の応援を受けた者、統一教会の主張に賛同を表明した議員は、全て国会から排除されなければならないのである。
 もっと言えば、今の日本の政治は、国賊の国賊による国賊の為の超保守政治なのだ。よくもそれで村上を謹慎させられたものだ。自衛隊がクーデターを起こしてもおかしくないくらいだが、自民党の私兵だから、それはやらないだろう。しかも自衛隊内部では、既に腐敗も起きている。
 自民党はよくも下村や細田や菅を不問に出来たものだ。統一教会は、断じて宗教団体などではない。実態は明らかに、(韓国の)極右の政治団体だ。朴政権との長い付き合いでもそれは明白だ。憲法も民主主義も否定し、国家支配を企む政治結社は、公安の捜査の対象であり、法人格の付与や、税の優遇などがあってはならないのである。

関連記事:統一教会被害者救済法案、今国会での成立目指す。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6442096

関連記事:統一教会、政治のけじめは未だ。朝日社説。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15449119.html?iref=comtop_Opinion_03



2232.信仰ではなく、反社会的行為が問題。10/21

『コメンテーターの一部や
取り分け統一教会の幹部は、
なぜ、今回の騒動の本質が、
理解できないのだろう。

それほど洗脳されているのか。
それとも理解できない振りを、
しているだけなのか、

これは信仰との戦いではないし、
宗派同士の争いでもない。
悪質商法、脅迫もどきの詐欺行為、
すなわち教団の犯している犯罪や、
反社会的行為との闘いなのだ。

犯罪者にはまず刑法が、
そしてその後で、
損害賠償請求などの民法が、
適用されなければならない。

被害者には、全額の返済を、
教団に請求する権利がある。
国民には、宗教で歪めらた、
民主政治を取り戻す権利がある。

そのためにも、これ以上、
教団が政治に関わるなという、
命令を出すよう、
政府に要求する権利もある。

一方で、五輪不正。
なぜ政治家の名前が出ないのか。
検察が政治家に忖度しているとすれば問題だ。
森が受け取った200万だって、
立派な収賄ではないか。』




2233.子供騙しの教団会見。10/22

「呆れ果てた、自民党。
未だに統一教会を擁護。

野党が提案する、
高額な献金の返済要求は、
個人の資産の処分権の問題だから、
介入できないと。

高額な献金の禁止についても、
基準になる収入が分からないから、
不可能だと。

民意や、国民の苦しみを理解せず、
教団の都合を最優先。
山際も、細田も、萩生田も
下村も、一切お構いなし。
麻生は弁明の言葉さえない。

自民党は、
教団との今後の関係を絶つという、
口約束だけで、過去の政治不正の責任、
取り分け教団の政策協力の責任を
一切取るつもりはないらしい。

教団は教団側で、議員の政策に賛同すれば、
それを応援するのは国民の権利だと抜かした。
どの自民党議員が、いまどき、『自分の口から』、
日韓トンネルの推進や、共産主義との対決を、
選挙の公約に掲げるというのか。

韓国の本部の意向を汲んで
推薦確認書に韓国側の要求を並べ、
署名を強要したのは
教団側(勅使河原)ではないか。

信者の顔をメディアに曝せば、
こういう状況では、信者は街を歩けなくなる。
でもそんなことはおかまいなしの教団。
信者を使い捨てにする教団だ。

しかも、記者から献金額を聞かれれば、
途端にそれはプライバシーだから言えないという。

また言論の自由を弾圧したことはないが、
嘘を言う言論の自由はないはずだと。
一体、嘘に嘘を塗り重ねている、
どの口がそれを言うのか。
過去最低の記者会見だと被害者も言っていた。

番組(ミヤネヤ)では、
オームの上祐にインタビューしており、
解散命令でどんな影響があったかと質問している。
信仰には制限も変わりもない。
しかもオームでは献金額は少なかったので、
一切影響がなかったと語った。

解散命令が出ても、信仰も布教が自由なら、
宗教団体である以上、何の不足があろう。
自民党は、信者に忖度せずに、
解散命令が出せるはずだ。

それとも自民党は、教団が違法な金集めが出来る
仕組みを残しておかないと、教団に顔が立たないとでも
思っているのか。そうなると、今度は自民党自身が、
反社会的政党となるが、
それでもいいのか。

