「WTWオピニオン」
【第91巻の内容】
「文も安倍も交代を」
「無かったことには出来ないモリカケ」
「野次は批判の自由」
「種の交代」
「意味不明の大使人事」
「自動運転より無事故運転」
「日本は民主主義の夜明け前」
「民は水」
「平成は終わっていない」
「国威発揚の五輪」
1511.文も安倍も交代を 19/8/23-24
・韓国、軍事情報協定破棄。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082200984&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
関連記事。日本の無反応がきっかけ。
https://www.asahi.com/articles/ASM8Q76WKM8QUHBI01T.html?iref=comtop_8_02
関連記事。韓国の見切りに政府動揺。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000107-mai-int
関連記事。影響は限定的。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082201100&g=pol
関連記事。米は日韓対立に懸念。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6334197
コメント:北のミサイルの連射に対してイージス艦は手も足も出なかったと記憶しています。うかつに手は出せないにしても、せめて監視が行き届いているかどうかくらいは、国民に示す義務があると思います。いつでも迎撃可能だというメッセージを国民に示せれば、国民は安心できるのに、そういう姿勢は皆無です(=防衛大臣は無能、または不適任)。
ところで安倍首相に一つだけ質問したい。一体何を韓国に求めているのかはっきりさせて欲しいということです。文が(安倍閣下に)土下座するまでは満足しないのか。でもそれはさすがにあり得ない。一度上げた手の下ろしようがなくて困っているのか。唯一可能性のあるのは、トランプの仲裁、というよりは、韓国を振って、弟分シンゾーの顔を立てて(=ヤクザか)日本を贔屓してくれることでしょう。
そのためにいずもの無償提供(ごますりとして)を申し出たのではないのでしょうか。そうやって米国にいらざる借りを作り、その結果、米国に対して国民が経済的犠牲を強いられる(頭が硬直したシンゾーのメンツのために)とは、それでも一国の代表ですか。
日韓外相同士では、やっと徴用工問題で対話が必要という合意に至ったようですが、日韓の紛争にはどこに着地点があるのか、我々国民にはサッパリ分からないのです。徴用工が問題なら、安倍首相ははっきりそう言えばいいのです。安倍首相が持って回った言い方をするから、或いは「勿体ぶった」体裁をつけるから、話がややこしくなるのです。
関連記事。対話の必要性で一致。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12824.php
安倍首相の虫の居所で国際関係が決まるのなら、それはもはや外交とは言えません。単なる私闘であり、安倍首相による政治と外交の私物化です。落としどころが見えないから、暗闘にも際限がないのです。精神のバランスを失い、人生の目標と常識を見失っているのは、残念ながら宮崎文夫だけではなさそうです。
・米国が強く遺憾表明。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48938060T20C19A8EA2000/
関連記事。韓国紙、評価真っ二つ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082300466&g=int
関連記事。文の支持率、不支持を下回る。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190823-00000038-yonh-kr
関連記事。すべては韓国の責任と安倍首相。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190823-00000037-cnippou-kr
関連記事。鳩山由紀夫。最悪の展開。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190823-00000063-sph-soci
関連記事。当面静観。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190823-OYT1T50304/
コメント:安倍首相が、こともあろうに自分のプライドの為に始めた喧嘩だから、自分で納めていただきたい。しかも韓国の一般国民は日本を軽蔑している訳ではない。「安倍首相」を軽蔑しているのです。加えて日韓双方に嫌悪感を露わにしているトランプが、無条件で日本の味方をするとも思えない。そもそも他人(や外国)の心配をするようなタマ(キャラ)ではことは、先刻ご承知のはず。日韓問題がこれ以上こじれるようだと、安倍内閣(無能外交)の命取りになる可能性もないとは言えない。韓国でさえ扱えない安倍政権が、対米、対中、対ソ外交でうまく立ち回れるとは到底考えられない。閣僚だけでなく、無策無能のの外務省も総入れ替えが必要です。
