「WTWオピニオン」

【第94巻の内容】

「れいわとN国、天国と地獄」
「展示会の自由と責任」
「電気料金を負担しているのは誰か」
「腐臭を放つ政官財」
「メディアと賞味期限」
「問題山積」
「渋沢と安倍」
「なんでん関電」
「お邪魔虫は無視」
「景気を直視せよ」


1541.れいわとN国、天国と地獄 19/9/29-10/31

・れいわ山本、自分はこの地獄のような世の中作った側。
https://www.asahi.com/articles/ASM9R5DNWM9RUPQJ005.html?iref=comtop_favorite_01
関連記事。玉木が立花と会談。
https://toyokeizai.net/articles/-/304988
関連記事。アホみたいに子どもを産む民族は虐殺。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190928-OYT1T50204/
コメント:立花は日本のナチスです。人の命など何とも思わないN国とれいわでは、天地(ここでは天国と地獄)の違いがあります。それから人を見る眼もない玉木には早めに交代して頂きたい。後任には森ゆうこをお勧めします。

・お笑い芸人の差別ネタ。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6337983
コメント:権力を皮肉るのが欧米の芸人。日本の芸人は弱い者いじめ。

・借金や泥棒してまで遊んではいけない。ホリエモン。
https://toyokeizai.net/articles/-/297561
コメント:前澤のことでしょう。


10/4の首相の所信演説の後で、NHKが各党の代表の感想を紹介していましたが、その中にお騒がせ男のN国の立花がいました。では「NHK」で、立花が何と言ったのか。「自民、公明に協力する道を探りたい」とほざいたのです。自分がどういう理由で(しかも棚ぼた)当選できたと思っているのでしょうか。与党、特に自民党の政治に不満を持つ層(の一部)が、政治の変化を期待して投票したのではなかったのか。自分を選んでくれた有権者に失礼だし、国民を馬鹿にするのも限度があるのです。

しかも民放は民放で、(必要もないのに)ホリエモンにインタビューして、N国から出馬(衆院選で)する可能性を打診していました。こういう無責任極まるメディアが、日本の民主主義の劣化を後押ししているのです。N国の宣伝を自ら買って出るような、信念も倫理感もない日本のメディアが、国にとっても、国民にとっても、プラスになることなどあり得ないのです。結果的にメディアが、自ら率先して日本を蝕んでいるのです

私がN国の(卑劣で無責任な)言動に神経質になっているのは、特にネットを通じて、立花に影響されかねない若者が、少なからずいると思われるからです。N国の手法は、機会があるたびに、揺さぶりをかけ、話題になった方が勝ちという、ナチスと同じ「大衆扇動」の手法なのです。

有権者は、万事口から出まかせで、その場限りの立花が、石崎や丸井と同じ穴の狢であることを認識する必要があります。有罪になれば議員を辞めるなどと、よくもぬけぬけと言ってのけたものです。政治的信念があるかのように、見せかけただけなのです。信頼できない議員の言葉を信じるのは矛盾でしょう。

嘘やフェイクを垂れ流すことを、何とも思わないという点では、むしろ安倍自民党にこそ相応しい人材かもしれません。国民にしてみれば、下手に野党面されるくらいなら、自民党に入ってもらった方が、判断が狂わないだけましというものです。中身がなく、民意を無視し、民主主義を蹂躙する(腐っ)政治家という点で、まさに安倍政権と価値観が共通しているからです。

類は友を呼ぶ(丸山が参加)という言葉が相応しい立花は、ネットで暴言を吐き散らす以上のことを、何かしたでしょうか。学生運動華やかなりし頃、太った豚より痩せた狼になれという言葉がありました。立花がそのどちらかは、一目瞭然でしょう。全国行脚を続ける山本太郎とは、対極にある人物(と政党)だと思います。