教団は追い詰められ、
なりふり構わなくなってきている事も事実だ。
だから今こそが、この吐き気を催す
一大スキャンダルにとどめを刺す時なのである。

自民党(含む山際、萩生田、細田、麻生)には、
統一教会と、真剣に向き合う意思も、
覚悟もないというのであれば、
岸田首相は、豪州から戻り次第、
衆院を解散せよ。

教団と懇意の議員は、今度こそおおっぴらに、
教団に応援を頼めるだろう。

それが、統一教会と自民党の、
ただれた(不倫?)関係を、
民意に問う、もしくは清算する、
最善の方法なのである。』


2234.政治と宗教。10/22

今回の前書きは、10.21のNHK E テレの番組、政治と宗教の行方から、若松英輔の言葉の一部です。
政治が出来ることと、宗教が出来ることを、見直す必要がある。政治と宗教には緊張関係が必要。政治が宗教化していくことの恐ろしさを、日本人はとてつもない経験を何度かしている。政治に託されていることと、宗教に託されていることを、政治家、宗教家は考えて欲しい。本当にやらなくてはならないことは何か。東日本大震災の場合、政治家は物資を送ることが出来る。心に寄り添うのは宗教者の仕事だ。日本では政治のパワーにあらゆることが呑み込まれている。宗教は時として、政治のパワーにあがらう力でなければならない。それが現代の宗教では見失われている。
もう一つ、マザーテレサが死を待つ人の手を握っているときに、ある人が訊ねた。あなたはこういう被害者が出ないように、もっと行政に働きかけた方が良くはないかと。そのときマザーテレサの返答が印象深かった。私たちは行政サービスを代行しているのではありません。私たちは行政サービスが決して与えることが出来ない愛とは何かが私たちの問題なのです。宗教者の役割が見えにくくなっている。そこに問題がある。
そこで僧侶の釈徹宗が、宗教の聖なる領域も、社会から離れた場所に、ぽつんと存在するわけではないので、独自の価値体系を持ちながらも、貧困などの社会問題とも関わり、社会に着席しなければならないと述べていました。
若松は更に言葉を重ねて、宗教者でなければ見えない問題もあるはずだと述べました。そして尊厳は万人に与えられている、また万人は等しい。この尊さと、等しさが、現代は失われて来ていると語りました。
さて賢明なる読者諸兄・諸姉はいかがお考えでしょうか。

・野党にすり寄る政府。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6442370
コメント:大いに擦り寄って頂きたい。

・創価学会が巨大教団となり得た戦略。
https://toyokeizai.net/articles/-/626533

・統一教会が突如任命した、二世教区長集団の異様さ。
https://digital.asahi.com/articles/ASQBN6SHYQBNUTIL02K.html?iref=comtop_ThemeRightS_01



2235.国賊でなくても厄介者。10/23

『村上議員は、
安倍政権時代から孤高の道を選んだ。
与党内野党と言っても良い。
安倍の国葬に反対して、国賊と言った一言で、
事実上、自民党からの除名処分となった。

一方で、統一教会と安倍の関係を見れば、
国賊という表現が相応しいかどうかは別にして、
少なくとも、日本を韓国に売ろうとしていたと、
思われても仕方があるまい。

よくもそれで、ネトウヨたちは
村上を売国奴と言えるものだ。
自分達にその言葉がはね返ることが、
分からないのだろうか。

安倍亡き今後、彼らは誰を立てるのか。
高市か、茂木か、それとも菅、麻生、二階か。
村上の処分を提起した衛藤自身が、
そもそも統一教会と関係があったと言われるのに、
何の釈明もしていない。

そもそもネトウヨは、自民党と統一教会の関係を、
どう考えているのか。
それとも自民党のする事なら、全て正しいとでも、
言うつもりなのだろうか。

衛藤は衛藤で、村上の発言は、
政治に命を掛けた安倍に失礼だと言った。
但し言われるまでもなく、
死者に敬意を払うのは当然だ。
しかも今回は非業の死である。

だからと言って生前の行為が正当化される訳ではない。
モリカケサクラの問題は、友達優遇が問題の本質であり、
政治への信頼を失わせたという点を除けば、
国政への影響という意味なら、それほど大きなものでは
ないのかもしれない。

それでも、安倍の失言で、ISが後藤記者を殺害し、
財務省の不正で、赤木氏が自死し、
何故か大きく取り上げられなかったが、
広島では、安倍の勢力争いから、河井案里が
自殺まで図った。

今や暴走が狂騒と化した黒田の量的緩和も、
大元はアベノミクスだ。
国会で黒田はこう言った。
物価が上れば、給与が上ると。
では本当にそうだったか。

この10年間、企業は低金利と円安で、
過去最高益を記録した。
にも関わらず、安倍や黒田が期待した、
賃金の上昇はなかった。
それは企業を締め上げる方法が、
存在しなかった、即ち飴だけがあって、
鞭がなかったからである。
安倍と黒田は、
財界に完全になめられていたのである。