1512.無かったことには出来ないモリカケ 19/8/28
名前は敢えて言わないが(言う必要もない)、とある日本の政治家が、自分と配偶者が、特定の学校法人に肩入れしました。肩入れしたことは嘘でもフェイクでもない、事実なのです。具体的には関係省庁に圧力をかけて認可や補助金で便宜を図ったのです。理由は学校の経営者が彼らの友人だったからです。数々の証言から事実であることが否定できないのに、政治家は、無関係だと言い続け、夫人については、国会喚問は愚か、記者会見さえ許そうとはしませんでした。出せば何を言うか分からなかったからです。だから亭主の留守中に記者の直撃を受けないように、外遊にも必ず夫人を同伴しています。
そして国のトップが関与していたがゆえに、この事件は官邸、財務省、国交省、検察を巻き込むき大規模な国家規模の疑惑に発展したのです。しかもそこでは内閣府が人事権をちらつかせる必要さえなかったのです。それどころか、「行き届いた忖度」が横行し、「気働き」をした財務省幹部、特捜の検察官には、論功行賞で、昇進や抜擢という褒美(飴)を与えたのです。内閣の人事権を私的な目的で運用して、関係官庁の幹部はおろか、検察から忖度を引き出すという(汚い)手法で、事実の隠蔽を成し遂げたのです。
しかも役所内に実在していた、政治家の実名の入った文書は、後日改ざんされ、問題の記述は削除されました。これは担当者が自ら認めています。むろん誰のためにとは口が避けても言いません。ひたすら自分の判断でしたことだ、不適切な行為だったとオウムのように繰り返すだけでした。ならば関係者が行政のトップではなく、名もない一般市民だったら、同じように体を張って守る気があるのでしょうか。私はそれを直接佐川に尋ねたいのです。官僚が勘違いでミスするなど、あり得ない事で、目的のない改ざんや、修正などは考えられないからです。
検察が財務官僚の不起訴を決めた後で、検察審査会が不起訴不当を申し立てました。ところが「文書の大筋が変わった訳ではないので、改ざんとは認められない」という途方もないコジツケの見解が出て、再度不起訴となったのです。
こうしたいきさつは、つぶさにTVや新聞で報道され、国民は白けに白けました。加計を含めた学校法人認可の(行政の)不正事件で、国民が学習したことは、政治権力に対して、役所はここまで卑屈なまでになれるものだという事です。但しこれが野党政権だと平然と牙を向くのだから始末に負えません。これはお役所の体質が本来、右翼だという事なのかもしれません。文科省がその最たるものであることは言うまでもありません。すなわち行政には国民の視点がなく、しかも社会正義の砦であるべき検察でさえ、政治権力の顔色を窺い、黒を白いと言うことがあるという、行政は国民(=国)への背信行為をやすやすとやってのける破廉恥な組織だったのかという大きな失望感を、国民は味わったのです。政権委も行政機関にも、モラルがないことを実感したのです。
政治権力が犯した罪は、古今東西、枚挙の暇がないにしても、「政治倫理のない政治、権力者は不正のやりたい放題」という印象を国民に与えることほど、重い罪はないのです。しかもこれは明確に長期与党政権の弊害(早い話が政治の腐敗)なのに、どのメディアも、絶対にそういう表現はしないのです。次はメディアが忖度を始めたのです。
モリカケ問題は、まるで政権に「ちょっと魔が差しただけ」という扱いに変わってきているのです。それに留まらず、民主党政権時代を、某首相の尻馬に乗って「悪夢」の時代だとはやし立てる始末です。ならば民主党政権時代に、某政権以上の政治不正があったことを、国民の目の前に並べて証明してみせる義務があると思います。
上の悪い点は、すぐに下が見習います。その結果「社会の風潮」は正義も倫理も通用しなくなった。権力があればやりたい放題。カネが全ての国となり、経済格差は開くばかり。そのくせ発展途上国でもあるまいし、子供の7人に一人が貧困という現実がある。社会に不平等と閉塞感があふれ、明日への希望が失われた国になり下がったのです。
人の心は荒み、道徳やマナーが軽視され、無差別殺傷事件やひき逃げが多発する。政治への期待が持てないから、投票率も下がり続けている。日本という国から、民主主義だけなく、発言の自由も、礼儀も譲り合いも、社会正義さえ失われてきているのです。それもこれも、政治のリーダーが、大事な場面で倫理観(と責任感)を投げ捨てたからなのです。いまや官邸はただ待っていさえすればいいのです。国会の開催を遅らせるだけでいいのです。
