「オンライン・オピニオン」


「韓国の本部にメスを入れよ」
「もっと吠えよ、国民の為に」
「スマホケースに窓を」
「内閣支持率過去最低」
「民主主義対権威主義」
「wtwに忖度はない」
「第8波では絶対に在宅死を出すな」
「政局の捉え方」
「wtwはビビらない」
「焼身自殺がなかったことに」
 

2241.韓国の本部にメスを入れよ。11/3

『北朝鮮の花火大会を、
真面目に取り上げる必要はない。
騒げば相手がつけ上るだけだ。

しかもミサイル発射の原因は、
必要もない、米韓の合同軍事演習だ。

それにしても、原則論として、
上空を通過しようがするまいが、
日本に向かうミサイルは、
日本には撃ち落とす権利と義務がある。

それも出来ずに、
何が防衛費の増強か。
無駄な武器に使う金などない。

しかもミサイルの迎撃は、
専守防衛の原則にも違反しない』

今回の前書きは2件です。
週刊朝日11.11から
「韓国本部にこそ調査のメスを入れるべきだ」統一教会元幹部が激白から
…「質問権」の行使など今後の教団への調査で、明らかにすべき点は何か。「内部にいた立場からすると、問題の根本は、日本からの資金頼みの韓国指導部の教団運営と、韓鶴子総裁の権威を高めるための巨大な施設の建造などの過剰な消費文化にあったと感じています。 09年以降は『霊感商法』もなくなり運営は正常化されたと教団は主張していますが、その後も韓国の教団施設建設に多額の資金が投入されていますし、その過程で、韓国指導部周辺での不透明な資金の流れの噂も聞こえてきていた。韓国本部にこそ調査のメスを入れるべきであろうと思います」
櫻井氏は、信者たち自身も考え方を変える必要があると訴える。
「私が信徒の方々に伝えたいのは、今の教団は本来の信仰のあり方からずれているということ。教祖を神格化し、組織的指示を絶対視するような姿勢は、統一運動の本来の信仰から完全に逸脱しています。信徒白身が信仰のあり方の問題に気付かない限り、宗教法人格がなくなっても、新たな被害が生み出されてしまうのではないか。世論やマスコミが問題だ、ではなく、自分たちの中の根本問題と本気で向き合ってほしいと思います」

サンデー毎日11.13から
「舌禍を指弾する病んだ現状」青木理
…他局の情報番組では同時期、国会での野党質問に関して司会者が明らかな事実誤認を口にしたが、さほど批判されず、司会を離れてもいない。いや、テレビの浅薄な情報番組全体を見渡せば、少数者や弱者への差別や憎悪を煽るデマや事実誤認、あるいは根拠不明な発言を口にし、訂正もせずに平然としている者たちは数多いる。それに対して玉川氏の今般の発言は、この国の為政者や公権力、あるいは巨大広告代理店に向けられた。だからといって誤報が許されぬことは繰り返し強調しておくが、他の事実誤認やデマ等がさほど指弾されず、玉川氏がことさら指弾されるのはなぜか。
つまりこの問題は、誤報そのものが問題なのではなく、誤報をきっかけとして、あるいはそれを口実として、発言主の姿勢が指弾されているという疑念に行き着く。だとすれば今回の舌禍問題は、この国のメディア界隈の病んだ現状を映している。それは権力や権威におもねる者たちが安穏とし、メディアの本旨を貫こうとする者はミス等を口実に指弾され、時に排除されてしまう歪んだ現状である。

・差別を許容する日本社会。ノリで差別。
https://mainichi.jp/articles/20221101/k00/00m/040/181000c

・悪意をまき散らす、ひろゆき発言への危機感。
https://www.newsweekjapan.jp/fujisaki/2022/10/post-49.php
コメント:自己中の最悪の形。自分の主張ばかりで、相手の言い分を聞かなければ、誰でも論破王になる。無定見なメディアがもてはやすからこういう手合いが現れる。橋下徹も同類だろう。