それなのに、国民への締め付けは厳しく、
諸保険料は上り、年金も、生活保護も削減された。

元々自国の政府を信用していない日本の企業は、
将来に備えて内部留保をこれでもかと蓄え、
従業員に分配することはなかった。
一方、企業は内部での造反が起きないように、
役員と幹部には手厚く分配した。

賃上げを要求するべき労働組合、
取り分け、反共を掲げる連合は、
政府と経営者の顔色を窺うだけで、
労働者全体の権利保護という面では、
殆ど機能してこなかった。

金融資産の税制優遇もあり、
その結果日本でも、富裕層、経営層と、
中間層、貧困層との、貧富の差、経済格差が拡大した。
コロナでも、休業補償等、企業の支援には巨額が
使われたが、国民への生活支援はごく僅かだった。

個人は消費を抑えるしか、
生活防衛の方法がなく、
従って消費も伸びず、
物価が上がる要素はなかった。
現在の物価上昇は、需要が増えたからではなく、
戦争と円安で、エネルギー含む製造原価が上ったからだ。
値上げする側にとっても、苦渋の決断だ。

安倍、黒田と言う二大(?)素人が、
思い付きで日本の経済財政に関わった結果が、
現在の日本の惨状なのである。

死者に敬意を払うのは当然だ。
私だって安倍に個人的な恨みなどない。
安倍と個人的な接点のある人には、
間違いなく、良き隣人、友人だっただろう。
それでも組織人、特に一国の代表としての評価は、
個人の評価とは別に、
しかも冷静に行なわれなければならない。

まして国費による、国葬の是非は、
首相経験者と言うだけの理由では不十分だし、
故人の政治の功罪の評価が伴うので、
岸田独りの判断で決められるものでもない。

安倍派だから当然ともいえるが、
衛藤や萩生田などの、安倍の神格化に
大きな違和感を感じるのは、
安倍の国民の評価が、安倍派の議員のそれとは
余りにも違うからだ。

何が不愉快かといって、自民党内で、安倍を神格化し、
安倍のしたこと全てを、肯定する動きがあることだ。
これという政治信念もなく、若さと勢いだけで当選した。
魔の三回生を入れると、安倍チルドレンは百名以上。
彼らにとっては、死んでもなお、
安倍にすがるしか生きて行く道は
ないのかもしれない。

しかし集まれば力になる。
反自民の私でさえ思い付くのは、
代表を小泉に依頼し、萩生田も入れることだ。
そんな知恵さえ浮かばないようでは、
所詮、次の選挙の後で、
議場から消えていることだろう。

安倍派がしようとしていることは、安倍の亡霊を、
国会に導きいれることだ。
かつて安倍が岸の亡霊を引き込んだことがある。
これでは、現世の政治か、あの世の政治かの
区別さえつかなくなる。
細田の代わりに強力な霊能者を、
議長にしなければなるまい。
「あ、岸さん、席から勝手に浮かび上がらないで下さい」

安倍の亡霊にまで忖度しなければならないとしたら、
国会はそのまま、地獄の議会だ。
国会中継が、実写版ホラー映画になる。』




2236.ウクライナ疲れと国連疲れ。10/24

『WORLD INSIGHT』
Yes・Noでは語れない世界 国連本部で見た「ウクライナ疲れ」

遠田寛生

 米ニューヨークのグランドセントラル駅から東へ、歩くこと約10分。鳴り響く車のクラクションを聞きながらビルの合間を抜けていくと、国連本部とその横にカラフルな壁画が見えてくる。
 壁画は350平方メートルほどの大きさ。193カ国で構成される国連総会の、今年の一般討論演説(9月20〜26日)の開幕に合わせて、ブラジル出身のウォールアーティストのエドゥアルド・コブラ氏が描いた。親が子どもに地球を贈る構図になっている。色使いや雰囲気に私は癒やされる。
 その絵から数十メートル先にある建物の中では、連日激しい議論が交わされている。
 災害や紛争の対応、支援や停戦の呼びかけ……。結論が見えず非難の応酬に終始する議論を見て終わる日も少なくない。最近ではウクライナを取り巻く状況に「もやもや」を感じる。

 典型的な例が9月21日だ。世界の首脳らが集まる一般討論演説で、ウクライナのゼレンスキー大統領が登場した。事前収録のビデオ映像とはいえ、ウクライナ侵攻から初めて、世界から首脳級が集まる中での演説だ。議場の反応を撮影しようと、私は報道カメラ用のブースで一眼レフを構え、英語での演説に耳を傾けていた。