しかし、私達国民は、不正に抗議して、自死を選んだ役人がいたことを忘れてはならないのです。官邸子飼いの報道局に抗議し、退職したNHKの職員もいました。官邸はそれらが全て忘れ去られることを、ひたすら待っていればいいのです。このまま五輪五輪(ゴリゴリ)で2020年に突入すれば、モリカケ問題はなかったことになってしまうでしょう。でもそうはさせたくない。少なくともWTWは忘れません。たとえ一人になっても、政治の不正を訴え続けることで、騙される国民ばかりではないことを示したいと願っているからです。
以下でご紹介する記事は、相互にあまり関係がないようですが、某首相(=政権)の強権による悪政と暴走という点で一致しているのです。
関連記事。トウモロコシ供給不足と官邸が説明。農水省が疑義。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190827-00000038-sasahi-pol
関連記事。日本で搾取される移民労働者たち。
https://www.bbc.com/japanese/video-49471735
1513.野次は批判の自由 19/8/29-31
日本が仲介に失敗した米国とイランの関係ですが、マクロンがイランの外相を交渉のテーブルに誘うことに成功しました。しかしこの話、おそらく閣僚はおろか、自民党内部でもタブーになっているはずです。なぜなら安倍首相がイランに全く相手にされず、外交的に無能だったことが世界中にバレてしまった、恥ずかしい(これを国辱と申します)出来事があったからです。なので、それを匂わせようものなら、自民党議員も、批判を載せるメディアも、ただでは済まないだろう、後難に見舞われるだろうと思われていることも容易に想像できるのです。長い物(安倍首相)に巻かれろというわけです。
しかし、権力を批判する自由のない政治こそが、独裁政治、恐怖政治と呼ばれるのです。実際は阿吽の呼吸による「政治的圧力」なのに、発覚すれば役人が独断でやったことにするというのも、その(圧力の)変形パターンです。突っ込まれたら、最後に、「誤解」を招いたことに軽く陳謝したうえで、(少なくとも直接)指示はしていないと開き直れば幕引き出来るからです。
この種の不毛な押し問答が繰り返されるのには、忖度という言葉を導入したメディアにも責任はあると思います。事実上、(暗黙の)政治的圧力なのに、(道具に使われた)官僚の、(深い、または悪意や保身の)意図のない、取るに足りないミスであるかのような印象を与えるからです。
敗戦を終戦と置き換えるようなものであり、主要なメディアは、これからは忖度という言葉を禁句にして世論の誘導を禁止し、圧力という「正しい」言葉を使うことで、国民が誤解しないように、「正確」に状況を説明して頂きたい。これもまた慰安婦像どころではない、より重大な表現の自由だと思います。
関係記事。籠池、補助金で虚偽申請認める。
https://mainichi.jp/articles/20190828/k00/00m/040/257000c
関係記事。コストコが中国で開店。大混雑。
https://www.bbc.com/japanese/49493713
関係記事。貿易戦争、どこ吹く風。
https://jp.wsj.com/articles/SB12600967349057934523104585514912485841610
コメント:トランプ、習近平、文、安倍。全員が自国の国民の民意とは無関係な、権力誇示のための「私闘」を、しかも軍事力をふりかざして、繰り広げています。付き合わされる国民こそいい迷惑です。
ということは、それらの国の国民がまともな代表者選びに失敗しているということも意味しています。それをしっかりと批判しないで(選挙に問題がある、指導者が無能であるという二つの点で)、一体何のためのメディアなのでしょうか。
韓国のメディアでさえ、文を批判しています。ところが日本のメディアが全くと言って良いほど、安倍首相を批判しないのは、どう考えてもおかしいでしょう。ドンア出来事にもドンア人物には賛否があって党是南尾です。現首相を絶対視どころか、下手をすれば偶像化する理由が分からないのです。戦前を彷彿とさせる、大本営発表(主としてNHK)と、国家総動員令(五輪の狂騒を見よ、しかもアベノミクスの失敗を誰も指摘しない)です。
こういう報道の偏向は、おそらく国民から見えないところで、「悪質」な言論と表現の統制が行われているとしか考えようがないのです。結局そういう形で、日本の国民も、間接的に世界に迷惑を掛けているのです。
とことで、手前味噌ですがWTWは、編集している自分が読んでも面白いと思うことがちょくちょくあります。自分で興味が持てない記事をいくら紹介してみても、読者が興味を持つはずがないのです。自分が信じてもいない表現の自由の作品展みたいなものです。自分の体重が載っていないものを、支持しろと求める方が無理なのです。WTWの「エンジン=かまど」は、編集者の野次馬精神なのです。そして頻繁に現れる批判は、文字による野次なのです。野次馬に野次を言うなと言っても、それは無理なのです。
ついでと言っては何ですが、レンタルビデオの新作の紹介です。一本はロシア軍のクーデターを想定した「ハンターキラー」。もう一本は、ハルクの動く城を連想する「移動都市、モータル・エンジン」です。B級映画に属するのかもしれませんが、いずれも驚異的なCG映像で、ストーリーとしても見ごたえがあります。