・満員電車でも圧死起きる?
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6443459
コメント:週刊新潮によれば、韓国の場合は国民性にも問題があると書かれている。バスがバス停に到着すると、列も順番もあったものではなく、我勝ちに乗り込もうとする。民度が低いのかもしれないが、そういう傾向、即ち(倫理観)の低下は日本でも起きているようだ。煽り運転だって同じことだろう。俺さまが通るのだから、道を空けろと言いたいのだろう。人間の下劣さを見せつけられる思いがする。



2242.もっと吠えよ、国民の為に。11/9

昨夜の月食は、月が中天にあって見易かったこともあり、やや大型の双眼鏡を使って、それなりに楽しめました。先般の台風で赤道儀が破壊されたので、写真は撮りませんでした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221108/k10013884641000.ht

今回の前書きは、久しぶりに小沢一郎の登場です。サンデー毎日の記事ですが、なんとこの週刊誌の冒頭の野田佳彦首班で大連立構想が浮上、自公立維、与ゆ党体制現出か、という冗談としても笑えない記事があります。誰とは言わないが、尖閣の国有化で中国の神経を逆なでし、財務省の勝時価の口車に乗って、消費増税を強行し、挙句自民党に政権を売り渡した国民の敵なのに、お涙頂戴の安倍の弔辞で、一気に体制挽回を期待するのは虫が良すぎます。私は泥鰌ですと言う、心にもない最初の演説が思い出されます。口先だけで、熟慮がなく、新政治理念より、自身の小さな見栄にしがみつき、(消費税反対の)国民感情(民意)を一顧だにしないような地方の政治家が、またも首相になれば、今度はどんなことで、国民を裏切らないとも限らない。取り分け外交面では、言葉の問題もあって、外国首脳に全くと言っていいほど相手にされなかったという有難くない過去もある。国民は眉につばをつけて、メディアと政治屋に騙されないよう、十分気を付けた方がよい。政治家は、言葉ではなく、信念と実績と潔さで評価されるべきものです。そしてこれは週間朝日の室井夘月に対する、私からの忠告でもあります。