「ウクライナ疲れ」の形跡
 「一つのテロリスト国家よりも、人類と国際法の方が強力だ。ロシアはこの戦争を終わらせることを余儀なくされるだろう」
 収録とは思えない迫力がそこにはあった。カメラ目線で、こちらの目をじっと見てくるような眼力は鋭く思えた。
 演説が終わり、スクリーンからゼレンスキー氏の姿が消えた。すると、同じぐらいのタイミングで場内から拍手がわいた。次々と各国の代表らが立ち上がり、誰も映っていない黒色のスクリーンに向かって手をたたいていた。
 10秒、20秒……。時間が経過するごとに音量はふくらんだ。拍手は1分ほど鳴り響いた。
 戦争はあってはならない。侵略を容認してはならない。1分ほどの拍手はそのような声にさえ感じた。久しぶりに大多数の意見がまとまったのかも――。そう思いシャッターを切り続けた。

 ところが場内が落ち着いてから撮影した写真を見返していると、私が感じていた熱気は違っていたことに気づいた。
 議場は「総立ち」にはほど遠かった。拍手なしでその場をやり過ごす人を何人も確認できた。
 思わずリチャード・ゴーワンさんの顔が浮かんだ。シンクタンク「国際危機グループ」の国連担当だ。私は事前に、一般討論演説での注目ポイントを聞いていた。彼はゼレンスキー氏の演説に対する各国の反応を挙げ、「各国の行動を気にしているといいですよ。『ウクライナ疲れ』の形跡が見えてきます」と言っていた。

 食料危機、エネルギーの価格高騰、気候変動……。長引くウクライナでの戦争は、全世界に様々な影響を与えた。
 一般討論演説のデータが、ウクライナ離れの実態を表している。国際危機グループによると、登壇した北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)のどちらにも属さない156カ国のうち、ロシアを名指しして非難したのは64カ国。38カ国の代表はウクライナには触れたものの、対立のきっかけとしてロシアを追及しなかった。ほかの54カ国の代表に至っては一切、戦争への言及はなかった。

 実際、太平洋の島嶼(とうしょ)国パラオのシード国連大使は10月にこう述べている。「戦争で食料が不足し、飢えと闘う人が増えた。エネルギーの価格高騰で仕事に支障が出ている人もいるし、冷房代が天井を突き抜けるほど高くなり、暑くても冷房が使えない人もいる」「ウクライナ侵攻からもう8カ月。同じように非難を繰り返す言葉を聞くのに、一部の国は疲れてしまっている」

「中立」を選ぶ国
 国内状況を改善するためにも、ロシアと関係を維持したい国はある。そこで「中立」を選ぶ国は多い。ガボンもその一つだ。中央アフリカの大西洋沿岸に位置するガボンは現在、国連安全保障理事会の非常任理事国。10月からは安保理の議長国になった。
 ガボンのビアン国連大使は10月3日、「所信表明」を兼ねた会見を開いたが、記者からの質問が集中した。9月30日の安保理では、ロシアによるウクライナ4州の一方的な併合を非難する決議案の採決で棄権していた。
 ビアン氏は身ぶり手ぶりを交えて主張した。「戦争が始まって以来、立場は変わっていない。国連憲章の原則、領土への一体性を繰り返し訴えている」
 すべてが納得いく答えではなかった。ガボンは3月2日の国連総会で、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議に賛成した。

 侵略は国連憲章違反なのか。一方的な併合を違法と非難した国連事務総長に賛同するのか。「YESかNOで答えてほしい」との質問も飛んだ。ビアン氏は抽象的な回答に終始し、YESともNOとも言わなかった。会見室には「もやもや」が充満していた。
 国連外交筋によると、ガボンがロシアを非難しなくなった背景には、先進国からの資金援助問題が考えられるという。国内では干ばつや洪水など気候変動の影響が出ている。援助は十分とはいえない状況のため、ロシアとの関係も保ちたい思惑が見え隠れする。

 ロシアとともに、新興5カ国(BRICS)の枠組みに入っているブラジルもそうだ。3月2日のロシア非難決議ではBRICSで唯一賛成票を投じていた。
 ただ、肥料の多くをロシアからの輸入に頼るなど、ロシアとの関係を壊したくない事情も抱える。ブラジルは現在、非常任理事国として安保理に入っているが、9月30日のロシア非難案の採決では、ガボンと同様、棄権している。