1542.展示会の自由と責任 19/10/1-10/8

・補助金不交付はけん制(検閲)。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2019093002000112.html
コメント:慰安婦像は芸術と呼ぶには抵抗感の強い「作品」ですが、それでもなお行政の(というより萩生田の偏向した価値観による事実上の検閲)の約束違反は許されません。他方、こと慰安婦像に関しては、大村知事は、韓国の主張に同意したと「みなされる」可能性があります。そして、ここで旗色を鮮明にすれば、選挙にも影響があるかもしれません。もしそこまでの覚悟が大村にあるのであれば、不自由展を開催する意味があります。なぜならそこには大村個人の「主張」が込められているからです。

とはいえ、思想信条の自由の保障とは別に、表現の手段にも自ずから、節度というものがあり、公序良俗が求められます。かたや、「自由に」表現されるべき「主張」そのものにも、限度はあります。限度を超えた主張が、テロリズムやナチズムであり、基本的人権の否定や、人種差別や、悪魔崇拝などです。また「主張」でなくとも、特定の組織や個人(皇室を含む)を批判・非難・攻撃する場合には、客観的な事実の裏付けが必要になります。

「表現(=作品)」では、何が言いたいのか(=主張)が最も重要です。バンクシーの絵は端的に(しかも効率的に)それを物語っています。主張と表現方法(但しゲリラ的)が調和しており、そこには誤解の余地がありません。

作家も命懸けでしょうが、主宰者も同じです。だからこそ、主宰者には作品を選ぶ権利があるのです。その代わりに、選択した主宰者(またはプロデューサー)には作家の主張を全面的にバックアップする責任が生じます。途中になって、自分は知らないとは言えないのです。そうして初めて不自由展が意味を持つのです。そこまで考えておかなかったので、津田は挫折したのです。自由を叫ぶということは、生半可な覚悟ではできないのです。

言い方を変えると、表現の自由には、結果(=評価と反響)についての「責任」がついて回るという事なのです。仮に慰安婦像が今後、観客に評価されれば、それは主宰者の眼のつけどころが正しかったということになり、作品(というよりそこに秘められた政治的意図)が反感を持たれれば、それもまた評価なのです。私の偏見と独断で言えば、津田にしても大村にしても、韓国の日本攻撃の片棒を担ぐ気はないと想像しています。彼らが言いたいのはただ一言。表現の自由を束縛するなという一点でしょう。

不自由展が順調に進まないのは、目的や趣旨が「曖昧」あるいは「適当な」ためではないのか。「表現の不自由」への抗議の姿勢と、個々の作品の主張(異なる)が、必ずしも噛み合っていないのではないか。単に、他の展示会で(不当な理由であれ)はねられた作品を並べるだけでは、展示会の趣旨は伝わらないのではないか。なぜなら出展を拒否された作品の、主宰者側の理由も、個々の作品ごとに異なるからです。

そうした主宰者側の論理にまで踏み込んだうえで、「新主宰者」には、再展示に踏み切るための、個々の作品ごとの新たな「理由づけ」が必要だと思います。目的や立脚点が掴みにくい(=曖昧)ことにこそ、不自由展が漂流する真の原因があるのではないでしょうか。


・ホロコーストの否定は表現の自由ではない。欧州人権委。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100500451&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
関連記事。不自由展、8日以降の開催。
https://mainichi.jp/articles/20191005/k00/00m/040/273000c
コメント:作品を通じて何を表現したいのかが一番重要です。人権侵害を肯定するような主張が共感を得られないのは、主張そのものに間違いがあるからです。大衆の反感を買うのは当然であって、観客の方が無理解だと決めつけることはできないのです。また作家の主張に納得していないのに、主宰者が作品を展示するのは、矛盾があります。その矛盾が観客を混乱させ、主宰者への抗議活動を引き起こすのです。津田や大村も、そこに気が付いてきたのだと思います。自由と責任はセットなのです。


・不自由展再開反対。市長座り込み。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191007-OYT1T50228/
コメント:展示する自由があれば、反対する自由もあります。そうでなければ民主主義とは言えません。「ありき」と「右へ倣へ」が、『不自由』の本質なのです。