サンデー毎日11.20-27号、小沢一郎かく語りき、私の日本改造プラン、旧統一教会と自民は同罪、
倉重篤郎のニュース最前線から。
…なぜ長年の癒着?
「選挙を徹底的にやってくれるからではないか。ポス夕?は貼ってくれる、個別訪問はしてくれる。ついつい頼りにし、楽だからいつの間にかつながってしまう。票というよりマンパワ?だ。派閥では清和会が近かった。右だからね。比較で言えば宏池会は少ない。タカ派とハト派の違いだ」
政策協定を結んでいた。
「与党の政策形成への影響が改めて裏付けられた。書面で残っている。党の政策との因果関係を調べるのが当然だ。地方議員も含め全貌を明らかにすべきだ」
議員の多数派は沈黙だ。
「統一教会だけを悪者にして、自分たちだけが逃げ切ることは許されない。教団側は確認書を持っており、逆に自民議員は脅されることになる。これではまともな政策など期待できない」
自民党の責任は重い。
「両者は長年にわたり二人三脚でやってきた。自民党は、教団に票集めを頼む見返りに、最大最強の広告塔としてお墨付きを与えてきた。教団はその庇護下で『金の卵を産むガチョウ』として日本人信者を搾取、政策協定で政治要求も果たそうとしてきた。教団は宗教団体としてのノリを超え、自民側は何となくわかりつつ乗っかっていた、という構図だ。それを今、絶縁アピ?ルで、全てを無かったことにしようとしている」
解散命令で収拾か? 
「仮に解散命令が出たら、そんな団体の広告塔として長年君臨してきた責任こそ問われるべきで、岸田首相が一番厳しく処罰すべきは自民党そのものになる」
宗教と政治の議論にも。
「岸田氏には無理だろう。その議論を突き詰めると公明党と創価学会はどうなんだに行きついてしまう。だからやりきれない学会は相当ピリピリしているんじゃないか。これで内部告発でもあったらアウトだ」
連立まで揺らぐ。 
「細かい国会戦術などは公明党がやるだろうが、人事、候補者選定など、何から何まで創価学会だ…」 
為替介入も効果なし?
「…異次元緩和と言う麻薬的な円安政策で甘やかされた結果、今や日本の製造業は自動車産業以外見る影もなく、デジタル分野では米国や中国に出遅れた。相変わらず得権益が横行し、このままでは、日本の産業は衰退の一途を辿るだろう」
ではどうする?
「必要なのは、既存の産業構造からの大転換だ。一刻も早く既得権益を保護する利権政治をやめさせ、金融政策というまやかしに頼らず、デジタルや再生可能エネルギーに代表される新しい産業を育成する政治に転換しなければならない」
岸田政権にできる?
「不可能だ。自民党政権は利権でがんじがらめ、新しい産業の創出を妨害し続けている。再生可能エネルギ?という産業の種がありながら、既得権重視で進んでいない。景気好循環の為には故人の所得を増やすしかないのに、この間それをやり切れなかった。つまり、経済政箋変えるには政権交代をする以外ないのが明々白々になっているのにそれができない」
野党に力がない。
「一番の問題は政権を取ろうという気概、志が薄れてきていることだ。万年野党でいいというなら政党なんて解散しろと言っている。かつての社会党化だ。労働組合の体質そのものだ」
立憲が維新と組もうと。
「仲良くするのはいい。最終的には選挙協力も必要だろう。ただ、既存の政党の合従連衡では国民の期待感は大きくならない。もっと新しい発想と体制を作って国民に呼びかけないとダメだ。政権交代を目指さない野党に存在意義はない」
自民党を割る?
「自民党は割れない。政権を握っているうちは割れない。倒すしかない。勝つ以外ない。岸田政権自体は目茶目茶だが、自民党も野党と同じで、これを変えて何とかしようという人物もいないし、気力もない。岸田氏を辞めさせて誰がやる」
…中国との外交は ?
「相手にされていない。僕もこれまでは随分と中国にずけずけ言いながら親しくしてきたが、習近平になってから態度が変わった。胡錦濤時代から一転して政権中枢からの働きかけがなくなった。僕は別に中国の国民を敵にするつもりは毛頭ないが、昨今の習近平独裁体制には訣別宣言する、と言うべき日が近づきつつあるような気もしている」
ダイエツト中という小沢氏は、精悍さを取り戻したように見えた。 2度政権を代えた人だ。「三度目の正直を絶対やる」。野党の要路はその爪の垢を煎じて飲んでほしい。ただ、その対中悲観論は気になった。
コメント:小沢節は健在のようです。野田や安倍は、逆立ちしても敵わない。スケールが違う。今でも政治家らしい政治家の代表格です。



2243.スマホケースに窓を。11/10



スマホは結構持ち重りがするので、万が一落とした時の為にケースが必要です。
ところが裏面だけを覆うタイプでは、液晶画面の保護にはならないし、
手帳型では、電話や写真撮影で、前蓋が邪魔になります。
そこで工作で穴を開けました。但し材質が相当固いので、
作業中にケガをしないよう、手袋をするなどの注意が必要です。
なぜ最初から穴が開いたケース、又はガラス窓のついたケースが
販売されていないのか分かりません。特許は申請していませんが、
WTWの実用新案の提案です。