「次の世代に渡す未来」
 そんな中、10月12日の国連総会では、ウクライナ4州の一方的な併合を宣言したロシアを非難する決議が、143カ国の賛成で採択された。EUを中心にアフリカやアジア、中南米の代表らと文言を調整した結果でもあるが、パラオもガボンもブラジルも賛成した。国際社会が厳しい立場を示すことはできた。

 しかし、この決議に法的拘束力はない。国連がこれからもロシアに圧力をかけていくには、国際社会の総意を示し続ける必要がある。何より、すべて解消されたとは言えない「ウクライナ疲れ」への対応が鍵を握りそうだ。
 侵攻から8カ月が経った今、何ができるのか。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使の発言にヒントがあるように思う。9月、報道陣から一般討論演説の最大のテーマがウクライナ情勢かと問われると即座に否定し、特にアフリカなどの途上国が苦しんでいる食料危機の重要性も掲げた。

 欧米だけの方針で押し切るのではなく、途上国の要望や考えも聞いていく。そんな態度が大きな局面で効果を生む。12日のロシア非難決議はその好例と言えそうだ。

 冒頭の絵に戻ろう。国連によると、絵は「次の世代に渡す未来」というテーマがあり、「その未来はいま始まっていて、我々全員に責任がある」というメッセージが込められているという。
 現在の世界情勢を色にしたら、きっと暗いトーンになってしまうだろう。安保理の常任理事国でもあるロシアの暴挙を止められず、世界は問題や混乱であふれている。

 それでも、時に対立もする193カ国が一堂に会する場所は国連以外にない。事態改善へのわずかな糸口を見いだす努力を続け、突破口を開いてほしい。理想に過ぎないことは分かっている。だが、この絵に託された願いが軽んじられてしまうことは、あってはならない。

 とおだ・ひろき ニューヨーク支局員。スポーツ部や国際報道部、ヨーロッパ総局を経て今年9月から現職。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2月24日はパラリンピック取材で北京にいた。

コメント:
国連本部にも何回か行きました。モノリスのようなビルが印象的ですが、大会議場は、会議がない時は入れます。今ほど世界が、国連に対して無力感を抱いた時はなかったのではないか。それはなぜかと言うと、拒否権を持つ国が戦争を始めたからです。そして他の拒否権を持つ国が、積極的に動くこともなかった。無論その背景に、決然とした意志の表明と同時に、第三次大戦=核戦争だけは起こすまいという薄氷を踏む思いがあることは十分に想像できます。でもその思いがうまく伝わってこないことも事実ではないのか。それが非核保有国を相手に、多国籍軍を動かした、以前の国際紛争とは大きく異なるところです。

ウクライナ疲れを指摘する前に、国連で、大国のエゴや理不尽がまかり通る仕組みに問題がある。なぜ他国は、筋を通してロシアに態度の変更を迫ることが出来ないのか。前提となる議論でさえ、十分に尽くされているとは思えない。記者の視点からは、議論が尽くされていないという、根本的な点が抜け落ちていることが残念です。いまの国連に欠けているのは、真摯で、しかも厳しい論戦と、その末の国連決議なのです。まず決議があり、そのあとで拒否権が出てくるならまだ分かる。そこでは、少なくとも、大国の横暴が世界に明らかにされるからです。映像や証言を使い、延々とロシアの嘘を暴くだけでもいいのです。

どの国も、自国のエネルギーや貧困の問題を優先するのはやむを得ないでしょう。でも最も大事な国連の理念迄失ったら、もはや国連の存在価値はない。総会を開催する意味がないのです。それでも以前はメルケルあたりが動いて、世界の世論を纏めることもあった。しかし現在の米国には、ウクライナの局地的な戦闘を後押しする以上の動きがありません。

米国で、巨額の軍事支援が可能な背景は、米国の兵士を戦場に送りたくないという思いと、米国の武器産業にはプラスになるということもあるのではないか。うがった見方をすれば、実戦で米国製の武器の性能を試しているのかも知れません。米国には、世界世論を纏めて、国連としてロシアに休戦の圧力をかけるという姿勢は余り感じられない。大国の横暴と、大国の無関心。これでは国連がマヒしてしまうのも、当たり前なのかもしれません。

ただ一つの救いは、米ロの軍部のトップがホットラインを設けており、間違っても両国が核で先制攻撃するようなことのないよう、戦争の専門家の目で監視していることです。そうやって、米国も、そしてロシアでさえも、プーチンが消耗し、失脚するのを待つ姿勢なのでしょう。だからこそ動きがなく、世界がウクライナ疲れを起こしているのでしょう。皮肉なことに米国も、狂人トランプの時代は、(戦争の悲惨さを良く知る)軍部の冷静さだけが頼りだったのです。それが今ロシアでも起きているのです。