不自由展が再開しました。ガイド形式にしたのは大変結構だと思います。作家の意図がより明確に伝わるからです。東京で開催していれば、見に行きたいくらいです。但し、中傷や脅迫は論外にしても、反対や批判の自由もあります。批判の自由があるかどうかが、民主主義か全体主義かの判断基準です。TVのインタビューで、ある観客が「どこまでが芸術で、どこまでが表現かという問題はあるが、それは受け手が決めること」という言葉が印象的でした。少なくともこれ(再開)で、萩生田「大臣」が補助金を拒否する理由はなくなりました。


・上滑りした表現の自由の議論。内容に口出ししないことが表現の自由なのか。
https://diamond.jp/articles/-/218886
コメント:私を含め、多くの人が同じような違和感を持ったと思います。批判の自由があるから表現の自由があるのです。一読を。



1543.電気料金を負担しているのは誰か 19/10/2-8

・東電社長が経産省に謝罪。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100101002609.html
関連記事。官房副長官、適切な対策講じた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201910/CK2019100102000265.html
コメント:謝罪する相手が違うでしょう。それに国民は誰一人、政府が適切に動いたとは思っていないと思います。


・2役員は1億円超を受領。社長・会長は辞任否定。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191002-OYT1T50249/
関連記事。菓子の下に金貨。映像。
https://www.nikkei.com/video/6091221037001/
関連記事。受けた全員辞めろ。地元の怒り。
https://mainichi.jp/articles/20191002/k00/00m/040/228000c
コメント:大部分は返したが、使ってしまった分は返せないと開き直っています。ここは自分の名誉を守るために、借金してでも返済すべきでしょう。何といっても一番のワルは元助役。金品を受け取らないと、無礼者呼ばわり。どれだけ助役が私腹を肥やしたのかも分かってはいない。そういえば大使に無礼と言った、顎のしゃくれた大臣もいました。森山元助役(と外相)は、何を思いあがり、何様のつもりだったのでしょうか。
なぜ町の助役風情(失礼)がそこまで独裁的な権限を持てたのか、是非とも解明されなければなりません。原発では、玄海町の町長が、自分の弟の会社に受注させていた前例もあります。日本の行政では、国政から地方行政まで、どうしてこうも、独裁と公私混同(=私欲)がはびこるのか。このどこが民主主義の先進国なのか。そもそも、助役が猛威を振るい、私利をむさぼる間、歯止めになるべき町長は何を一体していたのか。経産大臣は何をしていたのか。
この事件で、何より許せないのは、助役が、意向に従わなければ、原発再稼働させないと「脅した」ことです。福島の事故でどれだけの多くの国民が迷惑を被ったのか、知らないとすれば大馬鹿です。知っていれば町民に対する背任行為です。それとも、なんでもボス化するのが、福井のお国柄なのか。究極の利益誘導と公私混同。そこには町民のために働く公僕の姿はありません。
貧しさで死ぬ人間が何人もいるこのご時世(安倍の悪政のせいで)です。森山は原発行政を食い物にする腐り切った地方官僚です。元助役が関係会社を通じて入手した非合法な利益は、全額、国庫に返還させる必要があります。死んで許されることと、許されないことがある。盗んで得た金は返さなければならない。たとえ、それを今、誰が持っていようとも。


週刊新潮によれば、高浜町の元助役は専門学校卒業後、綾部市役所に勤務、出身地の高浜町長に引き抜かれたとのこと。赤字だった高浜町の町興しで、原発の誘致に成功し、強大な権力を手にしたと言われます。綾部市勤務時代に、部落問題に1年ほどかかわった関係で(但し解放同盟は50年前の関与は否定)、住民の反対運動を指導できるかのように装って、電力会社を恫喝していたようです。原発誘致後、本人は京都に住んで、関電に料亭から電話がかかると、担当者はどこにいてもかけつけて、財布代わりを務めたとのこと。絵に描いたような悪代官ぶりです。しかも代官側が小判を配るというお笑いまでついています。助役を辞職してからも影響力を行使し、無競争で自分の関連会社に受注させていました。ところが存命中に関連会社に税務調査が入り、不正が発覚。それから亡くなるまで落ち込んでいたとのこと。それだけが、国民や県民にとって僅かな救いです。地獄まで金は持っていけなかったということでしょう。
関連記事。関電深まる闇。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100500521&g=eco
関連記事。助役関連企業、関電社宅や社屋を独占受注。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50670070W9A001C1AC8000/
関連記事。関電、原子力以外でも癒着。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100602000137.html
コメント:関電の幹部は幹部で、開き直りで逃げられるとでも思っているのでしょうか。また他の電力会社に同じ様な体質(地元のボスとの癒着)がないと言い切れるのでしょうか。原発立地自治体と電力会社の関係を徹底調査する必要があり、しかもそれは、国民の代表の弁護士を交えた第三者組織で行うべきです。安倍政権下の経産省に任せたら、ふたをする恐れがあるからです。国の機関にも、脛に傷がないかどうかわかったものではありません。原発問題が、戦後最大の疑獄事件に発展しないとも限らないのです。