・河野外相は代えるしかない。枝野が韓国への対応批判。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000018-asahi-pol
関連記事。河野外相、年間一カ月機上に。10億円を要求。
https://mainichi.jp/articles/20190828/k00/00m/010/193000c
コメント:一言で言って、何様かです。税金をじゃぶじゃぶ使った挙句、外交の成果はどうなりましたか。国会答弁では外交上の機密という言葉を不機嫌に繰り返すだけで、国民の納得を得ようという姿勢はかけらもなかったように記憶しています。カネだけ寄越せの放蕩息子にしか見えないのです。そう言えば、最初に専用機寄こせと言ったこともありました。父親や祖父とでは、人物も器量も天地の差があります。極め付きの出来の悪い三代目です。
・上野厚労政務官、辞任決定。口利きで
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082800606&g=pol
関連記事。野党、口利き疑惑徹底追及。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082800937&g=pol
コメント:馬X面下げた自民党議員がまた一人。疑惑でもないし、弁明の余地もありません。何しろ自分でそう言っているのです。刑事事件(背任横領)として立件し、議員を辞めさせるべきなのです。
・仏検察、電通のパートナー企業捜査。東京五輪含むスポーツビジネスの汚職。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2019/08/post-12867.php
コメント:森ナンタラという我儘な老害もいることですし、日本でも叩けばホコリが舞い上がる可能性は高いと思います。但し検察が手を出そうとすれば、某政権が妨害することでしょう。なんでもかんでも、「ありき=既得権益優先=首相を含む」の某政権なのです。
・やじと表現の自由。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019083002000164.html
1514.種の交代 19/8/30
時間の無い方は表題だけでも良いので、定期的に目を通すことをお勧めします。それだけで、政権に影響されがちな大手メディアに依存していたら気づけない、世間の本当の姿が見えてくるからです。
ところで今日の前書きは、やや深刻(で大げさ)な人類絶滅の話です。
明確な根拠は提示できないが、何か良くないことが確実に起きる予感がしています。但し、それが何かは未だ分かりません。(富士山の)噴火なのか、(直下型)地震か、未知のウイルスのパンデミックなのか、太陽フレアによる地球規模の電力障害や大気の剥ぎ取りか。過去に経験したことのないような気候変動(例えば風速60m以上の台風)か、小惑星の衝突か、特定生物の異常発生や絶滅か(昆虫がいなくなれば作物は全滅、人類は餓死)か、或いはさんざん搾取されてきた市民の暴動か、逆に自衛隊のクーデターか。外国の侵攻か、日本国内の米軍基地への核ミサイル攻撃か(米軍との連携で、日本にとって最大のリスクがこれです。だから地上イージスを「日本の金で」買わせようとしているのです)。
地球規模の大量絶滅は、既に5回起きています。6度目のきっかけは、SF小説三体にあるような物理法則の崩壊、または宇宙定数のゆらぎか、ブラックホールの通過か。地球の磁極の反転(すでに定期的な移動は始まっています)に伴う氷河期の再来か、遺伝子操作による突然変異や進化の暴走か。およそどんなことでも起こり得るし、複数の異変が同時並行的に発生する可能性もあります。
関連記事。6度目の絶滅に向かう人類。
https://matome.naver.jp/odai/2144022583678982601
しかもその兆候は、とっくに人類の目の前に提示されているのです。それらの予兆を意識的、或いは無意識に無視せずに(温暖化対策を含めて)真剣に対策に取り組まないと、地球の長い歴史の中で、人類は最も短い期間しか繁栄出来なかったという、不名誉な生物種になる可能性があるのです。
関連記事。世界最悪の雑草がカリフォルニア侵略。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12874.php
生物種で既に起きている異変は、地球の人類への反逆なのかもしれません。人類の知恵が繁栄をもたらし、調和の破壊と物欲が、人類を滅ぼすとしたら、これほどの皮肉はありません。賢者が創り、愚者が滅ぼすと言ってもいいのかもしれません。英知と均衡で一時は栄えた人類が、無知と不均衡(不平等)で自ら滅ぶのです。