2244.内閣支持率過去最低。11/15

・内閣支持率過去最低。
https://digital.asahi.com/articles/ASQCF7TD9QCBUZPS005.html?iref=comtop_Politics_04
コメント:自民党の議員たちは、なぜ下がったのかも理解できていないようだ。統一教会は、自分に関係ないし、あっても、なんで選挙協力して貰ったくらいで、こんなに大騒ぎされなくちゃならないのかという本音が、国民には丸見えなのに、お馬鹿さん議員たちにはそれが分からないから、こういう体たらくになっている。要は国民を馬鹿にし、舐め切った結果がこれなのである。中でも全く罪悪感がないのが山際だ。善悪の区別さえつかない倫理観では、大臣どころか議員の公務さえ難しい。そもそも萩生田が政調会長で、事実上お咎めなしというのもおかしい。ともあれ自民党の党を挙げての鈍感さ、危機感の欠如に、国民が愛想をつかしたのだ。中でも危機意識が皆無で、自分が次の総理にと思っているノーテンキな議員は、茂木幹事長だ。菅や電通が、小うるさい玉川徹を排除できたと喜んでみても、キャスターは他に山ほどいるのである。全員を排除できるならやって見せてもらいたいものである。失格議員も多い中でも、杉田に至っては、安倍派のアイドルというだけで、内容もないのに比例でやっと議員にして貰ったのに、何の反省もなく、暴走三昧。もろ自民党の足を引っ張っているのに、これまた自分では全く気が付いていないときている。それやこれやで、これでもかと自民党の本性を見せ付けられた国民が、『自民党』政権に嫌気がさすのは、むしろ当然のことではないか。今までのように、頭を低くしてさえいれば、何とかなると思っているので、余計凋落が止まらない。本人たちには変わる気等全くないのだから、これは当然なのだ。岸田(と自民党)が復活したければ、派閥の声ではなく、『国民の声』に耳を傾け、国の代表に相応しい、毅然とした態度を示すことが不可欠である。菅、麻生、二階、茂木、高市、萩生田、山際、杉田、ついでに立民の野田もいなくなれば、どれだけ政界も、国民の胸もすっきりすることだろう。
関連記事:非公開で進む国葬の検討。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/213493

関連記事:異次元緩和に効果なし。
https://mainichi.jp/articles/20221113/k00/00m/020/033000c



2245.民主主義対権威主義。11/16

『以前、専制主義という言葉があった。
徳川幕府や北朝鮮を連想する言葉であり、
今や中国にもその気配が漂う。

しかし今では、よりマイルドな、
権威主義という言葉が主流のようだ。

権威主義で思い出すのは、他ならぬ安倍政治だ。
統一教会を含め、岸信介の思想と価値観を引き継ぎ、
一強独裁を実現し、凶弾に倒れた政治家である。

警察官僚と、極右の官房長官を使い、
事実上、憲法も法律も、超越し、踏みにじることを
厭わなかったという記憶がある。

勝てばオレサマ、負ければイカサマ(朝日川柳)のトランプは、
民主党議員をあいつらとののしり、政治の分断を深めた。

安倍晋三は、自身に批判的な国民を、
あんな人達に負けるわけにはいかないと、
選挙演説で語った。

この二人、何処が違うのだろう。

トランプと安倍を並べると、この二人が、
民主主義ではなく、権威主義を信奉していることが良く分かる。

しかも、民主主義を否定した安倍元首相が、
なぜ日本国の国葬に値するのだろう。
その政府判断は、日本という国が、民主主義ではなく、
権威主義を標榜している国だと、
世界に宣伝しているようなものだ。

wtwが権威主義との戦いを、続けているのは、
民主主義を守りたいからである』




2246.wtwに忖度はない。11/11

【天性人後】
『麻生の訪韓が、どうにも気に掛かる。
目的は徴用工問題の打ち合わせと、
岸田のトップ会談の地ならしと言われている。

でもこの時機だ。
統一教会についての意見交換が、
ないと思う方が不自然だろう。

しかもそこで裏取引が行なわれ、
徴用工問題と相殺などということにでもなれば、
目も当てられない。

大企業の利益の為に、
庶民の高額献金が返ってこない
などということにでもなれば、
最悪の取引である。
救済法の歯切れの悪さも気になる。

但し以上はあくまで根拠のない憶測だ。
でもWTWはメディアではない。
真実の追求という目的は、
メディアと共有しているものの、
裏付けを取るために現場に行くことはできない。

その代わりに出来ることは、
誰にも忖度せずに、
自由に想像の翼をはばたかせることなのである』




2247.第8波では在宅死を絶対に出すな。11/17

『第8波が始まった。
病院は様々な理由をつけて、診療を拒否している。
どんな病気でも、対応するのが病院の【仕事】だろう。

設備や医師の関係で、対応できない疾病もある。
しかし診察さえしないで、結論を出すことは出来ない。

米国では救急車を拒否することは認められていない。
人命が優先だから当然だ。
ところが日本ではそれが可能になっている。

そこまで甘やかす必要がどこにあるのか。
経営が苦しいのなら、そこは行政が支援するべきだ
病院は一般企業とは異なるからだ。
経営と医療の本質を取り違えてはならない。