1544.腐臭を放つ政官財。19/10/4-10/5

・郵政副社長(元総務事務次官)がNHKを攻撃。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338371
コメント:見当違いの非難を口にする前に、天下りの自分の辞表を用意するべきではないのか。自分たちの不徳と不正、経営の無能を棚に上た無責任な発言。現在の日本郵政の体たらくに、経営陣には責任がないと言わんばかりの、思いあがった態度は理解不能(宇宙人)。国民感情から遠く離れている。
メディアが政府や公共団体の不正を指摘できなくなれば、民主主義は闇です。この元役人の異常な価値観から見ても、次官時代に総務省で何が行われていたのかを、もう一度洗い直すべきではないでしょうか。
財務省、文科省、厚労省に始まり、総務省も失策(巨額を要したマイナンバー、地方から遊離したふるさと納税、NHK受信料の強制化)では、他省の人後に落ちない。しかも今また無責任で、民意から遊離した大臣が再任。これでは同省の浄化や改善は到底望めない。一時は世界の手本だった日本の官僚も、落ちるところまで落ちた感があります。であるならば、今後は、各省庁の、局長以上(ついでに市長村の助役も)は、全て国民審査の対象にするべきではないでしょうか。

・石崎、辞任も離党もしない。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338365
コメント:議員は議員でこの有様。開き直れば何でも通る、身分保障があるとでも思っているらしい。しかしN国の立花は現職でも送検されている。石崎は自分が人間として、社会的信用を失っていることが未だに信じられなのか。なぜこんな非国民が選ばれてしまったのか、経緯を調べる必要がある。自民党から離党しなくても、党籍はく奪という方法もある。逆にずっと自民党にいて、不勉強なくせに増長した若手議員の代表格として、野党を利するために暴言を重ねて貰うという選択肢もある。石崎や丸山や立花のような議員に払う歳費は、税金をどぶに捨てるようなものなのです。

・関電。パワハラ被害者面する一方で、言及避ける不都合な真実。
https://diamond.jp/articles/-/216448
関連記事。原発稼働の資格なし。自浄能力ゼロ。
https://diamond.jp/articles/-/216533
関連記事。株主総会前に問題把握。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100301001541.html
関連記事。関電社長に強まる辞任論。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338345
関連記事。20年前から法外な品。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100302000263.html
関連記事。業者から直接の例も。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338329
関連記事。1.6億円返却。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50533420T01C19A0AC8000/
コメント:庶民とは金銭感覚が異なる。ここにも(安倍首相が推進している)身分や経済の格差(支配者層と一般大衆の)が垣間見えています。
最初に金品を返して辞任すべきは、当時の原子力事業本部長の現常務たちでしょう。それにしても残りの1.6億はどうなったのか。また関電が返した1.6億はどこが出したのか。更に、返ってきた1.6億を助役はどう処理したのか。


・日米貿易協定をウィンウィンと呼ぶ、日本の敗北主義。
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/10/post-1117.php
コメント:敗北首相の敗北内閣。