個人の権力の亡者と化した(私欲の虜になった)独裁政治家たちは、自分たちが人類滅亡に一役も二役も買っていることに、気が付いていないか、あるいは知っていても、敢えて無視しようとしているようです。彼らが我欲と物欲でもたらす災厄には、経済の破壊、覇権競争による戦火、そして自然破壊があります。そこに天変地異が重なれば、人類が生き延びる希望は、ほぼ無くなるのです。
関連記事。宇宙から見たアマゾンの火災。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12879.php
関連記事。アマゾンとグリーンランド。二人のデタラメ大統領が地球を破壊する。
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2019/08/1.php
関連記事。酸素不足は起きない。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12876.php
コメント:それでも(不必要な)自然破壊には違いないのです。
関連記事。バナナ絶滅の危機。パナマ病。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12875.php
関連記事。日本は後進国という意識が必要。
https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2019/08/post-78.php
関連記事。日比谷線に、虎ノ門ヒルズ駅。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201908/CK2019082902000134.html
コメント:必要かどうかも良く分からない、この高層ビル群が、22世紀には東京の巨大な廃墟または遺跡になるような気がします。
一方で、5G基地局の健康被害が米国で取りざたされています。東京の先端化にやけに熱心な小池ゆり子は、そのあたりをどう考えているのでしょうか。これは新旧都知事に限ったことではないが、利口に見える(または見せかける)おバカ程、始末に悪いものはないのです。五輪を誘致した石原のように、少し後になってから巨大な弊害が爆発する、時限爆弾と同じなのです。政治家の本物と偽者を、国民が見抜くことが、真のサバイバルに直結するのです。
・横浜カジノにハマのドンが猛反対。市民が苦しむのはほぼ確実。
https://diamond.jp/articles/-/213173
コメント:林市長が保守派の本性を現しました。食わせ物の首長は都知事、大阪市長、前北海道知事だけで十分なのです。
・日本の医療費抑制論に欠けている視点。
https://toyokeizai.net/articles/-/297989
・老後2千万は必要ない。
https://toyokeizai.net/articles/-/298545
関連記事。子育てや老後の備えに税優遇。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019082901001912.html
コメント:食費は大したことはないが、通信費(但し業務用)は増えています。もっともこういう仕事を続けていれば当然かもしれません。見方を変えれば、人生を踏み間違えない為の、必要経費とも言えます。
1515.意味不明の大使人事 19/8/31
・スイス大使に読売の会長。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49216840Q9A830C1EA3000/
コメント:なんで読売なのでしょうか。スイスと読売にどんな関係があるというのでしょうか。これが紛争国なら未だ理解できます。伊藤忠の丹羽の中国大使の場合は、長年の取引がありました。読売の場合は、陰に日向に、安倍政権を支えてきた、政府御用達の新聞への論功行賞としか考えられないのです。ことほど左様に、安倍首相の政治の私物化にはほとほとうんざりです。
1516.自動運転より無事故運転 19/8/31
・自動運転の時代はすぐには来ない。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48066440R00C19A8000000/?n_cid=DSTPCS001
関連記事。自動運転用の高性能センサーに京セラ参入。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49181510Z20C19A8SHA100/
関連記事。安価で大容量の個体電池。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47819470W9A720C1000000/?n_cid=DSTPCS001
コメント:私は自動車業界と経産省の狂乱ぶりが理解できないのです。自動運転は耕運機と掃除機とドロ−ン(要はリモコンの代わり)くらいで十分のはずです。それより池袋の事故で分かるように、操縦ミスの防止と、自動停車装置の、質の向上の方が遥かに切実な問題です。いくら厳罰化しても、踏み間違は起きるからです。悲劇的な事件ですが、行政やメディアの初期対応が良くなかったので、遺族の気持ちを傷つけました。そうであっても、報復と炎上では、問題は解決しないのです。具体的防止策が最も大事なのです。