もうこれ以上、一人でも、
診療を受けずに在宅で亡くなる 患者を出してはならない。
日本が医療先進国でないのなら、それは技術面ではなく、
病院の使命感と倫理観に原因があるのではないか。

厚労省はコロナ診療を拒否した病院を、実名で公表せよ』


・教団の養子縁組で対応検討。松野。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022111600637&g=pol
コメント:未だ自らの立場が理解できていない議員達に言っておきたい。教団は『押しも押されもせぬ立派な』反社なのだ。だから関わると命取りになる。未だに教団のどこが悪いのかと言っている、地方を含む議員を見ていると、被害者の立場を理解することを拒否する姿勢であることが分かる。これは(同じく朝鮮半島が加害者の)拉致被害にも通じるものがある。特に自民党議員には、被害者や弱者に寄り添う気持ちが全く欠けているように思われる。でも『そんな』人たちに、政治や行政を任せておいて、本当に日本の政治や行政は大丈夫なんだろうか。現状は、既得権者や大企業に、忖度どころか、阿る(おもねる)施策ばかり。国民の方を向いているとは到底思えない。そういう追従議員を、企業経営者ばかりか、労組迄が支援する。そんな構図がいかに歪んだものかさえ、どのコメンテーターも指摘すらしない。これでは日本国民は、トランプを選んだ米国民と変わらない。選挙という唯一の機会と権利を行使せず、自分で自分の首を締めていることに、なぜ気が付かないのだろう。
もう一度言うが、統一教会は、宗教団体ではなく、反社、しかも反日の政治団体なのである。巨魁が去った今、自民党も韓国も手は出せないので、検察は思い切り、この卑劣な悪の組織を壊滅させてほしい。

・G20核使用を認めず。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM166L30W2A111C2000000/



2248.政局の捉え方。11/23

今回の前書きはかなり長くなりました。と言うのは、とても重要なテーマを扱っているからです。現在の岸田政権の迷走ぶり、政局の行方、外交、安保、経済で大きな問題を抱えているのに、政府はそれにうまく対応できているのか、どういう方向に動いて行くのか。実際には(陰で)誰が動かしているのか。質問されたら、貴方には答えられますか。

国民には素朴な疑問が山のようにあるのに、有識者も評論家も、的確にこたえられる者はいない(田原も田崎も論外です)。ましてニュースショウのひな壇に並ぶ人たちに至っては、評論家と言うより、タレント志向で、彼ら彼女等の説明やコメントは、中学生のレベル以下です。しかも少しでも権力を批判する論者(玉川等)が現れれば、直ちに経営者が切って捨てます。魂を欠いた日本のジャーナリズムが、先進国で最下位と言われるゆえんがここにあります。経営者がジャーナリズムの神髄を理解しようともせず、報道機関なのに、普通の企業と同じ経営で良いと思っている(悪い例がNHK)からです。

現在の政局を理解する手段がないと嘆いていたら、サンデー毎日で二人の論者を見つけました。その中で、倉重と白井だけが、快刀乱麻で現状を切り、なぜ日本がここまで混乱したのかを、明解に説明しています。但し私は自分の乏しい理解力で、意見を纏めると矮小化してしまうので、原文をそのまま引用しており、但し全文は紹介できないので、中核部分だけを紹介するという方法を取っています。

それにしても、対抗馬の週刊朝日は今週号も見るべき記事はなく、手に取る気にもなれません。もはや完全にサンデー毎日からは置いていかれました。そう言えば、玉川徹を切ったテレ朝も、朝日新聞の系列です。ニュースショウでも、読売系の日テレ(例えばミヤネヤ)の方が国民感情に近いものがあります。そのうち朝日の購読を止め、読売に替えたくなるかもしれません。