1545.メディアと賞味期限。19/10/7

・NHK経営委、意見割れ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201910/CK2019100602000120.html
関連記事。報道の使命、揺らぐ危機。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2019100602000174.html
コメント:ならば誰が厳重注意に賛成し、誰が反対したのかを、国民は知る権利があります。なぜなら委員の給与は国民が負担しているからです。そして、賛成した委員(NHKの役割を理解していない人たち)には交代を要求します。

TVのバラエティ番組は、つい見てしまうものの、得るものは限りなくゼロに近いので、無断な時間を過ごしたと、後で後悔することもしばしばです。加えて、賑やかしにすぎなくとも、なぜこのようなタレントが毎回登場するのかと思わざるを得ないことがあります。いわゆる切れ芸の人たちは、そのタメ口を聞くだけでも不愉快(梅沢富美X、カンニング竹X、長嶋一X、高嶋ちさX等)です。一方感覚が古く、知名度だけで内容がない(馬鹿なMCの「ふり」をしているだけかもしれないが)人たち(高X英樹父子、西Xきよし、武X鉄矢、北Xタケシ、神X正輝=俳優業は別、有働由X子、指X莉乃、和Xアキ子、松本X志、ついでに田X総一朗等)は、一言で言って、既に賞味期限切れではないかと思います。

TVに出演して、内容のないことをしゃべり散らすことが彼らの生業なら、出演するなとも言えないので、一視聴者としては、番組のテーマに関わらず、彼らが出演する番組は敢えて視聴しないことで、無駄な時間を過ごさないように自衛するしかありません。

またタレントでなくても、なんでこんな人がコメンテーター席に座っているのか、と首を傾げたくなる人も見かけます。竹田ナニガシもその一人です。こうした外国ではあまり見かけない現象は、一言で言えば、日本の電波メディアの質(含む関係者)が劣化しているという事だと思います。
関連記事。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00000175-sph-ent



1546.問題山積。19/10/8

・代表質問スタート。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100700779&g=pol
関連記事。枝野、会派結束を優先。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20191007/k00/00m/010/216000c
関連記事。トウモロコシ購入の約束なし。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191007/k10012116611000.html
コメント:やっと国会が始まりました。何という空白期間の長さ。しかもその間に問題は山積みです。台風被害、関電汚職、郵政のNHKへの圧力、屈辱的な貿易協定、ミサイル発射、韓国関係、不自由展への補助中止、etc.,
代表質問では、枝野が大島議長の改憲議論の示唆を、越権行為として取り上げました。台風への無策、東電の情報遅延、関電の資金還流、経産相の原発の変心も、指摘。消費税のポイント還元は、店舗の1/4しか参加していない(できない)。「言うまでもなく」安倍首相は、枝野の質問にまともに向き合うことはなく、いつものようにはぐらかしとすり替えに終始していました。眼鏡姿が父親そっくりの将軍閣下の、虚言癖も健在でした。

・キャッシュレス急拡大。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50720210X01C19A0MM8000/
コメント:消費者の利便性、安全性は二の次、三の次。ここにも国民の「不自由」。政府が完全に企業寄りの上に、日経のヨイショ(対政府、経営者)も目に余ります。これはもはやジャーナリズムではなく、単なる広告代理店です。日経が手本にするWSJとも異なる、「異質」な新聞社です。対照的なのは以下の東京新聞の記事です。

・増税で経済不安が70%。軽減税複雑が82%。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201910/CK2019100702000132.html
関連記事。ゲノム編集食品。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019100702000141.html
コメント:政府は民意を軽視し、事実上のやりたい放題。それが安倍政権の「真実」です。だから安倍改憲を推進してはならないのです。草案でも国民は二の次だからです。しかも安倍政権が「議論を尽くし、丁寧な説明で、国民のご理解を頂いた」法案が、かつて一つでもあったでしょうか。