それにつけても一触即発を何としても避けたい米国の本音をきちんと把握し、現実に冷静に向き合おうとはせずに、やれ北がミサイル撃ってきたらどうする、シェルター作らなければと右往左往し、果ては先制攻撃も辞さずなどと息巻く、くちばしの黄色い自民党議員の集団を見ていると、『こんな人たち』に政治や外交を任せておいて、本当にいいんだろうかと、情けなくなります。

ところで、NY駐在当時、私は朝日新聞の現政治部長、林尚行氏と現地でお会いしたことがあります。当時はNHKのワシントン支局には手嶋龍一氏がいました。

話を、国連に戻すと、Yes・Noで語れるし、その先に答えがあるのです。国連のウクライナ疲れとともに、世界の国連疲れが起きていることにも注目するべきなのです。端的に言えば、国連不要論を警戒しなければならないという事なのです。



2237.らくらくライブ。10/27

・スピリチュアルで日本再生。
https://digital.asahi.com/articles/ASQBP54FPQBMUPQJ009.html?iref=comtop_Opinion_02
コメント:故安倍氏は、夫妻ともどもスピリチュアルに強い関心があったと伝えられています。しかし実はこれは極めて危険なテーマです。朝日の記者が、いかなる基礎知識もないままに、興味本位で特集を組むようなテーマではありません。なぜなら宗教は多かれ少なかれ、実証も再現も不可能な、スピリチュアルの要素を含んでいるからです。だから騙そうとすれば、どんなに有りもしないことでも言えてしまうのです。入門する側に、経験も哲学もないのでは、カルト教団の餌食です。そんな中で、真面目に勉強してみたいと思う人へのお勧めは下記のらくらくライブです。カルト宗教に疑いを持ち始めた人の脱会の手掛かりにもなるはずです。このグループは、前田氏を師とした緩い組織で、瞑想も以前から取り組んでいます。デトックスと怒りのコントロールが大きなテーマです。献金の必要もありません。物質の本質は渦にありという見方も、量子力学と相通じる理解です。前田氏の了解は得ていませんが、勝手に紹介させて頂きました。

以下引用)
らくらくライブネット事務局 info@rakurakulivenet.com
仙台リメンバランスのテーマ: 「パラレルワールドシフトが、生き残りの決め手! 」
開催日: 2022/10/30(日)
開催時間:13:30〜18:00
会場:仙台市民会館 1階 第2会議室
ナビゲーター 前田知則
参加費 13,000円
こんにちは
仙台の佐藤XXXです
私たちが学んでいるデトックスは感情にフォーカスしていきますが、この季節の微妙な移り変わりの感覚は感情の微細なエネルギーの変化にも共通していると思う事があります。
今回の仙台リメンバランスは「パラレルワールドシフトが、生き残りの決め手! 」がテーマとなりました。
私たちの人生は色んな場面を体験しています。
人生はそれぞれのパラレルワールドの中で生きています。
その中でどの世界を生きるかは自分で選択しています。
去年の12月の暮れに弟がくも膜下で倒れてから約10ヶ月がたちました。
病院の先生からは絶望的なことを伝えられ、何度も心が緊張する体験がありました。
前田先生からは意識を切らさずとにかく復活の選択をし続けて行ってくださいと言われました。
しかし先日、弟は立つ事ができました。 
一喜一憂せずに選択していくプロセスはどんな場面でも選択していく事の大切さがありその体験を通してもまたパラレルワールドシフトがあります。
自分らしく生きる世界のパラレルワールドシフト 
前田先生がいらっしゃるリメンバランス是非皆さんと共有できたらと思います。
今回もwebセミナーも開催もあります。
会場で参加されるのが難しい方は是非こちらを活用ください。
また当日、どうしても参加が難しい方はご相談ください。録画参加も受け付けています。
※ネット参加は事前予約でおねがいします。招待No.を送らさせて頂きます。参加費用は会場と同じです。振り込みの対応となります。
尚、開催にあたり細心の注意をはかりながら進めていきたいと思います。
ご参加頂く皆様にもご協力の程、宜しくお願いいたします。
○アルコール消毒液を準備し会場入室時には必ずアルコール消毒してもらう
○お菓子、飲み物は各自持参でお願いします。
○マスク着用の上ご参加ください。
○定期的に部屋の空気の入れ替えをしていく。
以上の事も含めコロナ対策をやれることを徹底して開催に臨みたいとおもいます。
11月はお休みとなり次回のリメンバランスは12月24日(土)になります。
お問い合わせはこちら
https://rakurakulivenet.com/contact/