1517.日本は民主主義の夜明け前 19/9/1
とうとう9月です。しかしこの暑さ。お彼岸までには何とかなるのでしょうか。昨夜のNHKBSの大曲の花火はさすがでした。一方その後の、期待していた携帯大喜利は、天X馬Xの蛭子の起用もあって、散々な出来映えでした。投稿番組で注意しなければならないことは、マニア専用にしないことです。そうなると病的な側面が出てくるからです。私のお勧めは、信長のツイッターで、「室町幕府をぶっ壊せ」です。壊したいのはN国の方です。
・香港デモ。激しく衝突。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49270160R30C19A8MM8000/?nf=1
関連記事。背水の陣。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12892.php
コメント:日本ではデモがないのか。起きていても報道しないだけなのか。いずれにしても、海外とは(民主主義の意識で)えらい違いです。しかもこんなことを書けば、(無位無官で非インフルエンサーのジジーでも)安倍閣下の見回り組(菅、萩生田)に暴力革命を疑われかねない。単なる野次でさえ、取り締まりの対象だというのだから呆れるほかはありません。安倍政権下では、民主主義そのものが絶滅の危機に瀕しているのです。
・戦争で取り返すしかない。丸山某。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019083101001992.html
関連記事。韓国の国会議員団、竹島上陸。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190831/k10012058271000.html
コメント:この目の死んだ議員は、未だ議員を辞めていなかったようです。北方領土での謝罪はやはり嘘(口から出まかせ)でしたか。一方で丸山を取り込んだ、炎上商法で政治理念のないN国の弊害が、いささか眼に余るようになってきました。政党の名に値しないと(私は)思います。しかしなぜ上杉が、こんなグループに関与したのか疑問です。
1518.民は水 19/9/2
MHKの番組からのパクリですが、以下のような古詩があります。
君舟也 (君主は舟である)
民水也 (民衆は水である)
水能載舟(水は舟を運ぶけれど)
亦能覆舟(舟を覆すこともある)
荀子
安倍閣下、日本丸の乗り心地はいかがですか。ガレー船の下層階で、必死にオールを漕いでいる(漕がされている)のは、公務員の皆さんのようですが。漕いでも漕いでも、前に進まないという感想を持っていないでしょうか。そしてそれはなぜなのでしょうか。
・8%と10%。異なる税率の要点。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6335189
コメント:なぜ海外のように食料品は無税にしないのでしょうか。
・青木理。韓国なら何を言っても良いみたいな人たちが煽っている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190901-00010004-huffpost-soci
コメント:日経が、韓国への輸出管理には国民の多くが賛成しているという調査結果を発表しています。そんなことは今更調査するまでもないことです。日経の、見え見えの政権ヨイショには、しばしばうんざりさせられます。
1519.平成は終わっていない。19/9/3
企業内部留保453兆円でもなお賃上げには慎重。しかも正規雇用は増やさない。一方で企業役員には破格の待遇(=経営者のお手盛り)。法人税は据え置き、消費は増税。これで格差が生まれなければ、奇跡です。貧困層の拡大が、悲惨な犯罪の温床にもなっているのです。厚労省が労働者ではなく経営者の側に立つ、異質の行政。一体誰のための(安倍)政治、誰のための国なのでしょうか。安倍首相が意図的に進めてきた格差拡大の政治が、頻発する悲惨な事件の背景にはあるのです。
関連記事。非正規と言うな。文書やメールを後で撤回。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019090190070550.html
関連記事。消費増税が雇用に冷や水。
https://jp.wsj.com/articles/SB11760257564042813540604585521151904736046
関連記事。俺たち就職氷河期世代を忘れるな。
https://toyokeizai.net/articles/-/299713
関連記事。老後の心配どころじゃない。カツカツの懐事情。水商売を検討。
https://toyokeizai.net/articles/-/300129