サンデー毎日(12.4)岸田首相は退場寸前、倉重篤郎のニュース最前線から
借金すればいずれ返済するのが社会の常道だ。日本政治もまた長年の負債へのツケ払いが一気に重なった、というのが現政局に対する我が心象風景である。
その一つが、安保無策に対するツケ払いだ。国の安危に関わる外交・安全保障政策で自立自尊の知恵、努力を振り絞ることなく、日米安保体制におんぶに抱っこ、米国への過剰依存、過剰同調を繰り返してきた。
1990年の冷戦崩壊という体制刷新の好機にも敢然と過去を見直すことなく、ただ安逸、 安直に自発的隷従の道を歩み統けてきた。
もちろん、いくつかの問題提起はあった。私が覚えているのは、後藤田正晴氏が、日米同盟にとって共通の敵であるソ連が崩壊したわけだから一回この安保体制派はチャラにして、日中平和友好条約と同種の二国間関係に降格したらどうか、と発言したことであった。親中派、米国嫌いの 同氏ならではの思い切った提起であったが、永田町もメディアもほぼ黙殺、議論を深めることがなかった。 今思えば惜しいことをした。口米同盟を選び直す、という結果になったにせよ、安保政策について根源的な論争をするチャンスであった。
それから30年、外交・安保政策は「日米基軸」と言っていればそれで終わり、という政策的怠慢を続け、国政選挙でも主要な争点として問われることはなかった。その結果何が起きたか。東アジアにおける中国の台頭、米国の後退という、冷戦崩壊以来の安保情勢の大転換期、台湾有事もありうるという危機的状況下で、自らの国益に基づいた独自の戦略を持ち合わせない、米国に右へ倣えという条件反射的習性でしか対応できない無策が続いている。
二つ目が、経済慢心に対するツケ払いである。日本の戦後経済の繁栄は、安全保障上のコストを払わないで済んだ、という特権的環境によるところが大きかった。韓国は 38度線を、中国はソ連との長い国境線を抱えていた。日本はアドバンテージを失念し自らの力でアジア一の経済大国を築き上げてきたと驕った。 80年代のバブル時代がそれを増長させた。バブル崩壊後の失われた二十数年は、産業構造を一新させるなど痛みを伴う改革を避けてきた。
そして、今どうなった。GDPの世界シェアは 5 . 1 %と、ピーク時 1994年の 17. 9 %に比べると 3分の 1以下に縮小、平均年収は韓国に抜かれた。それに加えアベノミクス (異次元金融緩和 )後遺症だ。 1 0 0 0兆円を超える財政書、 5 00兆円もの日銀の国際保有額、インフレに利上げもできぬ、という財政も金融も打つ手なしの袋小路に追い込まれている。
三つ目が、政治軽視に対するツケ払いである。経済と役人が一流であればよい、政治は三流だと自虐的に笑っていればよかった。安全保障という政治の肝の部分を米国に預けて いたことがそれを助長した。これもまた冷戦崩壊後の一時期政治改革運動が芽生え、本格的
政権交代の為の選挙制度改革が行われたが、熱狂から醒めるとまた元の木阿弥、人々はそのフォローアップを怠った。政治に対する参加医局を失ったまま、政治家を育てるという責を負ってこなかった。
…倉重 筋で言えば、野党に政権を返すべきだ。もちろん衆院解散後の花日だが。
田原 野党は政権を取りたいと思ってない。自民党を批判していればいい。政党助成金があるから金も入ってくる。いかに政権を取れば大変か分かっている。
(以下略) 
コメント:これでもアベノミクスが正しかったと、政府は言うのでしょうか。