2238.統一教会はやはり反社。10/28

反社の統一教会が開き直った。提訴された有田芳生と紀藤弁護士を、国民全員で応援しよう。そして諸悪の根源、統一教会を解散させよう。日本の教団の幹部は、よくも韓国に送金できたものだ。送金の目的は何なのか。幹部は、総統のいる半島に渡り、もう二度と帰ってくるな。反日の日本人の居る場所は、日本にはないはずだ。見え透いた嘘を押し通せば、(これまでそうしてきたように)嘘を真実と言いくるめられるとでも思ったのか。それとも日本人には子供並みの判断力しかないと、心底馬鹿にしているのか。
いくら自民党が反社ではないと言ってみても、国民はそう思ってはいない。その国民全員を敵に回して、自民党も統一教会も、勝ち目があるとでも思っているのだろうか。国民の正義感を馬鹿にすると、酷い目に合うのは教団や自民党の方だ。
だからといって、国民は暴力にも違法行為にも、訴える必要はさらさらない。正義がどちらの側にあるのかは、最初から明白だからだ。教団は裁判の行方を楽しみに待つが良い。
現状は追い詰められた教団の、窮鼠返って猫を噛む状態なのだろうが、裁判が長引けば、係争中ということで、法人の延命になるとでも思っているのか。それともこれ以上、メディアで叩かれたくないという一心なのか。だったらメディアや批評家に歯を剥く前にすることがある。それは虚偽の言い訳を重ねずに、過去の自らの違法行為を反省し、信者に巨額を弁済し、悪魔が取り付いているなどと言って、自殺に追い込んだ信者の家族の墓前に膝まずくことだ。
それにしても教団は今後の訴訟の費用はどうするのか。信者から特別費として追徴するのか。それとも韓国の本部から逆送金するのか。でもそれは絶対にない。本部は集金はしても、金を返すことなどあり得ない。典型的なやらずぶったくり集団であるからだ。有り金全部を奪い、信者の家族を死に追いやる。「反社の」暴力団でもそこまではやらないだろう。日本政府(というより自民党)が何と言おうと、教団は「間違いなく」反社会的団体である。
教団から圧力をかけられた、苦し紛れの自民党議員が、検察や裁判所に圧力をかければ、途端に、全国規模で暴動が起きることを覚悟した方が良い。可哀そうなのは、献金を騙し取られた上に、日本の国民と教団の板挟みになる信者たちだ。いくら本人が真面目に信仰していても、白い目で見られ、肩身が狭い思いをすることは避けられないだろう。教団を憎み、(教団と信者の)人道に反する行為を憎む。でも信者は憎むな。そうとしか言いようがない。
関連記事:
https://mainichi.jp/articles/20221026/k00/00m/040/355000c
コメント:悪質な言論弾圧だ。何が名誉棄損だ。神の名を引き合いに出す、教団こそ「神の」名誉棄損ではないか。しかもこれまでの文鮮明一家の朝鮮半島や米国でやって来た爛れた行状は、名誉を重んじる者のすることか。サタンや悪霊が取り付いているのはどちらだ。
関連記事:宗教二世への虐待防止。早急な法整備を。
https://digital.asahi.com/articles/ASQBW55P4QBWUTFL012.html?iref=comtop_AcsRank_02
関連記事:子に信仰強制は虐待。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6442905
コメント:二世が最大の被害者である。その加害者は、親というより、親を操った統一教会だ。何が家庭第一だ。それを壊しているものこそ教団自身ではないか。そういう例は一つや二つではないが、一件でもそんな例があれば、それだけで解散に値する。不幸になるための宗教等あってはならない。

・NHK、経営委の改革必須。朝日新聞。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15456912.html?iref=comtop_Opinion_04
コメント:誰がどんな基準で選んだのかも分からず、視聴料から高額の報酬を得て(しかも非常勤)いながら、国民目線でなく、政権よりの判断を繰り返す。議事録も非公開、まさに日本の放送界、ジャーナリズムの恥部である。ちなみに放送や、ジャーナリズムの経験がなく、政府が勝手に財界から持ってくる会長も、一日も早く公選制にすべきである。

・アマゾン配達員、守る議論を。朝日新聞。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15457804.html?iref=comtop_Opinion_01

・原発40年制限、削除しないで。全国22団体が訴え。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/210466