ところで、ムーの世界という番組をスカパーと衛星の両方で見ています。ディスカバリーとナショジオもよく見ます。ムーの10/6の放送分(但し2017年の再放送)で、司会の手祖占いの島田秀平が、興味深いことを言っていました。写真で集めた金正恩、トランプ、安倍首相の手相を見る機会があり、三者があまりにも似ているので、驚いたというものです。3人とも感情線が短く、上向きで、これは感情的で、かつ興奮しやすい性格を示しているとのことです。中でも最も感情的なのは、安倍首相でした。また生年月日占いでも、3人は全く同じで、冷酷な面があるとのことでした。
更に困ったことだがと前置きして語ったのは、四柱推命で占うと、金正恩の運気が上がっている(2017年時点で)というものです。しかも運気が最高になるのは2019年とのことで、これは実態とも一致してます。



1547.渋沢と安倍。19/10/9

少し前ですが、NHKがヒストリアで渋沢栄一を取り上げていました。大隈(政府)と岩崎(政商、財閥)が手を組み、渋沢への発注を反故にして、官営の製紙工場を作るなどの嫌がらせがありました。(民営の)渋沢が政府にいた当時、日本初の租税制度作っています。日本に資本主義(=民間企業)を導入した功労者です。何より渋沢の「人々が共に豊かになる国を作るために努めたい」という言葉は、額にして、議事堂の正面に飾りたいくらいです。かたや安倍首相は、以前、経済格差はないと開き直ったことがある。渋沢の理想と真逆の、権力者と富めるものだけが、豊かになる国なのです。

関連記事。衆院代表質問。台風初動は適切。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201910/CK2019100802000153.html
コメント:対策本部も設けずに、どこが適切ですか。しかも関電の事件の解明を関電に任せるということは、暗に隠ぺいを指示しているようなもの。政府に火の粉が掛かるを警戒して、もみ消しを図っているとしか思えません。電気料金がめぐり巡って電力会社の幹部の懐に入る(しかも巨額)などという事を、国民が認める訳がないでしょう。野党と国民は、この事件を徹底追及することで、(腐敗した自民党の)安倍政権の息の根を止めなければならないのです。

関連記事。世耕に600万円献金。元助役。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338869
コメント:やはり国政にも原発の腐敗が波及していましたか。



1548.なんでん関電。19/10/10-11

参院代表質問で共産党の小池晃の質問が、関電に対する政府の姿勢を含め、まさに国民が感じている疑念、疑問を的確に表現していました。引用すると長くなるので以下のサイトでご覧頂きたいと思います。大塚耕平の質問も正しい指摘でしたが、上品過ぎて、迫力に欠けました。党名はともかく、共産党を残すことは、国益のために必要だと感じました。ちなみに新任の三東議長は、厚化Xが気になります。なお、登壇する議員のコップに水を注ぐ時間は無駄だと思います。どうせ人が代わるたびに、コップも変るのでしょうから、職員がその都度、水も注いでおけば良いのではないか。気を落ち着ける時間いなどという甘えは許されないのです。
関連情報。小池晃の代表質問。動画。
https://www.youtube.com/watch?v=pl0kJvgCW6o
関連記事。首相答弁。まるで他人事。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019100902000135.html

・関電、幹部6人退陣。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191009-OYT1T50243/
関連記事。内向き体質に批判。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50818580Z01C19A0MM8000/
関連映像。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012119191000.html
関連記事。電力会社では人間が腐る。
https://diamond.jp/articles/-/217001
コメント:慌てて会長が辞任。社長も追って辞任の予定。官邸から猛烈な圧力が掛かったことが容易に想像できます。それはそうでしょう。関電の幹部が、国会で証人喚問を受け、野党の攻撃にさらされでもしたら、ひとたまりもないからです。原発政策そのものが国民からそっぽを向かれ、二度と原発が再稼働できなくなるのです。だから裏側では、政府が必死になっているでしょう。経産大臣にもわいろが回っているのだから、ことは重大であり、政府は到底知らぬ存ぜぬでは通らないのです。しかも1億円を受け取った連中は、姿を見せていないのです。
好むと好まざるとに関わらず、安倍政権は事実上の崖っぷちにいるのです。関電の幹部の辞任という、とかげの尻尾切りで幕引きに出来るような事件ではないのです。これは、国民が(賞味期限がとっくに切れて)腐敗した安倍政治の全容を、明らかにできる機会なのです。「返せるものは返し、引責辞任した」で済ませられる問題ではありません。なぜなら原子力行政にこそ、こうした腐敗を引き起こす、主たる責任があるからです。関電による第三者委員会などは、茶番の最たるものです。なぜなら行政の責任に踏み込まないことは、最初から分かっているからです。
この事件を契機に、原発(と安倍政権)の闇が明らかにできれば、元助役にはむしろ国民栄誉賞をやりたいくらいです。ところで汚職の経産大臣の同じ管轄下にあるのに、関電だけが特別なのでしょうか。最大の疑問がそこにあります。電力会社と行政の癒着を超えた一体関係。日本の行政の暗部の基本構造です。