国民を貧しくしたのは誰なのか。安倍−岸田体制に媚びる立憲民主。白井聡が渾身提言。
…新型コロナ禍はすでに十分形骸化していた財政規律に対してさらなる破壊作用をもたらした。予備費の名目で兆単位の対策予算が組まれ、それが何に使われたのかも定かでない。そしてさらには、資源高騰、円安による物価上昇対策としても、途方もない額 ( 30兆円弱 )の補正予算が組まれる。コロナ禍以降の政府与党の財政上の振る舞いは、「アベノミクス的なもの」を加速させたのであった。
…コロナ禍の許での大規模財政出動は各国政府が採用した政策であり、それによる景気の過熱、インフレーションを鎮めるべく、例えば米国はかなり賣な金融引き締め政策を打っている。日本が同じことをできないのは、不況が依然として続いているからだ。しかし、日本でも財政出動自体は行われたのである。ここにまさに謎がある。
他方、とにもかくにも円価値の下落は急激であり、その根源が財政問題にあるのだとすれば、出てくる発想はこれまたお馴染みの「財政再建』であり、財務省はこれに固執している。しかしながらまた、ウクライナ紛争以降急激に対外危機感が強まり、防衛費の大幅増額が当然視されている。
…そうしたなかで日本の権力の中核部は、消費税の税率アップを主軸とする増税へと舵を切ろうとしている。先月開催された政査会で、委員 (政府のお気に入りの「有識者」 )から増税の提案が相次いだ。
…すでに国民のあいだで重税感は強く感じられているが、このこと自体もまた謎の一つなのだ。統計的な数字を見れば、日本人は負担のわりに高福祉を享受しているはずなのだが、誰もそのように感じていない。
金利を上げることもできなければ、低金利を維持することもできない。増税もできなければ、減税もできない。このような行き詰まりこそ「閉塞」の極致と言えようが、それをもたらしたものが、筆者の言う「2 0 1 2年体制」にほかならない。
ならば、この「体制」に対して、野党陣営はどう立ち向かおうとしているのか。
いま表面化してきたのは、野党第1党たる立憲民主党の「体制」との一体化である。その象徴となったのは、野田佳彦元首相による国会での安倍晋三追悼演説であったように思われる。詳細について論評しないが、一点のみ指摘するならば、それは過多な感傷を振りかざすことにより、安倍政治の功罪の「罪」― そして「功」の部分を挙げるのは難しいのだが―の部分には、きわめてわずかに、また抽象的にしか触れないものだった。議会人としての義務を果たしたとは到底言えない野田演説は、にもかかわらず与野党両方の議員から称賛を浴びたのである。この前後から、立憲民主党の有力者の言動が変質し始めたように見える。その最も重要な表れが、 10月 28日に枝野幸男前代表が話した内容だ。
…枝野は、野党共闘のシンボルであった「消費税率の引き下げ」を 20年の総選挙で公約したことを「間違いだった」「後悔している」と言い切った。
っまり、ここで実質的に宣言されたのは、安倍政権下の安保体制をめぐる問題以来持続してきた立憲・共産両党を核とする共闘路線との決別であった。この発言は、あの総選挙の際に枝野立憲民主党の野党共闘路線へのコミットが、まったく真剣味を欠いたものであったことの自身による説明となっている。このやる気の無さによって「黄金の3年間」を自公政権に与えたことに対する「後悔」の念は皆無のようだ。
この点からして枝野に対する不信感を抱かざるを得ないのだが、それ以上に重大なのは、 発言の含意である。関係者の苦労の末にようやく合意の成った「消費税率の引き下げ」を全否定したことは、今後の立憲民主党が、野党陣営の最左翼 (共産党・れいわ新選組 )とは決別、交渉を閉ざし、自公政権を交渉の相手とする姿勢をとることを示唆している。泉健太立憲民主党代表の、憲法に関して日本維新の会への親近感をほのめかした最近の書も発言も、この姿勢に通底する。要するに、立憲民主党は共産・れいわを捨てて、自公・維新に近づくということだ。
…自公政権が近い将来に崩壊する兆候はない。体制の体制たる所以は、そのトップが交代したところで構造が不変であるほどまでに、権力が堅固になっている点にある。岸田政権が旧統―教会問題に関しておよそ自浄能力を発揮できないことや、常軌を逸した輩であり安倍のお気に入りであった杉田水脈を準閣僚に起用したことは、安倍政権の不正・無能・腐敗が確固として持続しているという事実のシンボルだ。
してみれば、「清和会から宏池会への主役の交代」に何ほどの意味もありはしない。言い換えれば、岸田政権が「2 0 1 2年体制」の後継者ではなく破壊者だと見なす道理など、どこにも見当たらない。ゆえに、清和会の混乱、岸田政権の混迷と支持低下は、「体制』の動揺を示してはいるものの、それが過去のものとなったことを意味してはいない。
そして、野田佳彦による追悼演説は、この動揺をさらに激化させ、「体制』の打倒を促進するための機会に本来はなるべきだった。これは、追悼の場を政争の具にせよ、ということではない。私人としての安倍晋三は、葬儀によってすでに追悼されている。国会における追悼演説は、公人・政治家・総理大臣としての安倍の功罪を問う場所である。そして、この「公」の側面から見たとき、安倍晋三は「国賊」(村上誠一郎)以外の何者でもなかった。そのような場面で、ベタベタの感傷に逃げて公的側面について判断停止した野田の演説は、安倍の築いた「体制」に対する和解を申し出たものに等しい。
この和解に道理など微塵もない。そして、より大局的な次元に関して言えば、対米従属=中国敵視を強める外交・軍拡、露骨な原発回帰に見られるように、岸田政権の政策は、ある 側面では安倍政権以上に安倍的だ。さらに、エネルギー価格高騰対策における企業への補助金支給に典型的に見られるように、生活者=国民を支援するのではなく企業を優先する姿勢は鮮明であり、企業が潤えば生活者も潤うようになる (トリクルダウン)という新自由主義 (かつきわめて自民党的な )ドグマに強固に囚われている。
(以下略)
コメント:この寄稿が需要なのは、立憲が変質し、右傾化の度合いを強めていることと、岸田政権が、いくらアベスガより柔軟そうに見えても、本質は変わっていないということを、国民がきちんと理解しておかないと、次の選挙で、また判断を誤る恐れがあるからです。野田が弔辞を引き受けた時に、危ないと思ったのですが、そもそも、野田を代表に選んだ時点で、立憲の議員の判断力はもはやマヒしていたのでしょう。国民は当て外れの立憲から、一度距離を取ってみないと、国民の為の野党が育たないと思います。
参考までにつけ加えると、一部無責任な週刊誌が、(嘘をつき放題の)茂木が岸田の後任となり、野田と連立政権を組む(二人とも尊大なところが似ている)という憶測もあります。そうなると日本の国民には地獄が待っています。マイナカードを使った徴兵制が施行され、米国の代わりに中国と戦争をさせられることになるからです。日本に原爆を落とされた代償が、米国の代理戦争では、救いもプライドもあったものではありません。