ところで今日の前書きは、奥野修司著「天皇の憂鬱」(新潮新書)です。
(序文)から
…それが少しずつ変わってきたのは十年ほど経ってからだと思う。天皇皇后の深慮というか、地道に積み上げていかれる努力、物事を見る目のバランス感覚、見えるものより見えないものを大切にされる姿勢、そのどれをとっても平成の時代にこれほどふさわしい天皇はいないのでは、と思い始めた。とりわけ冒頭で述べたように、国民に"寄り添う天皇"に気づいたことは大きかったと思う。
"象徴天皇"とはなんだろうと考えるようになったのもその頃だ。平成の天皇にはいくつかの彩りがある。戦争犠牲者を悼み遺族をいたわる慰霊の旅、あるいは軽井沢や那須御用邸などの近隣に住まう旧満州開拓民たちとの交流。これらはむろん先の大戦にまつわるものである。それは、昭和が残した負債の清算ともいえる彩りである。一方で、うち続く大地震や集中豪雨といった自然災害の被災者を見舞うのは、平成を象徴する彩りかもしれない。
そのいずれにも国民に寄り添う姿があった。折々にこうしたテーマで天皇皇后を描いてみると、存外に平成という時代が透けて見えてくる。
象徴天皇がかたちづくられていく過程を謎解きしてみた。そこには一見して完璧のように見えながら、決して語られることのない"皇室の憂鬱"も垣間見えてくる。
文章の多くは、今上天皇の生前退位が迫る今を見越して書いたわけではない。
これは、一人の日本人として見つめた平成という時代の皇室のかたちである。
(被災者と天皇陛下)から
…両陛下は、隣の町立小学校の校庭から瓦礫と化した市街地に黙礼され、そのあと体育館に入られた。
やがて両陛下は左右に分かれると、待っていた避難者に声をかけられていった。
天皇は二、三人に声をかけられたあと、千葉さんの前に置かれた三枚の写真に目を止められた。そこにはえくぼが可愛らしい幼い少女が笑顔をふりまいていた。
千葉さんの娘は夫と夫の両親、そして一人娘を津波に流され、たった一人生き残った。この写真は三歳三カ月で津波に流された孫娘のゆうちゃんである。家財道具もすべて津波で流されたが、両陛下が来られる少し前に、写真だけが発見された。
「かわいいお孫さんですね」
母の奈緒さんは黙ってうなずくばかりだった。見かねた千葉さんが代わりに答えた。
「この孫だけが見つかっていません」
千葉さんはそう言うと、孫の写真を天皇の前に差し出した。
「見つかるといいですね」
千葉さんはこぼれ落ちそうになる涙を必死にこらえた。天皇から声をかけられたことだけではない。天皇が冷たい床の上に脆かれているのに、自分たちが畳の上に座っていることに、申し訳なさとありがたさがないまぜになって体が震えた。
「一日も早く見つかるといいですね。それには体が大事なので、体だけは充分気をつけてください」
随行者が「お時間です」と言ったが、天皇は立とうとされなかった。すでに皇后は、被災者の間を回り終えようとされていたが、天皇はなおもその場を動かれなかった。
千葉さんは、あの日のことは昨日のことのように覚えているという。
「私たちは陛下とお話しするまで、家族で命を絶った方が楽かなと思っていたんです。菜緒の一家が、菜緒一人を残して全員流され、声をかけにくかったのでしょうが、みんなに避けられて、避難所でも肩身の狭い思いをしていました。菜緒は口を開くと、『みんなで死のう』とか『死んだ方がマシだった』と、いつ自殺するかもしれない状態でした。それが陛下とお会いして、『こんなに元気づけられたんだから、なんとか頑張らなくちゃね』みたいになったんです」
千葉さんは、とりわけ脆いて話される天皇の姿勢に感無量だったという。
「同じ目線でお話をされることに心を打たれました。菜緒はあの日から『死ぬ』と言わなくなったんです。やっぱり天皇陛下の力はすごいと思います。私たちがこの世にいるのも、陛下が声をかけてくださったおかげです。退位されたら、もう一度この町を見ていただきたい。それが私の夢です」
遠藤副町長(当時)も当時を思い出すと、感慨深く思いが募ってくるという。
「住民の皆さんに希望が少し見えたひとつの大きな節目だったように思います。ニコッ と笑って『大変ですね』の一言で、住民の気持ちが変わって雰囲気が一変するのです。それだけものすごいカをお持ちになっているんでしょうね」
平成二十八年、天阜は自らの務めについて、「私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました」と述べられたが、"国民に寄り添う"ことの意味をこれほど物語っているエピソードはないだろう。(以下略)
コメント:平成は未だ終わっていません。終わらせるわけにはいかないのです。なぜなら平成に起きた事件、災害のどれ一つとし、対策が終わった、解決したと言えるものはないからです。そして首相や政府は、とてもではないが、国民に寄り添っているようには思えない。国民不在の代表的な現象が新元号と東京五輪です。政府とメディア(特NHK)が莫大な国費を使って、演出に努めるお祭り騒ぎ。その計画された騒動の陰で、平成の出来事、中でも悲惨な事件と災害が忘れられ、そしてなかったことにされるようなことが、決してあってはならないのです。