関連記事。世耕に600万円献金。元助役。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338869
コメント:やはり国政にも原発の腐敗が波及していましたか。


・公益事業が金銭癒着の温床。関電は解体出直しを。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019101002000176.html
関連記事。関電の第三者委員会には限界。
https://toyokeizai.net/articles/-/307542
関連記事。稲田にも流れた原発マネー。
https://mainichi.jp/articles/20191010/k00/00m/010/131000c
コメント:昨日の予算委員会で馬淵が、具体的に追及しました。安倍首相は、全容解明、信頼回復、再発防止を約束しました。



1549.お邪魔虫は無視。19/10/18-29

埼玉の参院選の補選、上田と立花の政権放送を聞きましたが、上田は議員の経験もあるし、破綻はありませんでした。ところが問題の立花は、勢いだけで勝負しており、どこそこの誰それ(殆どなじみがない人たち)が応援してくれているという自慢話だけ。NHKの番組でNHKをこき下ろしたと威張って見せたのです。ところが自分は区議を脅して書類送検されているのです。

NHKのスタジオで、NHKをぶっ壊すというシュプレヒコールに同調せよとNHKのスタッフに要求しました。むろんこの悪質な冗談に同調するスタッフはいませんでしたが、一瞬ざわつきました。それが狙いだったのでしょうが、NHKの政見放送で、ざまあみろと騒いでみせたのです、なんたる低レベル。しかも、肝心の政策も、党の目標の説明もほぼゼロ。自分を馬鹿だと言う人もいるが、ホリエモンが、自分を頭がいいと言ってくれた(ならばホリエモンも馬鹿ということです。もしくは人を見る目がない)などとぶち上げるだけ。彼から連想できる政治家は唯一トランプだけです。国民が皆、立花と同じ知能レベルだったら、日本はとっくに滅亡しています(だから第二次大戦で一度滅びた)。IQもEQ(立花は意味さえ知らないでしょう)も小学生以下とお見受けしました。その点でも、トランプにさも似たりです。

区議脅迫の書類送検が(見せかけの)辞任の最大の理由でしょう。但し自分では絶対そうとは言わないでしょう。N国の議員が繰り上げ当選になったので、万が一、補選で立花が当選すれば、議員数を増やすことが出来ます。再当選すればみそぎになるとでも思ったのかもしれません。書類送検されても、自分は国民の信任を得たという言い訳が出来るからです。どう転んでも損はない、既得権も残ると思ったのでしょう。

一方、補選で負けても(間違いなく負けるが)近づく衆院選で(これまた間違いなく)立候補するでしょう。そこでなら必ず当選できるだろうという読みで動いているのでしょう。でもそんなことくらい、誰にでもお見通しなのです。山本太郎が議員でなくても党首で活動しており、衆院選の準備をしていることから、思いついた猿知恵だと思います。しかも落選しても、(理念なき政党の)党首として、政党助成金をしっかり使うつもりでしょう。国民の一人として、彼には一円たりとも使って欲しくありません。

立花やN国を応援する一定数の人たちがいるという事が信じられません。ネトウヨが安倍支持なら、ネット無党派なのでしょうか。声が大きければ誰でもいいのでしょうか。今更言うまでもなく、誰にでも思想、政治信条の自由はあるけれど、その自由を保証している憲法の理念どころか、基本的人権さえ理解していない者を、国会に送り込もうというのは、自分で自分の首を絞めるようなものであることを理解する必要があります。なぜならそれは日本版ナチス(差別主義)の種を撒くようなものだからです。しかも一度前例が出来てしまえば、第二、第三の立花が出て来ないという保証はないのです。