2239.人生の目標。11/5

ネットによる情報配信の「仕事」を創めて50年。某役員の私設情報担当秘書を兼任している頃は、毎朝、早朝に出勤して5つの新聞を隅から隅まで読むことが日課でした。その日課はNY駐在中も続き現在に至る、と言いたいところですが、気が付くと、新聞を殆ど読まなくなっていました。私もA新聞を購読していますが、読むのは4コマ漫画と、川柳と社説、フォーラムくらいです。隅から隅まで読んでいるのは家人の方です。ではどこから情報を得ているかというと、ネットとTVの報道番組です。趣味と仕事を兼ねて情報を配信してはいますが、自分自身でもネット情報の愛読者になっていたのです。でもその形(情報蒐集の姿)は、多分今の若者にも共通しているのではないか。自分でも気が付かないうちに、体だけが反応して、いつの間にかネット情報の時代に移行していたのではないか。だからこそスマホを「読みながら」歩く若者も増えているのではないか。ところが未だにネット情報の世界は、百花繚乱、フェイクと誹謗中傷が吹き荒れる戦国時代です。そこにイーロン・マスクのような経済的独裁者が現れ、公共のメディアで、自らフェイクニュースの後押しまでしている(パックン談)。ではどうすれば、良識と民主主義が通用する健全なネット社会を構築できるのか。政権にも資本家にも支配されない、公衆の為の情報提供と議論の仕組み。そういう気の遠くなるような壮大な事業の、末端でささやかなお手伝いをすること、それこそが、私に残された短い人生の、目標でなければならない。そう思う今日この頃です。私に潤沢な資金があれば(ネット・ファンディングでも良いが)、マスクの向こうを張って、小さなプロバイダーか、メディアの会社でも買収できないものかと夢想しています。でもNHKの民有化の推進が先かもしれません。



2240.自民党議員の本音。11/6

『山際が未だに役職に居座っている。
それはなぜなのか。

自民党は玉突き人事の結果だと開き直るが、
自民党議員は、納得できない地元の有権者の
つきあげの対応で大わらわだ。

山際は、不注意だったという過失以上の責任を、
がんとして認めないように思われる。
何故そのような見え透いた開き直りが、可能なのか。
それは彼が、統一教会と、
少しでも関係があった自民党議員達の、
率直な気持ちを代弁しているからだ。

宗教団体と言っても、暴力団ではないし、
金を貰ったわけでもない。
選挙の応援自体が違反だとは聞いたこともない。
折角手弁当で応援してくれた団体の
会合に出て、オベンチャラ言うくらいは、
議員としては当たり前の日常だ。

それなのに、なんでここまで叩かれなくちゃ、
ならないのか。納得がいかないし、迷惑千万だ。
宗教団体による支援が駄目なら、
創価学会と公明党の関係はどうなのか。
仏教も、神道も全部駄目となったら、
日本人を辞めるしかないだろう。

とまあ、どうせそんなことだろう。
要は深い考えもないし、相手の調査もしない、
不都合な部分は見て見ぬ振りをする。
ただそれだけのことなのだ。

だからこそ、統一教会が反社会的組織に、
認定されたりすれば
甚だ都合の悪いことになる。
反社の支援で当選した議員に、誰が投票するだろうか。

相手の素性を知らなかったという(半ば嘘の)言い訳だけが、
彼等の唯一の逃げ場所なのだ。
だから反社の認定には、最後まで抵抗するだろう。

しかも、被害者救済法にさえ事実上の反対をしている。
彼等の眼には国民の苦しみなど見えていないし、
見る気さえないのだろう。可愛いのは自分だけ。
何という浅ましい議員たちであることか。

法人資格の取り消しにも、最後まで反対するだろう。
それは、世話になった教団への、彼らなりの、
ささやかな恩返しもなるからだ。

今は身を縮め、ひたすら統一教会パージの、
嵐が過ぎ去るのを待つだけ。
我慢の一年だと思っていることだろう。
その最たるものが細田と下村だ。

統一教会と関係のあった議員たちは、自分達は、
むしろ被害者だと言いたいのではないか。
統一教会の施策に同調したと言っても、
確かに日韓トンネル推進まで、
目標に入れた議員はいない。

教団と関係を持った議員は、ひたすら反省し、
身を縮めていれば、禊が済んだ事になり、
次回の選挙で、再選される可能性も
ないとは言えない。

しかしさすがに、ここまで国民の知性を馬鹿にした
山際や、細田や、下村には、
果たしてその機会が巡って来るだろうか。

国民を馬鹿にすれば、どこかに必ず、
その屈辱を忘れない国民もいて、
いつの日か、国民を愚弄した、
その報いを受けることになるからだ』





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