【気になる記事】
・週刊ポストがヘイト。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00010004-huffpost-soci
関連記事。朝鮮人追悼文なし。都知事に批判。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019090202000123.html
コメント:憎しみでは問題は解決しません。それは韓国人と日本人、双方に言えることです。小池知事の極右の体質が、いずれ大きな問題を引き起こす前(例えば湾岸にカジノ)に、知事を交代してもらう必要があるのです。新風を期待したのに、出来たのが石原慎太郎の女性バージョンだったというのでは、笑うに笑えないジョークです。
・韓国人、沖縄旅行中に人命救助。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6335268
関連記事。韓国敵視やめよ。都内で集会。市民団体や研究者。
https://this.kiji.is/540580036496458849?c=39546741839462401
関連記事。日韓対立で日本企業が危機の裏事情。
https://diamond.jp/articles/-/213456
・独州議選で極右が躍進。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019090202000259.html
関連記事。憎悪には出口がない。米の元ネオナチ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019090202000269.html
関連記事。今年も起きているヘイトデモ。
https://this.kiji.is/538991180576326753?c=39546741839462401
コメント:とうとうドイツも。資本主義のひずみが、自分より弱い者を不満のはけ口にする大衆の非寛容な排他主義と憎悪の形をとって、一気に現れてきた印象です。世界中で理性より感情(=ポピュリズムの原動力)が先行しています。きわめて危険な兆候です。
・鹿児島女児殺害。動画投稿で発覚、児相の無作為。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190902/k10012060581000.html
コメント:公務員の質の低下が目に余ります。背任、背信行為は佐川だけではありません。そんなに仕事が嫌なら、転職を願い出るべきです。この事件は市役所が女児を見殺しにしたのも同然なのです。
・京アニ事件。置き去りにされた事件前の検証。
https://this.kiji.is/539808877718619233?c=39546741839462401
1520.国威発揚の五輪。19/9/4
・五輪、旭日旗の持ち込み禁止せず。
https://www.47news.jp/sports/world-sports/3956539.html
コメント:自衛艦ならいざ知らず、(平和な)スポーツの祭典です。日章旗で何が不足だというのでしょうか。スポーツは旭日旗が最も相応しくない場面です。組織委の精神を疑います。ギリシャ時代に、この時だけは戦争をやめて参加した競技会が、五輪の前身です。それを近代に復活させた人がクーベルタン。この記事を読んで、東京五輪の目的が日本の「国威発揚」であることがはっきりしました。戦前と全く同じ価値観(いだてん)です。莫大な国費を使う五輪が、ますますいかがわしいものに思えてきました。なり振り構わぬ自民党政権の、しかも留まるところをしらない右傾化の、象徴的な出来事だと思わざるを得ません。
・韓国政府は、日本に謝り続けてほしいのか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190903-00010000-abema-kr
関連記事。安倍首相、徴用工解決が最優先。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6335401
関連記事。安倍政権の3つのウソ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190902-00000076-sasahi-pol
コメント:これとそれでは話が違うことを承知のうえで、敢えて日本政府に問いたい。なぜ日本は米国に対して、原爆投下と無差別空襲の、謝罪と補償を求めないのか。日本が侵略した国(特にアジア)には謝罪をし、日本国民を非人道的な手段で殺戮した国には謝罪と反省を求めるのが正道でしょう。時の権力者の損得勘定だけで、歴史観や値観が左右されてはなりません。戦争犯罪は、人道と民主主義の観点で判断しないと再発を防止できないのです。
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