なおNHKは、N国からの批判について、一定の支持層がいることを認めるという「敗北宣言」を出したことがあります。現在の上田会長の言葉です。しかもこの人は予算委員会で、郵政の鈴木福社長を結果的に擁護したこともあり、なんでこんな人が日本の放送ジャーナリズムのトップに君臨できるのか、全く理解できません。大NHKの看板としての覚悟が不十分であり、籾井と比較してややましというだけの、お粗末で中身のないトップだと言わざるを得ません。経営委員会とやりあうことさえ出来ないという点では、籾井以下かもしれないのです。

ネガティブ情報でもなんでも、話題になった方が勝ち。それが立花の炎上商法です。なので、今後はWTWも彼の話題には余り触れないようにしたいと思います。なぜなら立花に取って一番こたえるものは「無視」だからです。ならば国民はそれを武器に使うべきなのです。
関連記事。・投票率8割の国が民主主義杉の危機を警戒。日本に通じる課題。
https://toyokeizai.net/articles/-/308703
コメント:一読を。

立ち読みした週刊文春によれば、神戸教師いじめ事件で、性的行為を強要したとのこと。反社どころか犯罪者です。
関連記事。子供同士でもいじめ増加。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012137221000.html
関連記事。被害女性が提訴。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191018-OYT1T50134/


参院議員を任期途中で辞職し、すぐまた参院補選に立候補する。これほど選挙民を馬鹿にした行為があるだろうか。百歩譲っても、自分以外の候補者を立てるべきだろう。辞職勧告が出る前に、先手を打ったつもりかもしれないが、こんな法の網をくぐるようなまやかしがどうして通用するのか。たとえ数は少なくとも、自分を選んでくれた国民に対する感謝や敬意の気持ちは、かけらも感じられない。どこまでも国民をコケにしていると、必ず報いが来るだろう。それだけは断言しておきたい。しかも素性があまりにも良くないので、叩けばほこりが山ほど出るかもしれない。週刊文春に期待したいところです。


・参院埼玉補選、多くの問題残した。連敗恐れた自民党。立花は有権者を愚弄。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019102802000153.html
コメント:何といっても問題は低投票率です。



1550.景気を直視せよ。19/10/20

・苦しい政府の景気判断。
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-suzuki-akihiko-idJPKBN1WX0AD
関連記事。景気判断5カ月ぶり下げ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51143210Y9A011C1EA4000/
関連記事。悪化からの脱出は困難。明確な景気後退のサイン。
https://toyokeizai.net/articles/-/308086
関連記事。世界中で金融から財政へシフト。
https://jp.reuters.com/article/column-tamaki-kazuhiko-idJPKBN1WX0ZI
関連記事。なぜ安倍政権は財政政策を発動しないのか。
https://toyokeizai.net/articles/-/309038
関連記事。法人税の不合理。
https://toyokeizai.net/articles/-/307147
関連記事。高齢者に働けと言いながら年金を減らす。
https://diamond.jp/articles/-/217839
関連記事。貧困高校生を顧みない大学入試新テスト。
https://diamond.jp/articles/-/217835
関連記事。武蔵小杉ざまあのSNS。深刻な社会分断。
https://toyokeizai.net/articles/-/309170
コメント:貧富の差の拡大を含め、すべてがアベノミクスの弊害です。

・欧州中央銀行の政策を歪ませる、インフレ目標2%の呪縛。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/2-155.php

・今はリーマンの続編中。
https://toyokeizai.net/articles/-/309545

・米製造業は不況が過半数。
https://jp.wsj.com/articles/SB12480707376259223915504585603232853081458


・都知事の北方領土発言に露が反発。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6339948
関連記事映像。スポーツを冗談に使うべきでない。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138451000.html
コメント:物言えば唇寒し秋の風。女帝にとって何が重要なのか。