2249.wtwはビビらない。11/22

・人を見下す言動。無意識の偏見。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215195?rct=life
コメント:これ、実は私には全く通じない。鈍感、又は図々しいだけかもしれない。実際にお会した例では、大臣(宮澤喜X)だろうが議員(菅直X)だろうが、社長(日本IBXや東レ)だろうが、皆同じ人間だ。何を遠慮することがあろう。

・内閣支持率30.5%、過去最低を更新。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6445328

・介護事業者の倒産、過去最多。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221120/k10013896551000.html

・全国旅行支援の混乱。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15479535.html?iref=comtop_Opinion_02
コメント:私の松本旅行は全然恩恵なし。こちらも観光で行ったわけではなく、日程が全て。


・創価学会の集票力に崩壊の兆し。
https://diamond.jp/articles/-/308977
コメント:宗教団体だから、多かれ少なかれ、統一教会の騒動が影響しているのだろう。



2250.焼身自殺がなかったことに。11/24

・国葬反対で焼身自殺。
https://webronza.asahi.com/journalism/articles/2022111700005.html?iref=comtop_Opinion_06
コメント:この事件は直ちにもみ消された。まさにまるでなかったかのように。警察と官邸の連携プレーだろう。一方で国賊という、村上の評価を支持する声が日増しに強まっている。しかも菅や野田が自分を売り出す場(私利私欲)にするなど、国費を使った醜悪で、国民を馬鹿にした一大茶番劇を演出。その結果国葬が、その後の岸田政権の運営にとって、統一教会に継ぐ、大きな障害となったのである。

・人生100年時代、死ぬまで働くのか。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6445538
コメント:それは違う。死ぬまで働ける事が幸せなのだ。それが趣味であっても無論構わないが、何もしないでいることは出来ない。じっとしていれば、生きている意味もない。

・質問書はA4数枚。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221123-OYT1T50121/
コメント:どうせ回答は嘘のつき放題。

・巨大動物。
https://www.kueez.com/jp/no-animals-massive-actually?ly=native_one
コメント:見ればたまげる。





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